ノウイングのレビュー・感想・評価
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VFX + 突き抜けたストーリー
地球が滅ぶラストはハリウッド映画ではあまり見かけない
いつもすんでのところで、主人公が助けてくれる。
大きな犠牲を払ったり、すばらしい英知と協力と技術だったり
政治力とミサイルで救ってきた
はずなのだが、今回は滅びます。潔い。バッサリ。
選ばれた人だけ救われるのですが
助けたのが見た目、典型的な宇宙人(透明っぽい)
助けた意図は解らない。
そのあと地球滅亡なので、細かいことはどっちでもよくて
突き抜けていってしまった。
最後は他の天体(再生した地球?)で宇宙人に選ばれた人類が
生き延びることになったけど希望のあるラストだったのか?
人類の預かり知らぬところで 神=宇宙人=神秘 なもの
が意思を働かせている。不可解なこともあるものだね。完。
『ノウイング(既知?)』=『聖書』=『ノアの箱舟』なのか?
どっちでもいいけど。
新しいディザスター・パニックが見たかったけれど
予告編とは違う印象なのでそこは評価マイナスです。
髪と人類を守るため。
自らの毛髪そのものが消滅間近?なN・ケイジだが、
それを焼き焦がす映画って何!?…と、また以前の
頭が燃える変なヒーローの役でもやるのかと思いきや、
今回の役は普通にMITの宇宙物理学者だった^^;
しかし、起こる惨事が普通ではなかった。
予告でかなり想像を掻き立てる描き方をしていたが、
本編でも、その「映像力」はスゴイ。
飛行機墜落、地下鉄脱線、トラック衝突、と大惨事が
これでもかと続いて、まさに目を覆いたくなるほどだ。
荒唐無稽な描写に予算を費やして、
肝心の脚本は尻すぼみになってしまった感があるけど。
映画の魅せ方としては面白い。中盤まではグイグイと
観客を引き込み、暗号の解読と大惨事との関係を
ニックに走りまわらせて(髪の毛もペッタンコとなって)
探らせては食い止めようとするものの、、出来ない。。
真相を突き止めたところで、ひとりの人間の努力など、
全知全能の神の御前では…とでもいいたいのだろうか。
う~む。。
どうも宗教色が濃くなってくるとSF感が薄れる気がする。
あぁニックよ!せっかくここまで頑張って解いたのに!!
ま、いいんですけども^^;
例の出たがりインド人監督(こう呼ばせて頂いております)
の作風とちょっと被るかなぁ…とも思えたが、アチラのは
私的にイライラする場面が多いのでxx最後だけ何だよ!?
というコチラの方がまだ我慢できたかも。。
しかし、何でこう尻すぼみな終わり方をするのか不思議。
謎の訪問者が「ソレ」っぽいのは良かったけれど、
だったら静かに連れ去ればいいものを、大惨事の果てに、
痛い思いをさせ、白人子のアダムとイヴをって…オイオイ。
その都合のよさ、観客はぜんぜん解読できてないぞ!
(髪の為にもあまり消滅とか後退する副題はやめましょう。)
You and me, together, forever
予告編を見て、絶対に見たいと思ってました。
確かに飛行機事故や地下鉄事故の映像は劇場で見ると
迫力というか…リアルすぎて、凄いです。
主人公のお仕事が宇宙物理学者であるから…
予言書を手にした時、何か救いがあるのかと
思ってたら…まぁ人間レベルでどうにかできるものでは無かったようで…
永遠に一緒だよと言ってた息子とも別れることに…
しかし…あの生命体は50年前からささやきを続けてた訳だよね。
何でまた地球の滅亡する日に急いで脱出しなきゃいけなかったのかな?
あの太陽の異変は、地球自体が燃えちゃうの?
それとも地上が燃えて全てカスになっちゃうってこと?
