「気付かせる色々な方法」パッセンジャーズ はむちん2さんの映画レビュー(感想・評価)
気付かせる色々な方法
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事故後の話しなので、飛行機が墜落してパニックになるような映像的な刺激はないまま始まります。最初からミステリーと思って観ることにしました。
少し固い感じのアン・ハサウェイ。会話が噛み合わず四苦八苦。お誘いは困るんだろうけど、事務的な対応すぎて私だったら相談する気になれないな...カウンセラーってそんな感じでしたっけ?新米だからかな。
そして男はくどい。しかし、くどいには大きな理由がある。まぁこれが現実だったらナンパに困って担当者を代えるか注意されると思うけどな。そして近所のお節介おばさんも含め、会話がビミョ~にズレてるシーンばかりで正直つまらない。男が飛び降りるシーンは「バーディ」のラストみたい。しまいには自分にはない行動力に魅かれたのか関係もってしまう有様。真相を知りたいって気持ちよりイライラしながら観てました。
面倒な会話はうまく逸らす…よくある接し方ですが、それでも違和感が続き苦悩する主人公。
62分頃、空港で口論してたのに振り向いたら居ない・・・ここで主人公は実はどんな状態だったか気付く人もいるはず。そして70分頃の電車シーンで「なるほどね」この映画の演出に気付くでしょう。
インパクトあるシーンがなく、かつメリハリを弱くしたのは死者への気遣い...優しい演出なんだと思いたい。
アン・ハサウェイはまるで人形みたい。憧れる人・嫉妬する人と多いだろうなぁ。
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