パッセンジャーズのレビュー・感想・評価
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ゴースト・ストーリー❓
大好きな女優の1人、アン・ハサウェイの2008年、若かりし頃のサスペンス作品。飛行機事故をモチーフとして、その機に乗り合わせていた生き残り乗客とその乗客のトラウマと対峙するカウンセラーとの物語。
飛行機事故がパイロットの操作ミスとする航空会社。しかし、生き残り乗客の中に、エンジンの爆破を見た、という証言も…。いったい、どちらが本当なのか。そして、カウンセラーのクレアのもとでセラピーを受ける乗客が、1人、また1人と消息を絶つ。
最後は、ドンデン返しの落ちが待ってますが、途中から結末が読める布石も散りばめられ、シックス・センスを思い起こす内容。
まぁ、それほどの展開ではないし、サスペンスというよりは、ラブ・ストーリーの要素が濃いかな。しかし、若かりしアン・ハサウェイの魅力に満ちた作品。
可もなく不可もなく。
何を期待して見るかによって感想は分かれると思います。
本格的なミステリーやサスペンスを期待して見る場合は、最後の展開がわかった時に所謂夢オチのような肩透かしをくらうと思います。
個人的にはかなり本格的なミステリーを見たくてこの映画を鑑賞したので、最後のオチがわかった時に少し残念な印象を受けてしまったのでこの評価です。
最後のどんでん返しはあの映画
最初は航空事故の原因調査の目的のようなシーンがあるが、フライトレコーダーのことは横に置いていた事が気になった。しかし、B737-MAXの2度の全員死亡の事故を思い起こす。
ラストの衝撃のドンデン返しは、やはり『シックスセンス』と良く似ていた。
あと、どこかで見たような風景が出てきたけど、やはり2度訪れているバンクーバーだった事に印象を持った。
心に染みる
はじめはサスペンスかなー
と思って見てたら
クレアが飛行場で取り乱してる場面で
ちょっとサスペンスじゃない気がすると
思い始めて
途中で、管理人のおばさんぽい人がエリックの名前を
知ってたあたりで、
これクレアがまさかの患者ってパターンかー
と勝手に決め付けてみてたら
そのまさかを大幅に上回って
なんとみんな死んでたなんて!!!
シックスセンスを思い出しました^_^
ラストのお姉さん夫婦がクレアの部屋に来たシーンは
泣けた。
クレアが死を覚悟したときに、一番最初に出た名前が
姉のエマだった。
わたしにも妹と弟がいるので、この辺はめっちゃ泣けました。
明日死ぬかもしれないって思うと、自分の中の一番シンプルな気持ちに気づくよね。
日々そういう気持ちを忘れて過ごしてしまうことがあるけど、こういう映画を見ると、また思い出せる。
評価が低いみたいだけど、わたしは結構好きでした。
確かにあの映画が思い浮かぶ(笑)
嫌いじゃないです(^-^)、オチは確かに『シックス・センス』でしたね(笑) 『シックス・センス』より前の映画だったら衝撃は増したかも(笑) ベッドで眠ってて電話で起こされるアン・ハサウェイ初登場のシーン好きです。 撮り方というか何というか(笑)
サスペンスでもスリラーでもない
ジャンル違いにぶち込まれたせいで、
怖さ求めて観ちゃった鑑賞者にガッカリ評価されてて
ちょっと不憫な作品。
サスペンスやスリラー要素はほとんどなくて(怪しくてなんかしつこい隣人のおばさん、とか、神出鬼没で情緒不安定で奇行に走る微妙なイケメンはいるけど)、実質はヒューマンもの。
内容は、
飛行機事故で亡くなった人々が、
質量のある残像となって今世をさまよいながら、
自分の死を受け容れる過程を描いた映画。
