レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまでのレビュー・感想・評価
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絶対カップルで行っちゃだめ!!
ひーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
「燃え尽きるまで」という副題とポスターしか知らずなんとなく観にいったら・・・本当にショックを受けました。
いかにもよくある話。だけど恐ろしいほどに生々しい。
そしてぐったりするほどの緊迫感。
とにかくとことん苦い。希望がない。疲れる。大人になりたくなくなる。笑。
ケイト・ウィンスレットはすごく演技がうまいけどかなりおばさんになっていて驚いた!
ほんとにこれは、大人の映画だと思う。よく出来てるし、ちょっとないぐらい衝撃を受けるし考え込んじゃう。でも私は大人になってもマンマ・ミーアとか観てたい・・・
とりあえず絶対にデートムービーではないので注意!!
現実を見せつけてきます!!
あまりにも悲しい、そしてリアルな話しでした。
ここで描かれるのは、男の本性と、女の覚悟です。
勝手な解釈ですが、描いていた夢が遠ざかった場合の男性と女性の、現実との向き合い方の違いでしょうか。
覚悟のできない(割り切れない)男性と、
覚悟ができる(割り切れる)女性
この根本的な部分での違いを初めてリアルに描いた映画ではないでしょうか?
『めぐりあう時間たち』の中でもジュリアン・ムーア演じる専業主婦が生き甲斐というものに疑問を感じ、生き場所がない苦痛を表現していましたが、この50年代のアメリカにはなにか、そんな背景があるのでしょうか?
専業主婦となった妻が、目標とするものは?
夫にすべてを託してしまうのでしょうか?
そして、その夫は、その期待をどう思うのでしょう?
夢が現実となった時、期待がプレッシャーになったりするのでしょうか?
二人のどちらかが間違っているというのではないと思います。ただ、期待するもの大事にするものがずれていたり、相手に期待する部分、自分がすべき部分が違っていたり、夢が叶わなかった時に自分なりに、どう処理していくか・・・・
ケイト・ウィンスレットは、完璧に演じています。本当に上手な女優さんです。スターというより演技派女優ですね。
この作品は、内容的に決してデートムービーではありませんが、カップルで観て議論するのもありかも。
原作にもあるのですが、ラストカットが、気に入りました。もちろん、皮肉が入っているのですが、〝うまくいくには、こうすること〟の意味が含まれていて現実はともかく、シーンとして
演出として気に入りました。
絶望的な虚無感
切なすぎる・・
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