劇場公開日 2008年10月4日

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「ナタリーの迫真の演技に圧巻^^♪」宮廷画家ゴヤは見た ゆりこさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ナタリーの迫真の演技に圧巻^^♪

2008年10月10日

悲しい

覚悟はしていましたが、かなり重い作品でした(>_<)

今や、宗教思想の自由は当たり前のことなのに、当時18世紀末のスペインでは、キリスト教以外は異教徒となり、異端審問で拷問され牢獄へ・・・
その被害者の1人がゴヤの肖像画のモデルになっていたナタリー・ポートマン扮するイネス・・・
ナタリーの迫真の演技を観て、拍手とともに心苦しく悲しい気持ちになりました。
宗教という名を借りた独裁社会だった18世紀。
誰1人として、反発できない中、宮廷画家に任命されながら、権力批判の作品を描き続け、後世に残したゴヤ。
この映画を観て、自由でいられるということがどんなに幸せなのか、改めて考えさせられました^^

今回もやってくれました^^ハビエル・バルデム。
彼は、悪役ではピカイチですな♪
それから、キャストで一番ビックリしたのがゴヤ役のステラン・スカルスガルド!
「どっかで観たことあるなぁ~」と上映中に考えながら観賞し・・・で思い出しました!!!
そ~だ♪「パイレーツオブカリビアン ワールドエンド」ウィル・ターナーのお父ちゃんだったビルじゃぁ~ありゃ~せんか^^
何だかちょっぴり嬉しくなっちゃいました♪

              10月9日109シネマズ高崎にて観賞

ゆりこ