山形スクリームのレビュー・感想・評価
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竹中直人は「絶叫計画」シリーズでも見て、出直してほしい。
“可哀想”な映画だった。エロとグロで攻めてないし、Jホラーの怖さもない。『貞子』『富江』シリーズみたいなネタ映画にもなれない。哀れになるほど何もかもが圧倒的につまらなくて、それでいて酷評にはギリ届かない残念ぶり。ネタ映画の観点からだと、実写『進撃』以下だろうね。 いっその事アメリカ産ホラーに習ってエロ入れたり、スラッシャー映画路線で攻めればまだ感謝なのに、変にマジメすぎちゃてるから、終始ワクワクできなかったし、理解不能な脇役キャストもあって余計にモヤモヤした。 成海璃子みたさで見たから、ギリギリ星は1.0.とはいえ彼女もこれといって役に魅力はなかったです(いっそ男子サービスカット、入れてくれれば俺得なのに)。一番嫌な“中途半端が記憶に残る出来映画”。それ以上でも以下でもない映画でした。 以上で終わり!
成海璃子見たくて鑑賞。 でもあんま出ない。 意外に成海璃子、桐谷美...
成海璃子見たくて鑑賞。 でもあんま出ない。 意外に成海璃子、桐谷美玲、波瑠と旬な子が出てる。 ただそれだけ。 内容はしょうもなすぎて笑えないしケータイいじりながら観た方がいい。
まぁこんなもんだろう
たわいもない、ホラーファンタジー。 成海璃子が見たいとか程度の動機で観るにはいいだろうが、都合よく終了するラストもどうなのか(笑) 少々の出血はあるが、ギャグ寄りのホラー演出はおバカ映画に許容のある人でないとダメと思う。 「やめてけれ~」とか何なのあの歌は 古すぎだろう
やめてけれ~
ナンセンスギャクっていうのはこういったものをあらわす言葉でしょうね 豪華出演陣に惜しげもなくくだらないことをさせてしまう竹中 マイコも由紀さおりも完全に破壊されてます(笑) 劇場で見ていたら完全に外れ DVDレンタル特価なら まーよいでしょう
監督の映画愛、炸裂! けど意外としっかりした作りです。
同じ日に観た『G.Iジョー』に引き続き、監督のテンションが異常に高い一本。 落武者幽霊ミーツ女子高生inド田舎という、全国規模で公開されるのが奇跡のようなB級設定だが(笑)、映画の完成度は意外と高い。 科学特捜隊シリーズみたいなオープニング。『シャイニング』とモロ被りの音楽。ゾンビ映画のお約束や『マーズアタック!』な展開など、随所に監督の映画愛が炸裂&たまに暴走。だが物語自体が破綻する事は無く、ホラーだからと言ってエグいシーンはほとんど無い。ちょっと泣かせる展開も含め、誰もが楽しめる作品に仕上がっている。 まあ問題は——ホラーにしては怖くなく、コメディにしては笑えない点(爆)。そこが肝心カナメの部分じゃねぇかと突っ込まれても、そう思ったんだからしょうがない。随所随所は笑えるんだけどねぇ……。温水さんとマイコさんの壊れっぷりは最高だし、クリスタル・ケイがあんな役で登場した時は危うく卒倒しかけたが、基本、監督のテンションについてこれるかが勝負か。 せわしない編集と、コメディにしては長い上映時間もマイナス。 とはいえ作り手がこの映画を楽しんで作ってるのが伝わるので、個人的にはなかなか好感度の高い映画です。
ホラーとしてもコメディとしても・・・・。
竹中直人が好きなので、この作品は随分前からチェックしていてとても楽しみにしていた。が、コメディとしてもほとんど笑えないし、ホラーとしても全く怖くない。ストーリーとして肩すかしな感じで、はっきりいってつまらない。配役もいまいち。監督作品は実は初めてみるのだが、他もこんな感じなんだろうか?かなり残念。
バカバカしさ満載の恐ろしさ?