途中、ノアの方舟とか、アダムとイヴなんてキーワードが頭を過ぎりましたが…
何しろ聖書全く読んだことがないもので…
この映画では何を一番言いたかったのか、真意がつかめないでおります。
でも…映像は凄いので劇場で見て損は無いと思います。
ディープインパクト
飛行機墜落のシーン・地下鉄の脱線事故。すごく迫力のある映像で見事でした。
息子に聞こえるささやき声と息子をとりまく謎の集団。その辺はサスペンス感有り。
思っていた物と少し違いました。
終わり方は、あれ何か観た事有る?って感じです。
エンタメ作品に出続けるニコラスに好感
人類の最後、地球の終わり、天変地異を描いた作品が毎年、必ずと言っていいほど公開される。VFXとサウンド・システムの発達で、年々、迫力が増していることは確かだ。本作でも、ジェット旅客機の墜落や地下鉄の脱線シーンはかなりリアルだ。父と子の微妙な関係や、数列を書き残した少女など、細部の描写もしっかりしていて見応えがある。
問題はラストだ。この手の作品に宗教概念をもってくるのはいいとしよう。だが、超常現象(今回でいえば予言)の根拠を何が何でも理由付けしなければ気が済まないアメリカ気質が仇になった。けっきょく、他の生命体の登場となる。宗教、超常現象、宇宙人の3つが絡むとろくな事がない。最近、洋画が邦画に圧倒される原因のひとつではなかろうか。日本人にとっては「あー、またか」になってしまうのだ。
A級ともB級ともつかないエンタメ作品に出続けるニコラスには好感。ベートーベンの交響曲第7番の使い方も効果的。
事故の映像がすごかった。
映画の冒頭はすごく面白い感じで始まり、
これからどうなって行くんだろうと期待で一杯。
中盤は、飛行機や地下鉄の事故シーンの迫力に圧倒されてストーリ的にも
すごく面白かった。
しかし、終盤は、太陽の異変により地球消滅のストーリーになり
宇宙人や宇宙船が現れ何か思っていた感じと少し違い違和感がありました。
最近多いね
前半は、何が起こるの?って感じで、ワクワクしながらl観賞してましたが、結局そっち系ですか・・。予想してたものと違ったかな。
最近、地球に警告ものって多いですね。
まぁ、時代かなぁ・・・。
まさに、地球が静止する日と同じだわ。
ベートーベン交響曲第7番第2楽章
ディザスター映画をあまり見ない私は、この映画の描写に何度か驚きがあり
リアル過ぎて興奮しました。
最初のほうと最後に流れるクラシック音楽が効果的で、耳に残るなぁ・・・と思ったら、ベートーベン交響曲でした。
共演俳優の方々も、印象に残る俳優さんたちで良かったです。
子役の男の子、ブルーアイが美しかった!
ドラマ要素として、ツメが甘いところに批判があるのかもしれません。でも圧倒的な映像は、ご覧になれば納得されますよ。
『NEXT-ネクスト-』に続き、未来の予知を解読した男の物語です。
ニコラス・ケイジはこの手の作品に最近片っ端から出演しています。その心境として、ジャンル的に惹かれいてるようなのです。ニコラスは、非現実的なことを頭ごなしに否定してしまうタイプではなくて、心を開いて想像することができるタイプの俳優だから、この手の作品の演技に違和感がないのかもしれません。
いくら俳優だからといって、トンデモなお話に、心の中で「うそ~」って叫びながら、したり顔で演技するでは、説得力がなくなりますね。抽象的な概念を受け入れ、超常的状況を本当に信じて、心から共感できることがサイエンス・フィクション作品を演じる上で最も重要な要素になることでしょう。
本作は、深い家族愛を描いた作品でもありました。
価値観の違いから、父親との断絶。そして、ある事情によって、愛する息子とも別れなければならなくなります。ニコラスにとって、実はこのシーンが一番難しかったそうです。
そこで、自分の子供を失ったすべての親達に向けて、手紙を書き、撮影の日にその手紙を持っていき、カメラが回り始める直前に読みかえして撮影したそうです。
そのシーンについて考えすぎず、手紙を読んで自分の中に沸き起こったものをありのまま表現しようとしたんだとか。
すさまじい事故が続いたあと、究極の選択を迫られる親子の別れを描いたシーンだけに、頭で理解できるものではないでしょう。主人公ジョンの嗚咽は、自然な感情として充分伝わってきて、ほろりとさせてくれました。
さて、作品自体では、試写を見た人から、話ができすぎているなどと批判コメントが続いていました。てせも小地蔵が見て、そんなに破綻していないと思います。
その物語の始まりは、一人の少女が受け取った、未知なる存在からの幻聴。それを少女は、小学校のタイムカプセルに入れたのです。
50年後に、そのメッセージを開いたのが、主人公ジョンの息子ケレイブ。意味不明な数字の羅列を不審に思ったケレイブは、勝手に持ち帰って、ジョンに見せます。
普通の人なら、意味不明な数字の羅列を見せられても、ピンとはこなかったでしょう。しかし宇宙物理学の教授であるジョンは、得意の数字の解析に取り組むのです。ジョンの職業設定が、この部分のリアルティを生んだといえるでしょう。
