THE 4TH KIND フォース・カインドのレビュー・感想・評価
全57件中、41~57件目を表示
THE 4TH KIND
どうしても見たくて、見たくて、見たくて・・・
いっそがしいのに仕事放り出して、駆け込みました。
この作品は、単純ホラーじゃない。
映像としてはドロドロじゃないんだけど、
心の中にドロドロなものが立ち込めてくるっていうかね、
ホラー、得意なのに、この日の夜は眠れなかったデス。(><)
まさに、「信じるか信じないかは、私次第」。
で、私は、宇宙人、信じますわん。
かなり観る人を選ぶ作品
アラスカ州にあるノームという小さな町では、不自然なほどの数の行方不明者が発生し、FBIによる訪問数も桁違いに多くなっていました。
心理学者のアビゲイル・タイラー博士は、2000年10月。不眠症に悩む住民達のカウンセリングと催眠療法を行い、それを映像と音声で記録に残しました。
映画は、その記録映像・音声・タイラー博士のインタビュー映像、そして、再現映像が絡み合って話が進んでいきます。
不眠症に悩む住民達が、真夜中に共通して目撃している「白いフクロウ」。その謎に迫っていくうちにタイラー博士の身に大変なことが起こるんですが・・・。
ある意味では、映画のタイトルである【THE 4TH KIND】自体がネタバレのようなものなんですけど(苦笑)、多分、期待して観て、がっかりする人が大半のような気がします。
ただ、その手のSFやオカルト物が好きな人には堪らない内容ですね。僕もこの作品は見せ方が斬新で面白かったです。
で、最終的に作品としては明確な結論は出てません。
「信じるか、信じないかは、あなた次第」という宣伝文句通り、投げっ放しで終わってます。
でも、敢えて判断を観客に委ねるというこの作品の終わり方は、上手いと思いました。
一言で言えば、「お金を掛けた超常現象特番」という感じですね。
ちょっと…これって…マジスか??
その…これって所謂、モキュメンタリーってやつなんですか??
「ブレア・ウィッチ」的な??
それとも、その…実際に起こった出来事??
あの記録映像が実際のものであったら…白いフクロウが○○人で、シュメール語が○○の言葉??……マジスか??
ツクリモノであってほしいなあ…
「真実はあなたの中」なんて都合の良いセリフで締め括らないでほしい。
ハッキリしてほしいス…。
あれが本当に起こった現象であるなら、もう自分は夜寝られませんw
外出も出来ません。毎日、布団の中で震えますよwww
――て、ぐらいの衝撃でしたw
映像的には、そうですね…触込みにあった程の衝撃度はありません。
でも、事実と捉えてしまうと……恐怖ですよねw
「ウッソだあ」程度に軽く構えて鑑賞した方がいいかもしれませんw
あんまりマジになると、かっなり怖い…
だもんで、自分はツクリモノだと勝手に結論づけましたよ!!
何しろ「真実はあなたの中」なんですからw
TV特番か何かを見てる感じが拭えず……
本編に登場する記録映像の真偽はさておき、記録映像と再現映像を同時に見せる試みは確かに記録映像のリアリティを高めている……
高めているのだが、同時に再現映像の方を陳腐に見せてしまう両刃の剣でもあった。
ミラ・ジョヴォビッチやウィル・パットンらの演技が不味い訳では無いのに、再現映像と比べて過剰すぎる演出(フクロウのアップや細切れなカット)が登場するたび、実際(?)以上に怖がらせようとしてる感じを受けてしまって興醒め。
記録映像も、ギョッとしたりするシーンはあるが単なるコケオドシな感じで、後を引く怖さは感じなかった。
結局、一番怖かったのは実は自分の恐怖体験を語るゲイリー博士本人の顔だったりする。
「そういや『シャイニング』のシェリー・デュバルも顔怖かったよなぁ」なんて雑念を鑑賞中に何度も振り払いつつ。
そんな感じでイマイチ作品に入り込めず、このテのTV特番でも眺めているような、一歩引いた感じでの鑑賞に終始。
とはいえ怖くない訳では無いし、明解な結末を迎えない展開はやはり薄気味悪い。
「いやいやフェイクでしょ?」などと笑いながらも、夜眠る時に目を閉じるのが少し怖くなるような、ぬめぬめしたイヤな後味は残る。
両極端にwwww
賛否が極端に割れる作品ですね。
ボクとしてはなかなかの良作です。
久しぶりに出会えたツボ映画です。
ネタバレしちゃえば偽ドキュメンタリなんだけど、
それを知らずに観に行ったボクは
「うぉwwwもしかして宇宙人?wwww」
「これは本物だろwwwwまじヤバスwww」
などと信じ込みそうになったところで、
