ギャロウ・ウォーカー 煉獄の処刑人のレビュー・感想・評価
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『ジャンゴ』以降、黒人の頑張る西部劇・・・かと思いきや
最初からグロくてエグい映像の連発。しかも何がどうなっているのかさっぱりわからない展開でストーリーは進む。映像そのものは面白いのだが、例えば手漕ぎトロッコに乗ってやってくるマントを羽織った男たちとか、それがどんな役割の人物なのかわからなかったり・・・
アマンの恋人が死んだのは、悪党どもにレイプされ妊娠し、彼女の元を去ってしまい、子を産んだ直後に死んだようだ。ギャロウ・ウォーカーと名乗るカンサだったが、実はゾンビ。彼らを殺したアマンに対し逆に復讐しようとしていたのだ。そして、不遇の息子を救うため・・・
誰もかもがゾンビになるわけではなさそうだ。終盤に明かされるのだが、アマンが死んだとき母親が神と契約を交わした事実。しかし、アマンがこれまでに殺した者たちをすべて生き返らせるという条件付き(笑)。途中から自分の子分のように扱った男が重傷を負ったとき、アマン自らが殺してしまう理由を明かしたからだ。
シーンひとつひとつはマカロニウェスタンのグロさを遥かに超える映像であるが、わけのわからぬストーリーによって魅力半減。売春婦の存在もイマイチ盛り上げ方が少ない・・・
やっちまったな~。
う~ん?なんだかな?設定は中途半端に複雑だが複雑にする意味の無いストーリー。久しぶりのウェイズリーなのにブレイドを意識し過ぎでなんの盛り上がりにかけた。ブレイドみたく、ウケが良かったらシリーズ化を狙ってるんだろうな~?ゾンビも恐怖感ないし弱いし(笑)主人公がめちゃくちゃ強いのはブレイドまでにして欲しい。
テンポ悪いしゾンビキャラ弱すぎ。
恋人殺され、殺した奴らを復讐で総殺し。自分も殺されちゃったんだけど、ママが生き返らせたいためにとんでもない取引条件で息子を蘇らせた。復讐された奴らも同時に行き返ることになったから再び復讐の殺し合いに…。
なんだけど、結局、息子生き返らせるために他の死人も生き返ったから巻き添い食って無駄な犠牲者続出。
回想シーンと現在を織り交ぜて描いているけど、解りずらいことこのうえなし。
ゾンビ軍団も弱すぎ。皆、大した活躍シーンなく退場。
いったい、この作品、何を見せたかったのか?ラストまで物足りなさ感たっぷりでした。
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