その数字は、一見何の意味もないように見えるのです。ジョンが解読のキッカケとなるのが、冒頭の数字。「20019112973」という数字は、やはりアメリカ人にとって忘れがたい数字だったのです。それは、同時多発テロの発生日時と被害者数でした。これを数字の冒頭に持ってきたことで、ジョンの謎解きに果然説得力が出てきたと評価できます。
ジョンはネットを使って、次々に数字の符牒が合致する事件・事故を突き止めます。
その結果まだ起きて3件の「預言」の成就の阻止に立ち上がるのでした。事故が預言されている現場に出向くのは危険と知りつつ、それでもジョンを駆り立てるのは、数字の意味をもっと早い時期の知ることができれば、妻を事故から守れたかもしれないという悔恨の思いからでした。ジョンが解読した数字の中には、妻の死につながった事故が含まれていたからです。
ここで面白いのは、日付と犠牲者数以外に、解読不明な数字が残ってしまったことです。そのためジョンから相談を受けた、友人の天文台スタッフは、解読不明な数字を理由に、本気にしてくれませんでした。一旦は観客にも単なる偶然かと思わせておいて、そのあとのシーンで、解読不明の数字の意味をジョンに思い知らされる事故と遭遇させます。この展開は、なかなかの説得力がありました。
そして本作のハイライトといえる飛行機事故と地下鉄事故シーンは、やはりど迫力でした。またラストの地球上が炎に包まれていくところでは、ディ・アフターの水害がそっくり業火に置き換わったような、すさまじさでした。
このように映像効果の迫力は申し分もないのですが、ストーリー面ではもう少しテーマを際立てた方がいいと思います。
たとえば、当初ミステリータッチで始まったストーリーは、終盤から宇宙人の侵攻を臭わすようになります。結局は自然災害なのですが、登場する宇宙人がどのような思いで地球を見つめていたのか明かにされません。
ただ彼らは、選民を行い、人類を残そうとしているようです。ここにスポットを当てるなら、それなりのストーリーを肉付けすべきでした。
途中に「エゼキエル書」の挿絵が何度も登場し、西洋社会の深層心理に色濃く残された終末思想が色濃く反映されています。
終末思想は、運命論です。
宇宙物理学の教授であるジョンは、講義の中で、宇宙の摂理を対立する二つの学説でこう説きます。宇宙には偶然がなく、すべては決定されている決定論か、一切の必然は認めない偶然論か。
本作は、ジョン教授が探求する宇宙の摂理の答えとして、預言の数字をジョンに説かせて、偶然とはいえない体験をさせていきます。
しかし世界が終末を迎えるのは、偶然なのか、必然なのか明確に答えていませんでした。もう少し、こうだという主張があってもいいと思います。
見終わった皆さんは、必然か偶然か!どっちだと思いましたか?
小地蔵は、どっちでもなく宇宙の摂理は、根本仏神によって創造された魂たちが、転生の経験を重ねていく中で、作り上げていくものであり、いかようにも変化していくものだと思っております。
従って、終末論もどんな悪しき預言も可能性であって、どんどん変えていけるものだと思うのです。
また、家族愛もそれなりに描かれてはいますが、父親との関係などおまけ程度です。
ドラマの要素として、そんなツメが甘いところに批判があるのかもしれません。でも圧倒的な迫力のある映像は、ご覧になれば納得されますよ。
そして、もし、明日が地球最後の日だったら、皆さんはどう過ごされますか?
なるほどそうきたか
予告編から見ることを決めていました。
50年前埋められた小学校のタイムカプセルから出てきたものは、
奇妙な数字の羅列。
その羅列が過去50年間に起こった大惨事の発生日と人数だということに
なぜか簡単に気づいてしまうニコラスケイジ(笑)
なんと未来の日付もまだ残っている。
どうしょうもないのにそれをとめようとするのがちょっとな~~~
事実、ニコラスさんは結局なんの役にも立っていないものね。
ラスト、そう持っていくか。宗教ものだったんだ。
安モンのC級映画
50年前に埋められた小学校のタイムカプセル。一つだけ不思議な数列が書かれたモノがあったが、それは、過去50年間の惨事の日時と犠牲者数を示した数字だった・・・。
ディザスタームービー or パニックムービーかと思って見ると外されます。SFムービーです。って言うか、結末は正直「エーーーッ!!」と言う感じです。そう言う終わり方ってアリですか・・・。これじゃぁ、安モンのC級映画です(泣)。
ディザスタームービーの要素も入っているので災害シーンが結構ありますが、人が撥ねられたり、炎に巻かれたりするシーンがはっきりと写りこんでいます。特にR指定はされていませんが、苦手な人にはちょっとキツイかも。
ニコラス・ケイジが主演ですが、ちょっとこれは酷いです。もちろん、ニコラス・ケイジの責任ではなく、脚本の問題。もう少し話を練っても良かったんじゃ無いかなぁ・・・。ハリウッドの地盤沈下が言われていますが、これじゃぁ、そう言われてもしょうがないですね。
凄まじい!!
