ノウイングのレビュー・感想・評価
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あの終わり方はないだろう!
ニコラス・ケイジの出演作品は玉石混交だが、これは玉の方だと思い、わくわくしながら観ていたが、ラストでずっこけた。まぁ、信心深いわけではないのだが、仏教的世界に生きている身にとって、いわゆるキリスト教的世界は理解しがたいので、共感できない。あれだけ引っ張ってくれて、これじゃあね。納得できない。途中までは謎が謎を呼んでおもしろくて、どう着地してくれるかハラハラしながら観ていたのに、地球外生物まで出てきちゃって、風呂敷を広げすぎでしょ!
強引に世界に引きずり込む異色ディザスター映画
ニコラス・ケイジが、「アイ,ロボット」のアレックス・プロヤス監督と組んだ異色ディザスター映画。ケイジ扮するMITの宇宙物理学者のジョンは、息子の小学校で取り出されたタイムカプセルの中にあった1枚の紙に綴られた数字の羅列が過去50年間の災害の発生と犠牲者数を予言していることを突き止める。その紙には、これから起こる災害のことも書いてあり、ジョンはそれを止めようと奔走するが……。
結論から言うと、ズバリ「トンデモ映画」なのだが、ミステリ色が強い前半の磁力はかなり強力で、首根っこを掴まれたように映画に入り込んでしまった。だが後半、ジョンが未来の災害被害を減らそうと奔走しているうちに謎が解明してしまうと急に映画としての求心力が無くなり、最後は劇中の登場人物たちと同様に、何かを諦めつつスクリーンを眺めるだけになってしまった。
世界が終わるとき、あなたは何をしますか?
えっと…まさしくアメリカ映画的な展開でした…だけど、何か心に訴えかけてくるものがあるような気もしました…すっごく、惹きつけられるものがありました…(怖かったからっていうのも少しはありますが…)妙に、牧師さんの言葉が身にしみたような…
世界が終わるとき、一体自分は何をするんだろう…そんなことを考えさせられます…死ぬと分かっていてもかすかな可能性を求め逃げまどうか、それとも、穏やかに家族と過ごし最期を迎えるか…
丁寧に作ったよくある話
シナリオはよくある話なので観終わっても
何か感じるというのは無いですね。
ただ、地下鉄や飛行機の事故あたりでは
普通に生きていると見られない(当たり前か)シーンが
リアルでショッキングに作られているので
そういった映像を観たい人には十分満足できるかなと。
まぁそれだけ・・・。
悲劇だけで終わらないで希望を持たせる終わり方なのは
良かったかな。これで最後まで酷い展開だったら
見る価値半減しちゃうから・・・。
主人公をローズ・バーン(相手役の女優さん)にすれば
良かったのに・・・。
全編ニコラス・ケイジが中心で展開してこの内容だと
男性には寒いと思います。
TVで観れば十分かもしれません。
そつのない良作
自ブログから抜粋で。
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とまあ、およそ思いつく限りの具を詰め込んだ幕の内弁当かのようなサービスぶり。
しいて足りないエッセンスを挙げるとしたら、お笑いのゴマふりかけとお色気のフレンチドレッシングか。
でもまあ、詰め込んだ割には盛りつけがうまいようで、破綻なく最後まで楽しめた。
最初に運命的な決定論と偶然でしかあり得ない非決定論の講義をもってくるとか、ジョン親子のつながりを示した伏線の張り方とか、よく考えてあると思う。
旅客機の墜落シーンなどの撮影技術も、ほんの数年前なら度肝を抜かれていただろう素晴らし出来栄え。
未曾有の大惨事を描くディザスターもので、へたに個人的な親子愛に注力されるとシラけることも少なくないのだが、その点でも合格点をあげられる。
これは数字の謎を解いていくというミステリー仕立てにして、ほとんどの人は災害が近いことを知らずに巻き込まれる構成にしたのがよかったのだろう。
いよいよ最後の大惨事が間近となっても、ちゃんと親子愛が物語のキーとなって、「この大変なときになにやってんだ」というような違和感がない。
そしてその決着のつけ方も、全編を通してテーマが貫かれているので大いに納得がいく。
この作品で唯一余計だと感じたのは、親子に近づく謎の男たち。これはちょっとサービス過剰だった。
まあ、彼らを早めに出さなくちゃ最後が唐突になることは想像に難くないのだが、だとしてもあんなスリラータッチにすることはなかったんじゃないかな。
彼らは“ノウイング(knowing=知っている)”に基づいて行動しているはずで、不審な振る舞いをするのはちょっとおかしい。
総じてよく推敲されたそつのない脚本なんだが、ちゃんとしているがゆえに、ルシンダはどうして“その時”が来るまで待てなかったのか、どうして “EE”の答えが“あそこ”に書かれていたのか、道しるべ的なものかと思っていた小石がなぜクライマックスの電話の上に置かれたのか、という細かい点が疑問に残った。