「いやwwwwwこれは偽モノだろwwww」
というような映像ではぐらかされたりと、
製作者側に意図どおりに乗せられてしまってました。
観賞後、ネットで調べてみてから「偽ドキュですよねーwwww」と把握。
【バラエティ特番UFO特集】のリアリティをトコトン追求した作品。
って感じでしょうか。
トコトン追求って言っても、所々に胡散臭さを出して遊んでいるのがおもしろい。
どうぞみなさんも、からかわれて遊ばれに行ってください。
良作と言える作品
アメリカはアラスカ州のノームという街で起こった怪奇現象を実際の記録映像と、ミラ・ジョヴォヴィッチらキャスト陣での再現映像とを組み合わせたドキュメンタリー風映画である。
見終わった後で、これだけ尾を引く作品は今年なかったので衝撃的だった。
本作は実際の記録映像と、再現映像の組み合わせという触れ込みだが、事実はそうなのかは分からない。wikiなどを見れば、今作を巡って本国アメリカで論争が起こっていることが窺えるように、記録映像も含めすべて作りものの可能性もあるのだ。
ジャンルで言えばクローバーフィールドのような、創作を本物のように表現する「モキュメンタリー」に分類される映画がこれだ。
ネットやレビューでも、「しょせんは偽物だから大したことない映画だ」というような感想がチラホラと見受けられるが、そうは思えない。
映画を見ている間は、それが事実であると考えてしまうくらいの作りに仕上がっているし、少なくとも、しょせんは偽物、と切り捨てるには惜しい作品だ。
これは気晴らしに見に行くようなエンタメ作品ではなく、人によってはドキュメンタリーであったり、SFであったり、パニックムービーになる。
私は、見て良かったと思えた。
それに、上映時間が1時間40分という短さがいい。最近は、大したことないのに時間だけは長いという映画が多いのでそれだけで好感が持てる。
これは酷い
患者(?)が突然起き上がって観客をびっくりさせる映画。
何故かシュメール語で話すウチュー人。
記憶を消したり都合よくノイズを乗せるような進んだ科学力を持ちながら、人を自力で引っ張ってさらう。
『私は神だ』『娘、返さない』とわかりやすく解説しながら、入るときはドアから入り、出るときは天井をすり抜ける。
(『96時間』の方がまだマシな誘拐してたぞ)
終いには『オレンジ色の光が…』って、笑わせようとしてるのか?
意味深な要素をちりばめてそれらしく構成してはいるが、脅かすだけでまったくといっていいほど中身が無い。
(65時間の記録映像はどうした?)
意図を補足するため、演出まじりに監督がわざわざ出てくるのだが、いい映画は観客に自分で考えさせるものだ。
ミラ・ジョボビッチをはじめ出演陣は豪華だが、皮肉なことに中身の荒唐無稽さを強調してしまっている。
肝心のアビゲイル・タイラー博士もメイクしすぎ。 貞子か?
唯一の救いはグレイが出てこなかったことか。
短いけど衝撃的で十分楽しめる
映像は、超常現象を再現フィルムにしたもので、
所々に実際の映像を差し込むリアリティを感じられるつくりです。
HAKAISHAやブレアウィッチはリアルにみせる作り物でしたが
こっちは再現フィルムに実際の映像を差し込んでいるので
怖さをかなり感じますね。
実際にあった超常現象なので当然最後ははっきりしないで
観る人に任せる終わり方なのは解りきっていることですが
実際に終わっても損したとは思いませんでした。
それくらい実際の映像が衝撃的でした。
かなり乱れますが、それでもかなりびっくりデス。
短い映像ならびっくりするようなものが撮れる事はありますが
これくらい衝撃的な映像がたくさん撮れれば一本の映画に
できるってところでしょうかね。
DVDでもいいので是非ご覧ください。
これまでのこういうジャンルの中で
サイコパスとしても観れるし、純粋のミステリーとも取れる。
実話だとしたら、かなりの衝撃。もちろん心因反応と定義すれば、解釈は別物になるんだろうが。
ビデオが見えないじゃん。って怒る前に、本物なら、逆にそういう磁気障害があったほうがリアル。
期待しなかったからなのか、緊張感たっぷりに観れました。
こういう人生はぜったいイヤだなあ。
いくつかの謎がある。
いくつかわからない部分もあり、これは推測するしかない。これは説明がつきにくい部分もあり、謎のままの部分である。また説明ができない部分もある。
この分野ではドラマ「Xファイル」などうまく取り上げていると思う。
たとえば、行方不明になった人はどこにいるのだろうか?ということも謎である。