何と言っても一番の見所は予告編でのお馴染みのジェット機墜落するシーンと地下鉄の事故シーンです。こんな凄まじい映像は初めてみました。ほんとに事故が起きればこんな感じなんだろうと容易に想像できます。
ストーリーは50年前に書かれた一枚のメッセージを中心に進んでいくんですが感の良い方ならすぐにオチがわかると思います。
それでも全体を通しておもしろかったです。この作品は予告編のインパクトが強すぎましたね。
SF風味の大型ディザスタームービー
まさにアレックス・プロヤス印の映画ですw
「クロウ」「ダークシティ」等、何やら哲学性を持たせるストーリー、映像センスの持ち主だなあ…と常々思ってましたが…大型サマームービーにすら自分の哲学スタイルを貫くとは!!!!いやはや…
今回も「アイ,ロボット」系の徹底エンターテインメントで行くのかと思ってたら…やはり、この監督…一筋縄ではいかない様ですねw
この監督の過去作品(免疫としてw)を観たことなく、これから「ノウイング」を観る方には、どう説明したもんでしょう……
う~ん……どのジャンルに当てはまるんだろうか…
サスペンス?ディザスター?パニック?オカルト?
…敢えて、『全部』と言っておきましょう!!
名付けて『SF風味の大型ディザスタームービー』!!!!!…う~ん…違うかorz
じゃ、ま、ひとつだけ言っときますw
サブウェイパニックから後半の展開にハマれることが出来たら、この映画は確実に楽しめると思います!!!!
クライマックスのトンデモ展開が、この監督のテイストですからねw
それと、私の感想はですね――
ニコラス・ケイジ…この人、オールジャンルOKなんだなあ…
ニコラス・ケイジの困った顔は良い。
アメリカでは、興行成績が良いらしい。
それと、予告編を見ただけで、詳しいことは知らずに見に行きました。
すぐ目の前に迫った、地球滅亡の日。
それを知ってしまったら、あなたならどうする??
なんだけど、パニック映画なのか、サスペンス物なのか、家族愛物なのか、それらすべてなのか・・・
前半はストーリー展開が遅いし、焦点がぼやけてしまったのが、残念。
飛行機事故や地下鉄事故などの映像は、迫力があり、充分見応えがある。
けれど、T4やトランスフォーマーなどを見た後では、驚きは大きくない。
ニコラス・ケイジの困ったお顔と、チャンドラー・カンタベリー(ベンジャミン・バトンに出ていた子役なのね)の可愛らしさが良い。
それにしても、≪地球最後の日≫的ストーリーは、もう見飽きているのではないかな。
その証拠に、どこかで見たような崩壊シーンが気になった。
意外に引き込まれた。
緊張感と恐怖に満ちたスリリングな世界観に,
伏線が繋がるミステリーの醍醐味と,
涙腺を刺激する親子の愛情のドラマが,
みごとに溶け合い,予想外の見応えに直面。
ショッキングな大事故の映像が凄まじい!!
観た事のない迫力で圧巻。
ニコラス・ケイジが俺様ヒーローを封印して,
息子思いの父親に徹しきった点が好印象。
妻(母)を亡くした悲しみ抱える父子のドラマが感情豊かで良い。
創世記の始まりを見つめながら,
「地球破滅に絞っても・・・」
の思いが頭の片隅に芽生えるも,
シリアスで貫いた警告のドラマを,
知ること(Knowing)の怖さに震えながら見入ったのは事実。
面白かった!!
シャマランじゃないよね?
ニコラス・ケイジ主演だけに、途中何度か「NEXT」の
悪夢(?)が頭をよぎりましたが、ディザスター・シーンの
リアルなド迫力には、思わず息を呑むほどに圧倒され、
謎に迫る過程では、底の知れない恐怖にゾクゾクしました。
ただし、どことなく「サイン」を彷彿させる部分もあって、
M.N.シャマラン監督作品じゃなかったはずだよね?と
チラシを確認してしまったりして…(笑)
悠久の宇宙の営みから見れば、地球の50年間なんて、ほんの
「危機の直前」で、無力な人類には抗えるはずも無いという
メッセージには、虚しいどんでん返しや無理なハッピーエンド
よりも、納得できた気がします。
一言言うなら
製作陣のやりたいことや伝えたいことはかなり伝わってくるけど
ネタを詰め込みすぎてる
地球滅亡の話なのか
それを警告する者たちの存在に脅える主人公親子のサスペンスなのか
親子愛を描いたヒューマンドラマなのか
はたまたラブストーリーなのか
わからないですね
クライマックスへの話の伏線がちゃんと張れてないから
観終わって醒めた時に「あれはあれで良かったのだろうか?」
「あれは必要だったのかな~?」と冷静に突っ込みたくなる映画です。
でも、自分は好きです。
もう少し話を整理して、無駄なとこをそぎ落としていけば
面白かったはず
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