「心の病気」レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで みのむしさんの映画レビュー(感想・評価)
心の病気
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真理をを語る者は心の病気とされる。
ごっこ遊びをすれば、表面上はうまくいく。
絶望的な空虚さを逃れる術は、絶望を感じないようにすること。そして感じている違和感を表には出さないようにすること。それ以外に道はない。だから心の病になった人に『心穏やか』に生きられる道はない。
それを追求してしまったエイプリルは心の病とされるがそうされた人にとって、きっと普通でいられる人が不思議に違いない。だって普通の人が馬鹿みたいにきっと見える。
みる角度を変えると、自分勝手なエイプリル。自分本位でしか考えていないから、苦しくなる
でも、子供を産むと、自分より家庭や子供を優先しなければいけないことが増えてしまう。
元の生活にエイプリルにとって本当の幸せはあるの?元の生活がエイプリルをそうさせてしまったのに。
母親は、家庭と子供のために生きるしかないの?
人間はたくさんの顔を持っていて、それを両立させていくのが難しいように時々感じる。
日常に潜む人間のこころの真理を描いた作品でした。
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