なにかしら裏設定があるのかもしれないが、おそらくは演出過剰の蛇足なんだろう。
ラストの落としどころは賛否両論ありそうだが、個人的にはアリ。
SFを突き詰めると宗教的になるというのは、過去の作品にいくらでも前例があるのだし、自分としても嫌いじゃない。
この映画を誰かと一緒に観たなら大いに語り合えばいい。
この映画のキャッチコピー「その時、人類は何を残せるのだろうか。」ではないが、この映画はただ面白い、面白くないだけでなく、いろいろな意味で語り合う余地のある作品になっていると思う。
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全文はブログにて。
そう来るか・・・・
ネクストもアクションに少々「ギフト」がくっついたお話でしたが、今回はホラーのような、オカルトのような、サスペンスのような、今までにないうなものがすべてひっくるめて出ていた映画だと思います。
つまらない、じゃなく、今までアクション100%や恋愛100%といったタイプではないので、ちょっと新鮮でした。
予備知識が無いまま、目にする広告や何らかの絵柄を見ると、アクションかなぁって思ったのに、不思議現象がメインだったので、ニコラス=派手なアクションと定着しているからか、ちょっと物足りないと思いました。
でも、ニコラスはスキなので、楽しめました。
CGがきれい
はじめはホラー的でドキドキ。
そのあとは飛行機の墜落やら電車の脱線事故やらで、予告でも見てましたが迫力ありました。
でも、数字の謎に気づくの早すぎません???
最後は選ばれた子供2人が脱出してアダムとイブ的!?
でもあのとがったものいくつもありませんでした????
他にも選ばれた子供がいたんじゃ???
でないと、2人だけじゃ~血が濃すぎて人類をやり直しできないんじゃ~ぁ。
最後はちょっと尻つぼみな感じもしましたが、思ったほどではなかったです。
CG映像がきれいでした。
悔しいけど、納得かも~
終わり方としては、わかりたくない。し、好きじゃないけど。、ちょっと納得。
私の両親も同じコトすると思うから。
映像はキレイだし、迫力もありました。
事故のシーンは、迫力も凄かったけど、「いつ、どこかで、おきてもおかしくないコト」としての恐怖も感じました。日本にいると平和ボケしてしまっているし。
9・11を経験したアメリカ人ならではの感性も入っているのかもしれませんね。
納得してしまう自分が、ああ。悔しいなぁ。
得も言われぬ恐怖を少々感じた。
墜落のシーン、これホントに1機落としてるでしょ?
と思えるほどの臨場感に、
こうした事故がこれからどこかで起きるのだと考えただけで
飛行機乗りたくないな、いや違う、恐いなと手に汗…。
えーっと、このあとはカジノからうまいことすり抜けるんだっけ。
と予知するもハズレ。(NEXTと混同)
地球に比べて太陽のハンパない大きさを知ると、
地球上にいる人類が絶滅してしまうことなんて、
意外と簡単に起きるのかもしれないなー。
なんてことをエンドロール見ながら考えていました。
『I know.』
実は奥が深い映画
オチがイマイチという感想をよく拝見しますが、聖書をよく勉強されると(最後だけでなく)この映画の深さがより分かるかと思います。
選ばれた2人と、最後に映し出される木・・・大半がクリスチャンであるアメリカ人には受け入れられる、全体的に素晴らしい作品だと思います。
ノウイング
ニコラス・ケイジ演ずるジョンの息子が通う小学校で
50年前のタイムカプセルが開けられた。
中に入っていた絵を子供たちが受け取ったが
ジョンの子が受け取った紙には数字の羅列のみ。
だがその数字が50年前から現代にいたるまでの
大惨事を予告したものであることに気づく・・
ってお話で、破滅にいたるまでの映画だけど
飛行機の墜落とか地下鉄事故とか、
映像の迫力は大画面ならでは。
激しいシーンは多いけれど全体に静かな印象。
謎の男たちが出てきて、その正体が想像つく頃になると
一気にB級な感じが増えてきます(笑)
オチはありがちというか安易というか
どっかで観た感が・・
スペクタクルあり、SFあり、家族愛ありで
主題はバラけてました。
でも思ったより面白かったデスヨ。
ドキドキした
オチの部分まではドキドキしたし、飛行機事故、地下鉄事故のシーンは
すごい迫力だった。
アンハッピーエンドなのもいいし、フレアがどうとかもまぁいい。
でも謎解き的なことするなら、答えがあれなのはちょっとなぁ。
あと、娘、ドライすぎじゃないか?ニコラスケイジとその息子は別れを惜しんだのに、
目の前で母親が死んだ直後に、その娘はスタスタ宇宙船に向かうなんて。
なんか最後は安易だったので、ドキドキの興奮分余計に消化不良。。。
迫力あり!興奮あり!だけどラストが・・・
想像以上に迫力あり、怖い映像が盛りだくさん!!!
