「『ドキッ!女だらけの水泳大会』から『ガブッ!ピラニアだらけの丸かじり大会』へ」ピラニア3D 全竜さんの映画レビュー(感想・評価)
『ドキッ!女だらけの水泳大会』から『ガブッ!ピラニアだらけの丸かじり大会』へ
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『ドキッ!女だらけの水泳大会』から
『ガブッ!ピラニアだらけの丸かじり大会』へ。
B級ホラーならではの見事なスライド。
でも、サービス満点に飛び出していたのは、ピラニアより水着のオネエちゃん達だったような気がする。
●別に襲う場面では無いのに、やたら煽る過剰な演出。
●予兆を危惧して、イベント中止を呼びかけても誰も聞き入れず、いざ襲われたら、もう後の祭。●グラマラスギャルは真っ先に襲われる。
《脱ぐ=喰われる》と思え。
●横暴なオッサンは山場で一番ムゴい殺され方をされる。
●主役カップルとガキは絶対に死なない。
●そんな簡単な退治方法で解決できるなら最初からヤレよってお粗末な作戦で怪物どもを一斉に倒す
etc.etc.お約束は見事なぐらいに踏襲で元ネタを知る世代のシネキチには嬉しいが、その分、球を置きにいく感じがして面白味に欠けた。
あと、吹替版で警官を担当した出川哲朗のアテレコが酷過ぎ。
こんなん「ヤバいよ、ヤバいよ!」言わせたいだけの起用が露骨で最も痛々しい点やったと思う。
では、最後に短歌を一首。
『無防備な 果実喰べごろ 牙の群れ ピチピチ飛び出す ビキニの生贄(ディナー)』
by全竜
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