死亡者の中の1人の女性(アン・ハサウェイ)に焦点を当てて、
その過程を見つめてゆく。
死んだ人が自分の死を認識したり受け入れたりするために、その人に関わりのあったいろんな人々(わんこも)がそこここに出てくる。
最初は、その人が誰だか、主人公にはわからないんだけど、
(誰あんた、なんで色々知ってるの、怖いんですけど…………って主人公が感じてるシーンでは、観てる側もちょっとスリラー感感じられるかな)
自分の死を悟った時、すべてがふに落ちる。
すとん、とくる。
言ってしまえば、
『シックス・センス』あたりの映画のn番煎じ感はいなめない。
もうちょっとスパイスが欲しかったかな。
追っていた真実が意味を持たないという、新手のサスペンス
Amazonプライムで観賞。
死後の世界だったのね…という、衝撃の結末。
真実を知ったアン・ハサウェイが、周囲に現れた死者たちのことに気付いた時、例えば子供の頃の恩師が上司として、叔母が隣人として現れていたことに違和感を感じた。生前の立場で現れないのか…と。
が、最後に姉が現れたところで納得した。
この物語の舞台は、死後の世界であって現世ではなかった。登場する人物は死者だけで、だから生きている姉は姿を見せなかったのだ。
そして、死を自覚させるために縁のある死者たちが回りくどく気付かせようとするのだと。
『シックス・センス』は舞台が現世だったので少し混同したが、なるほど描いている世界が全く別なのだと気付くと、同じテーマでもこういう描きかたもあるのかと感心しきり。
死を受け入れられないという発想は、古今東西を問わずあるもので、日本的には「成仏できない」というやつだろう。
姉妹の確執が物語のキーだったことが、クライマックスで分かる仕掛けも良かった。
主人公が死を自覚した時と、姉が遺品の手紙を見た時の二段階で主人公の思いが表され、胸を打たれた。
事故の原因は本筋には関係なかったのだ。
アン・ハサウェイは20代半ばで、人気絶頂の上に演技者としても評価され始めた時期の作品。
ハサウェイ推しの映画だと思うが、本作の彼女は美しい。
人気作、話題作の狭間に公開され、彼女にとっての代表作に揚げられることはないが、秀作だと思う。
どっちかな
自分込みか自分以外かのオチが予測つきやすい、どっちかな〜ってワクワクハラハラしてみたいけど、話がまったく展開しない。
ラブストーリー挟みつつ、話が進む流れだと思うけど、ラブまでが長い
1時間経たなきゃない。
その1時間までにうっすらしたやり取りがあってイライラする。いつ親密になんねん君たち。
ちょっと飛ばし飛ばしてみました。
まともにみてないけどさみしくて暖かい内容でした。身に覚えのない乗客の謎とか、
最後は私も自分を振り返る人たちと巡り会いたいな。今でも顔を思い出せない人ばかりなので主人公のように悩むんだろうなと。
見終わったあとはうーん、、と考える余地あるけど話進まなすぎてやっぱ評価落ちちゃうかな…。
死霊館のパトリックが積極的!!
出だしの墜落現場が若干ショボく感じ、悲惨な事故には思えませんでした(が、終盤のエマージェンシーは良かったです)。前半は死霊館のパトリックがグイグイ来ますが、ラストまで観ると、その強引さに納得する感じで楽しめました。降下中も勇気づけていて男らしかったです。「ジェイコブズ・ラダー」等で使い古されたオチで綺麗にまとまっていますが、この何かボンヤリとした感じが、夢の中にいるようで丁度良かったです。主演の二人が綺麗に撮れていました。少女時代のヒロインが可愛かったです。
My life is incomplete without you. そっちか!?
