劇場公開日 2009年3月7日

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「いくらアン ハサウェイファンでもいただけない。」パッセンジャーズ SAOSHIーTONYさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0いくらアン ハサウェイファンでもいただけない。

2011年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

先週「DRAGONBALL EVOLUTION」という作品を観終わった後“今年はもうこれを下回るものに出会うことはないだろう”と思っていました。しかし、まさか、こんなにも早くその考えが覆されるとは思いませんでした。しかも、主演がアン ハサウェイとなるとショック倍増です。

主人公はある飛行機事故を奇跡的に生き残った5人の男女のセラピーを担当する事になったクレア。彼女は5人からいろんな話を聴いくうちにある衝撃的事実を知ることになります。

注目はアン ハサウェイが出演しているということ以外何もありません。本当につまらなかったです。M ナイト シャマランがこの作品を観たらきっと“ボク、ここまでひどくないモン!”と言う気がします。

確かに先の展開が読めないという点は評価すべきなのかもしれませんが、あのオチは無いですよね。キャスティングもパトリック ウィルソンやデビッド モースといった実力派を起用したのは正解だったのかもしれませんが、ストーリーが地味なのに地味な俳優を起用してしまうと余計地味になってしまいます。それから、アン ハサウェイに関して言えば、これは彼女の華やかなイメージを殺しています。はっきり言ってこういう役は似合いません。

しかし、1番気になったのは、本編で使用されている音楽です。確かにサスペンス色を出す為にわざとああしたのかもしれませんが、上映時間2時間の間ずっと流れ続けていて音楽だけを消せるのなら消したかったです。それほど、鬱陶しかったという事です。

まあ、こんな感じで欠点だらけの駄作です。
まだ、見ていない方は何が何でも避けてほしいです。

SAOSHIーTONY