劇場公開日 2010年10月1日

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「宇宙ものSFの佳作」パンドラム tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0宇宙ものSFの佳作

2014年1月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

難しい

SF映画作品として十分なクオリティで、最初から最後まで楽しめた。
冒頭はスターウォーズを思わせる宇宙船の登場、歴史の概要があり、主人公はマトリックスを思わせるコールドスリープからの覚醒、エイリアン?と思いきやミュータント登場でアイアムレジェンドを彷彿とさせられ撃退にはアイアンマンのエネルギー弾(あるいはマイノリティリポートの鎮圧用ショットガン)のようなもので戦う。後半はタイムマシンのシーンを彷彿させられるシーンがある。
SF作品のオマージュが多数散りばめられている。元ネタを考えながら見るのも面白いかもしれない。
パンドラムというタイトルからもなんか嫌な予感がほとばしっていて、人間の精神が云々とか希望がどうとか言い始めたらどうしようかと思ったが意外と精神描写に割かれる時間が少なく、あっさりめである。
巨大な宇宙船内をミュータントと闘いながら目標へと突き進むという内容は単調かつ地味であるが、スリラーとしての緊張感を保ちつつ謎が徐々にとけていくのは面白かった。すべて会話であり説明的なセリフが少ないのも好感を覚えた。
突っ込んだらきりがないが、巨大船内と長距離航行というシチュエーションが好きな同好の士はぜひ

tabletap