今月は一人で勝手に「アン・ハサウェイ強化月間」。第三回は「パッセンジャーズ」です。飛行機墜落事故からのサスペンスかと思いきや、まさかまさかの煉獄オチだったとは!自分が死んでた事に気が付いた時のアン・ハサウェイ演じるクレアのパニックぶりはインパクト大でした。
こういう話って私も含めキリスト教ではない日本人にはとっても分かりにくいストーリーだと思うのですが、煉獄というのはキリスト教の世界観で現世と天国の間にある世界の事です。で、本作は基本的にストーリーが全て煉獄の中で進んでて、その中でクレアが自分が死んだ事に気が付くまでのお話なんですね。
クレアを含めセラピーを受けていた人達は皆さん最初は自分自身が亡くなった事に気が付いていない状態で、途中途中で患者がいなくなってたのは天国へ旅立っていったから。自分に近しい、先に亡くなった人達がそれとなく教えてくれていたようでした。シャノンが幼い頃に亡くなった両親を「許した」シーンでちょっとグッと来たのですが、迎えに来てくれたのが両親だったのはホント良かった。
レビューの中でよく比較されている「シックス・センス」とは似て異なり、「シックス・センス」は自分が死んだ事に気が付かず「現世」においてさ迷ってる魂の物語、本作は自分が死んだ事に気付くまで「煉獄」で暮らしている魂の物語になります。煉獄のモブの方は皆飛行機墜落事故の被害者だったみたいですしね。クレアが気が付くまで協力してくれてたってエリックが言ってましたし。そういう事情がわかるとこの作品ももう少しスッと頭に入ってくるのではなかろうかと思います。
というわけで、これに近いのはちょっと昔に話題になった海外ドラマの「LOST 」シーズン6です。私も「LOST 」観てたので、途中からもしかしたらっと気が付きました。ほぼ設定パクりやん!っと思ったら本作(2009年)の方がシーズン6(2010年)より公開早かったのね。きっと「LOST 」のスタッフは本作を観て結末を思い付いたに違いない!!
後から泣けて仕方ない。こんな結末ありますか?
アン・ハサウェイが好きで観た「パッセンジャーズ」。
まさに衝撃のラスト。
この映画については詳しく書くのはやめておきます。
なぜなら、予想もつかないラストだから。
飛行機事故で生き残った5人の乗客のセラピーを引き受けることになったアン・ハサウェイが、航空会社が重要な何かを隠そうとしていることに感づき始めた頃、生存者たちが1人ずつ消えていく… それはなぜか?
サスペンスかと思いきや、違いましたね。
なんとも言えない余韻に包まれる、とても不思議な映画です。
そして、後からじんわりと泣けてきます。
そうだったのか、そんな事だったのか。
全てを理解し、全てが繋がり、深い悲しみと共に、心から彼らを悼む気持ち、そして、今生きていることへの感謝、命の愛おしさ、限りある残りの人生をどう生きるべきか、と考えさせられました。
いい映画です。
それにしてもアン・ハサウェイは作品選びが上手い。
「レ・ミゼラブル」の演技で度肝を抜かれて以来のファンですが、ほんとに素晴らしい演技力。
そして今回の相手役のパトリック・ウィルソン(アクアマンの弟役の人)もとてもいい。
ハンサムなだけじゃない、知的で、ナチュラルな優しさと男らしい行動力が素敵。
何回も見た後の感想
何回も見たことがあるので、序盤飛ばしながら見てました。
こういった類の映画は10分の真実のために1時間50分無駄になることが多いです。
結論、1時間50分は幽霊の妄想フォーリンラブなお話です。
謎解きすら無駄に思えて来る徒労感。
しかし、本当の謎解きは、アン・ハサウェイが幽霊であることに気がつけるかにあります。
あとから気がつくところは多いものの、なかなか気がつくのは至難の業ですね。
映画全体としては、まあまあの出来かと思います。
ただ、幽霊同士のフォーリンラブかと思うとどう感情移入するんやと思ってしまったのも事実。
エリックというキャラがきざすぎて、全然好きになれなかった。アンハサウェイよ、騙されるな。こいつはきざ野郎だ!と思ってしまいました。
きっと一回目に見れば4点くらいの映画かなと
総じてB級ではない映画ではあると思います
これが面白くないと思う人はどうかしてる
逸品。いつまで経っても話が進まないと思っていたら実は最初から話は終わってしまっていた。人が死ぬ時はこんな夢を見るのかなと考え込んでしまった。
あと、シックスセンスの二番煎じとか言っている人がいるが、そもそもこれは墜落事故の被害者と、その人たちに関わりのあった既に死んだ人々のみで出来上がった世界。なので、「死」に関してもっと着目してみると良い(例えば、何故この世界では電車にひかれても、凍える水に飛び込んでも死なないのか等。)
また、「嘘の一部に真実がある」との言葉や、航空会社の人間がパイロットだったと自覚したのはいつか、何故物語の中では爆発が原因で墜落したと言う人間とパイロットが悪いという人間の二つに分かれていたのか?など、2周目での着眼点も後を絶たない。
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