『X-ファイル』『放送禁止シリーズ』っぽく、感じちゃいました
予告編が気になり鑑賞決定。
ホラーは得意でないのですが、
今晩、夢に出てくるのを覚悟してみてきました
(『アイ・アム・レジェンド』元旦に観に行き、
初夢にでてきて飛び起きるというなんとも
まぬけなことをしでかしたことがあるのです(苦笑))
☆彡 ☆彡
なるほどね
『X-ファイル』とか
『放送禁止』シリーズが好きな人には向いているかな
ホラーで怖い云々以前に、
実物のタイラー博士の、
痩せこけて、それが故に
眼が飛び出ているように
見えてしまう姿のほうが、怖かったです(苦笑)
アラスカ州ノームで実際にあった話として、
記録映像と再現映像を交えながら進められるのですが、
本当と思えば怖いですし、記録映像自体を偽物だと思う人には
苦痛な時間でしかないでしょう。上映終了後「お金返してよ」と
かなり真剣な口調で怒っていたおじさんがいたくらいですから。
わたしは、この手の話しは、
どちらかと言えば好きですので、
中盤から終盤にかけては、身を乗り出して観てしまうほど。
リーフレットには
“信じるかどうかは、あなた次第”と書かれていますが
そんな見方よりも、大人の真剣なお遊びくらいの感覚で
リラックスをして、鑑賞をするのが、懸命な気がします。
“フェイク・ドキュメンタリー”
『放送禁止』シリーズが好きな人なら、
この言葉を知っていると思いますが、
あまり力まずに割り切って観る娯楽作品ではないでしょうか。
☆彡 ☆彡
ホラー好きな人が観に行くのだとすると、
物足りなさが残る気がします。だって、
ホラーの得意でない私が、こんなにも冷静なわけですから。
私は、普通に楽しめたので星3つをつけますが、
「おもしろいよ」と声高に薦められるタイプの作品ではないです。
感心のあるかたは、
金券ショップで1,300円の前売券を買うか、
サービスデーで1,000円の日に一度ご鑑賞下さいませ。
覚悟が必要
試写会に行ってきましたが、予告編とは違って中身の濃い良い映画という感じでした。このようなことが現実に発生しているのなら、寝ぼけ調子でのんびりと時代の流れに流されている私にとってはいろいろと考えさせられます。
カンジンなところがわからない、のがこの映画のみそ、です
アラスカの田舎町で現実に起きたことを、実際に撮られた映像をおりまぜながら見せるセミ・ドキュメントドラマ。町の住人たちが、なぜ睡眠障害にかかり、恐怖を感じるのかが、リアルに描かれている。
この映画のポイントは、恐怖のものは何なのか、それが最後までよくわからないところだ。主人公の女性心理学者も、夫がその恐怖のモノに殺される、という経験をするのだが、自分のとなりで起きた殺人にもかかわらず、どんなものに襲われたのかが見えてない。睡眠障害にかかった者たちも、自分を襲う恐怖のモノに脅えるのだが、それが何なのか皆目見えてこない。だから、観客にもどれほどの恐ろしいものなのか、ドキドキしながら最後まで見届ける、のだが、結局、わからない。しかし、わからないからこそ、恐怖におののく画面の人たちと恐ろしさを共有しているように感じられる。そこが、この映画の面白さなのである。
恐怖を共有できるのは、睡眠障害にかかった者たちの実際の映像が本当に怖いと感じるからだ。まるで発狂したかのような、恐怖と出会った瞬間の様子は、並の恐怖映画よりも恐ろしいものだった。恐怖映画ファンには、ぜひおすすめしたい作品だ。
実は物語の中ほどで、恐怖のモノとは何かというのが、おぼろげながらわかってくるのだが、それはネタバレにつながるのでここではやめておく。ただ、ヒントだけ言っておくと、
この作品をめぐって、懐かしの矢追純一氏と大槻教授のバトルを、ぜひ見てみたいものだと、見終わったあとに思った。吉村作治教授にも論戦に加わってくれれば、かなり面白い舌戦が展開されるだろう。
新しい感覚になれる仕上がりの作品
実写と演技の映像を並べているあたりに実在感を感じられて良かったです。体験したことのない現象にたいする恐怖心や不安をうまく刺激していく展開は現実なのか作り物なのか見ていて引き込まれていきました。まさに、見ている人の感覚次第です。
信じようと信じまいと
実録版風X-ファイル???
一部の紹介文に「スリラー映画」とありますが、スリラーや
ホラーというよりも、「ドキュメンタリー風サスペンス」とでも
言ったら良いのでしょうか・・・?
リプリーではありませんが、まさに「信じようと信じまいと」の
世界でした。
全57件中、41~57件目を表示