劇場公開日 2009年3月7日

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「当事者と傍観者」パッセンジャーズ 唐揚げさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5当事者と傍観者

2021年10月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

寝られる

生存者5名の飛行機事故が起きる。
セラピストのクレアは、生存者の心のケアのため真実に近づこうとするが、誰かに尾行されていたり生存者が次々と消えていったりと不可解なことが起こり続ける。
飛行機事故の原因とは?航空会社は何を隠そうとしているのか?

アン・ハサウェイが出てるからという軽い理由で鑑賞。
セラピストのクレアが航空会社の不正を暴く!的な映画だと思っていました。
正直、ラスト以外はずっとイマイチで、何が伝えたいのか分からず、イライラと退屈ですぐにでも観るのを辞めたかった。
ストーリーにも入り込めず集中して観れない。何だこれ?
「久しぶりに自分に合わない映画引いちゃったな」と思っていたら、ラストのあの瞬間で一気に視点が180℃回転した。
なんだ〜、そういう話かぁ。そうなら早く言ってよぉ〜。
それならば、無駄に長いラブシーンも謎の登場人物たちも納得ですわ。
でもさ、もう少しヒントくれないと。
自分がしっかり観てなかったからなのかもしれないけど、危うくリタイアするとこだったよ。
最後に詰め込みすぎなんだよね。

もう一度観たいとは思わないけど、あくまでも飛行機事故についての物語。
最後は少しうるっときてしまったし、何よりはじめは微妙だったアン・ハサウェイが、最後はいつものように輝いていたのが良かったわ。

唐揚げ