展開もハラハラ、ドキドキもんで
手に汗握るほど興奮しながら観てました。
・・・でもっ
ラストがねぇ~^^;
そこんとこが残念ですっ(泣)
これ、ラストがもうちょっと違った展開だったら
私の中では
最近のパニック映画の中でピカイチ☆だったかも(^^ゞ
まぁ「地球が静止する日」のキアヌより
ニコラス・ケイジの方が、軍配が上がったかな(笑)
7月14日109シネマズ高崎にて観賞
ありがちな展開の中でもキラリと光る部分がありました
50年前にある少女が残した「謎の数列」の法則性を偶然知った主人公が、
地球を救うために奔走するという話なんですが、正直、サスペンスの部分はありがちな展開でした。
映像的には、飛行機事故の場面と地下鉄の事故の場面が凄い迫力で、この2ヶ所だけでも観る価値はあったかな?と思います。CGと実写の合成なんでしょうけど、「どうやって撮ったんだろう?」と感心しました。
「謎の数列」の意味が判明して、その最後に人類の滅亡を意味する言葉が書かれていることが判ってからは、人類を救う物語というよりは父と子の絆の物語になって行きます。
この映画の肝は、やっぱり最後のオチだと思うんですけど、この作品に関して言えば、唐突な感じではなくて、最初から伏線があったので、まあ納得でした。
あの流れだと、ああいうオチに持ってくしかないと思うんで(笑)
父子のドラマをもっと掘り下げて描けば名作になったと思うんですけどね。それでも息子と別れる場面は感動してしまいましたが。
人類の新たな「アダムとイブ」になった2人のその後が気になるラストでした。
衝撃度大。
とにかく今までのハリウッド大作にはない感じの衝撃度があります。
久しぶりにニコラスケイジの主演作でヒットを感じました。
予告でも見た飛行機事故の映像も凄いですが、その次が本当
凄すぎです。これはスクリーンで是非見たい映画ですね。
あれれ?
前半はまぁまぁの創りなんですが後半はドタバタ。
ちゃんとストーリーを作った上で最後の瞬間を迎える様にすればもう少しいい映画になったと思うのですが。
宗教がかっちゃったり、UFOやらの映像は非常に手抜き。
破滅の日が何かの言い伝えでもあればふ~んとも思えるのでしょうが。
どこかの予言の日付でも使えば良かったのではないでしょうか?
ハピーエンドではないのでもう少し重みを持たせて欲しかったです。
哲学も演出も下手すぎっ。
VFX + 突き抜けたストーリー
地球が滅ぶラストはハリウッド映画ではあまり見かけない
いつもすんでのところで、主人公が助けてくれる。
大きな犠牲を払ったり、すばらしい英知と協力と技術だったり
政治力とミサイルで救ってきた
はずなのだが、今回は滅びます。潔い。バッサリ。
選ばれた人だけ救われるのですが
助けたのが見た目、典型的な宇宙人(透明っぽい)
助けた意図は解らない。
そのあと地球滅亡なので、細かいことはどっちでもよくて
突き抜けていってしまった。
最後は他の天体(再生した地球?)で宇宙人に選ばれた人類が
生き延びることになったけど希望のあるラストだったのか?
人類の預かり知らぬところで 神=宇宙人=神秘 なもの
が意思を働かせている。不可解なこともあるものだね。完。
『ノウイング(既知?)』=『聖書』=『ノアの箱舟』なのか?
どっちでもいいけど。
新しいディザスター・パニックが見たかったけれど
予告編とは違う印象なのでそこは評価マイナスです。
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