劇場公開日 2009年3月7日

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「新感覚サスペンスと言って良いのでは。」パッセンジャーズ カサキショーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 新感覚サスペンスと言って良いのでは。

2009年2月28日

知的

アン演ずるクレア・サマーズはセラピスト。
飛行機事故で生き残った五人のセラピスト担当として、
直ぐに呼び出されるのだが、
その内の一人は患者になることを拒否、
実に簡単に四人のグループのセラピストと
パトリック演ずる男性の個人セラピーを引き受けることになる。

その上、奇妙な事が次々と起こりはじめる。
グループのセラピーの対象者が一人また一人消えていくのだ。
なのに、その失踪者を探そうともしない。
それどころか、
個人セラピーをしているパトリックとの愛に落ちていく。
ここに至っては、最悪の作品にあたってしまったの?
でも、出だしはそれなりの水準だと感じたのに、
などと心の中で反問していたら、
ドラマが突然あらぬ方向に動き始めた。
実はこの結論も有りかなぁ、って思っていたのだが、
一歩その先をいってくれた。

サスペンスドラマは、こうでなきゃ!

完全にしてやられた。
そして、まぁ、それなりの納得。
感動出来るかどうかは別にして、
新感覚のサスペンス風味で、満足の一本です。

それと、アンはますます美人になってました。

カサキショー
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