パッセンジャーズのレビュー・感想・評価
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あとから人の思いが伝わってくる
終わってみれば「なーんだ」そういうことか・・・なのだが、そこに至る謎が謎を呼ぶ過程が面白い。失踪する乗客、忍び寄る影、怪しい人物の配置がうまく、最後まで真相がわからない。アン・ハサウェイの大きな瞳に見とれている場合じゃない。音楽もいい。
観終わってから数日たって、人が持つ思いの深さがじわじわと押し寄せてくる。
『誰にも結末を話さないでください』という「7つの贈り物」はどうでもいいが、この作品の結末こそ誰にも喋るべきではない。
p.s. どうしても気になる方にヒント。
この作品、「おくりびと」というよりは、「むかえびと」。
サスペンスかと思いきや
タイトルとパッケージからサスペンスかと思ってましたが・・・。
航空機事故の生存者をカウンセリングする主人公が
カウンセリングするうちに航空機事故の陰謀に迫り、
同時に主人公に危機が・・・・
って感じで観ていくと最後はヒューマンドラマ。
で、ネタがわかった後でも、全体的に丁寧に作られていて
観ても損はないって感じがします。
初めからテンポ良く謎が散りばめられて
「何だろう」が続いて飽きない展開と
アン・ハサウェイがずーっと画面で出続けるのが
美人好きの自分にはうれしかったので最後まで
楽しく観れましたね。
この脚本だと、そのまま作っちゃうとよくあるタイプの
作品になっちゃうから、ひとひねり加えて
全体的にサスペンステイストで作ったんでしょうね。
がんばったと思います。
心に残る映画
パッセンジャーズ
思い出に変わるまで。
題名からして…ん??^^;と思うところはあるものの、
そこに疑念を抱かずに、すんなりと観られた人の方が
ラストの衝撃が大きい作品かもしれない。。
ただ。
例えば映画好きであればあるほど、よく似た
シチュエーションの作品が多すぎるほどあったため^^;
「またこれか~」感も拭いきれない。
いかんせん、限られた登場人物とその背景描写など、
何やらありそうな…でも何だかよく分かんないし…が
続くので、興味の尽きない構成では、ある。
ネタばれしちゃったら元も子もないので^^;
主人公のA・ハサウェイと共に悩みぬいて観てください。
P・ウィルソン、D・ウィースト、A・ブラウアーなど、
登場人物も魅力的で、豪華で、さらに不気味!!^^;
いちばんのカギを握る?立場のD・モースが際立っており、
久々に彼がたくさん観られて嬉しかった。
ラストを迎えた時、どう思うか…は人それぞれだけど、
私はこういうことって実際に「ある」ことだと思っている。
(だから少しでも、後悔のないように、頑張っております)
うーん~
これ、サスペンススリラーと思って観ちゃダメかも!?
サスペンススリラー映画というので
張り切って観に行きました。
(そう予告してましたから^^;)
初めはハラハラドキドキ!!!
途中・・・ありゃありゃ!?
いつの間に恋愛映画になっちゃったのぉ~???
・・・っと違う展開にビックリしましたが
結果論からいうと、まぁ良かったかな(^o^)
ラストを観るとロマンスの経緯も納得いきますかね。
じんわりと泣いてしまった私!
意外な涙でしたが、私のように泣いた女性は多いかも!?
観に来てた人たちは男性が多かったようです。
多分!生粋のサスペンスストーリーを期待してたんでしょうけど^^;
私的には、全く新しいジャンルかと思います。
(サスペンススリラーと宣伝する側が悪いのよ!!!)
アン・ハサウェイがキュートで
パトリック・ウィルソンの端整で知的な感じが良かったです^^
3月10日イオンシネマズ高崎にて観賞
新感覚サスペンスと言って良いのでは。
アン演ずるクレア・サマーズはセラピスト。
飛行機事故で生き残った五人のセラピスト担当として、
直ぐに呼び出されるのだが、
その内の一人は患者になることを拒否、
実に簡単に四人のグループのセラピストと
パトリック演ずる男性の個人セラピーを引き受けることになる。
その上、奇妙な事が次々と起こりはじめる。
グループのセラピーの対象者が一人また一人消えていくのだ。
なのに、その失踪者を探そうともしない。
それどころか、
個人セラピーをしているパトリックとの愛に落ちていく。
ここに至っては、最悪の作品にあたってしまったの?
でも、出だしはそれなりの水準だと感じたのに、
などと心の中で反問していたら、
ドラマが突然あらぬ方向に動き始めた。
実はこの結論も有りかなぁ、って思っていたのだが、
一歩その先をいってくれた。
サスペンスドラマは、こうでなきゃ!
完全にしてやられた。
そして、まぁ、それなりの納得。
感動出来るかどうかは別にして、
新感覚のサスペンス風味で、満足の一本です。
それと、アンはますます美人になってました。
巧みなストーリーテーリングにしてやられました。惜しむらくは、93分という短さ。もう少し、クレアの恋の顛末やら、ラストのどんでん返しに行き着くまでの過程を、丁寧に描いてほしかったです
試写会のサプライズとして、何故か山本モナが登場。余りに意外だったので、歓声が上がりました。本作が飛行機事故が背景になっているということで、キャスター時代の事故取材について語っていました。あと際どい質問として、どんなことで癒されるかという問いに、帰宅時ペットのワンちゃんのお出迎え挙げて、『彼(犬)』に見つめられているだけで癒されてしまうって意味深に語っていました。
といいながら、本作にも犬が登場人物を癒すシーンがあったので、見事な前振りだったようです。
さて作品の方は、テレビ朝日の『USOバスター』のウソ映像に見事に引っかかった感じのどんでん返しがあり、唖然としました。
意外な神秘さという点では、大林宣彦監督の作品に似ているかもしれません。
帰りがけの観客も口々に普段よりも多くストーリーを評し合っていたけれど、その口調には、なにやら怒りの波動を感じずにいられませんでした。
だってそうでしょ、なかなか面白くなったなというところで、それらが全部いきなりひっくりかえって、衝撃の史実が明かされるなんて!じゃあ90分間全然勘違いのストーリーを見せつけられたのか、あれは何だったのか!もぉ~と愕然となった次第です。
飛行機事故のあとに次々起こる不可解な謎。余計な説明はカットして、次々と謎が隙間なく畳みかけるように描かれていきます。どうも飛行機会社が事故をもみ消したがっているとしか考えられない状況をたっぷりさんざん暗示させる伏線部分は、社会派サスペンスとして、凄く引き付けられました。
しかも主人公クレアと患者との間で恋が生まれるラブストーリーもあり、濃厚なベットシーンまで加えて、現実感を演出しておりました。
ああ、そのシーンですら・・・(う~何も言えましぇん)
登場人物が消えていくこと。何年も前に死んだはずの人物やペットの犬が登場するところで気がついたという人もいたようですが、小地蔵はすっかり騙されたぁぁぁ!
観客を完璧に騙してしまうロドリゴ・ガルシア監督のストーリーテーリングと心理描写の巧みさは脱帽ものです。
ただ惜しむらくは、93分という短さ。もう少し、クレアの恋の顛末やら、ラストのどんでん返しに行き着くまでの過程を、丁寧に描いてほしかったですぅ。こっちが鈍感なだけかもしれませんが。
それにしても、モナさんも指摘していましたが、アン・ハサウェイは実にキュートな女優さんですね。チャームポイントは、大きな瞳。注意してみると、ホント大きいんです。 ただ可愛いだけでなく、監督の演出にパーフェクトに答える演技ぶり。
セラピストとして患者に接するところなんぞリアルティ満点で、すっかり騙されました
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