劇場公開日 2008年11月1日

「ナンチャンが・・・」その日のまえに クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ナンチャンが・・・

2019年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

これ、あらすじだけ見ると、すっごく泣けるんだろうなと思ってましたが、
そこは大林作品、逆に身構えて観ました。きっと大して泣けないだろうと。

予想通りの、唐突な筋の乱立からの、最後で何とかまとめられた。
南原・永作夫婦の話。
筧・今井雅人の友情話。
ヒロシ・宝生舞の恋バナ。
柴田理恵の親子愛の話。
そして大筋となる、宮沢賢治の詩集の話。

このそれぞれの結論を追うのに必死なのと、
南原の演技の拙さでちょっと興ざめかな。
あとは細かい演出が、狙いなのか外してるのか微妙で、
(笑)みたいになるのが、
この作品のテーマに合ってない気もする。

相変わらず好き放題やっちゃってる、大林監督でした。

クリストフ