“怪優・竹中直人”監督作、第6弾!意外にも、初のコメディ作品なんですね。でも、これが一筋縄ではイカンのですよ…(^^;。 そう、この映画は“コメディ”でありながら“ホラー”なんですよ。結構血も飛んだりするんですけど、とにかく全編バカバカしいの!あまりにもバカバカし過ぎて、逆に笑えないの(うん?アカンがな(^^;)!あのね、竹中カントク、マニアック過ぎるんだよ~!!最近の子達は、どう思ってるかは知りませんが、そもそも竹中直人って“俳優”ってよりも“ピン芸人(?)”でいらっしゃいますから。所謂“形態模写=モノマネ”で世間を笑わせて、世に出てきた人なんですよ。この映画は、そんな竹中カントクの原点とも言うべき、ギャグなんかが満載!で、当時を知ってる吾輩世代なんかは面白いんですけど、コレ今の子達に、わかるんかな~?吾輩の観た試写室では、どちらかと言うと吾輩より年配の方が多かったようで、逆にこちらの世代にも、あまり理解されてなかったような…(>_<)。いえね、面白いんですよ。もお、くっだらないくらいにハチャメチャで、面白いんですけど…あ~!何か惜しいな~!! くだらないだけじゃなく、映画好きの竹中カントクらしく、この映画は、過去の名作映画へのオマージュと言えるシーンが随所に出てくるのですが、これもまた非常~に、マニアック(^^;!軽く観に行った人には、恐らくわかんないだろうな~(いや、吾輩も実は半分くらいしか、わかんなかった…爆)。もう、とにかくこの映画“奇才・竹中直人”のギャグと映画に対する暑苦しいまでの思いが、120%満載で詰め込まれています。ホンマ、濃密ですよ~。 吾輩、成海璃子ちゃんのここまで弾けた姿は見たことありませんでした。が、イイじゃないですか!充分コメディセンスありますよ。何か今まで実際の歳より、かなり大人びた芝居をされてきた感じが強いんですけど、こういう年相応のハジケっぷりも、カワいくてイイと思いますよ。意外な一面を見た気がしますが、むしろコッチの路線の方がこれからはイイかも?あと、一番驚いたのはマイコさんですね。前作「カフーを待ちわびて」の癒し系から一転、男にしか興味がないイケイケ女教師を、ハチャメチャに演じています。嗚呼、イメージ崩壊…(^^;。いやあ、カワイイ顔してよ~やるよ!ひと皮…いや、ふた皮剥けたかな?!そしてカントク・竹中さんも相変わらずの怪演!もお、ホントに楽しそう!!演出、演技どちらも好きなことを、存分にやっておられますね。あと、吾輩はまったく気付かなかったのですが、“アホの三太郎”を演じていたAKIRAって、EXILEの人だったんですね~。ゴメン!興味がないから(いや、EXILEくらいは知ってますが、メンバー個人個人については、全然知らんモンで…)、まったくわかりませんでした。『誰、この若手俳優?』って、本気で思ってましたから…(^^;。 「スウィングガールズ」に「おくりびと」etc etc…と、何ともロケづいてますよね~山形!かつて冬季五輪の開催地に立候補(最終的には長野になった)した時『さくらんぼ以外に何もない』と酷評された(哀)そうですが、いまや飛ぶ鳥を落とさんばかりの勢いですね。モンテディオ山形もガンバッテますしね~(あ、最近チョット失速気味か…汗)。
とにかく落武者+ゾンビの下手な展開。それがクスクスと楽しめる人ならアタリでしょう。豪華な出演陣がゾンビや自虐的な役柄に体当たりしているところが凄いです。
もう予告編を見ただけでも衝撃! 落ち武者ネタなら、ゴリの方が笑えた(^^ゞ余りのベタさに、脱力感さえ感じた。こういうドタバタには、それでも生真面目に演技する成海璃子がお似合いだぁ。 ・・・なんて以前日記に書いて、絶対に見ないことにしようと決意していたのにですぅ。そういう作品に限って試写会が当たってしまうんですね(^^ゞ落ち武者の祟りでしょうか?でも、当たったからには、見ないわけには行かぬとばかり、行ってきましたよ。 とにかく予想通りのベタでシュールな展開。小地蔵にとって、苦手なジャンルの作品だけに、見終わるまでが辛かったです。 当然突っ込みどころも満載。落ち武者の一部は、なんで海から蘇るのでしょうか。壇ノ浦だったらわかる気もするけど。そしてなんで落ち武者が、車というものを認識して、持ち主を脅して、車に乗り込み、ドライブを楽しみながら、御釈ケ部村に集合できるの? 加えて、なぜか落ち武者たちは、「老人と子供のポルカ」をある老婆が歌うと風船のように破裂して消えてしまうのだけれど、その対策がわかっても、必要以上に逃げ回るのは、脚本上の時間稼ぎをしているとしか見えませんでした。わかっているんなら、何でその歌を歌わないのと疑問が残ったのです。 昔同じアパート長屋で暮らしたこともある竹中監督作品をこき下ろしたくないけれど、生理的な問題なので、監督お許しくださいませ。 よく言うと、シャイな竹中監督が、凄くお茶目に登場人物を描いている作品ともいえます。監督自身の幅広い交友ネットワークで集めた豪華キャストに、普通恐れ多くてこんな演技指導は無理だろうというキャラを、ふつうに演じさせているところが凄いです。 その分、登場人物のキャラはどのキャストも濃厚!登場するだけでクスクス笑ってしまうことでしょう。それが楽しめる人なら、本作はアタリですよ。 中でもゾンビ役がスゴイです!落武者の体液を吹き付けられると死体でもゾンビになってしまうのですが、この特大オーバーアクションの下手なゾンビに、豪華な共演陣が大まじめに取り組んでいるところが傑作です。 ゾンビになっても「なんでオトコができないのよ~」と、男を求め続ける勝先生という役柄は、演じるマイコに対して、本人への痛烈な皮肉なのかも? さらに、本人役の温水洋一なんか、もっと惨めでした。なんと劇中で、登場人物たちから、すぐに芸名を忘れられるというどうでもいい役者扱いだったのです。本人役なのに。 それに対して、何度も温水洋一ですと芸名を連呼するという、あり得ない惨めさでした。ここまで監督もよくやらせるものですね。 徹底した下手さで進行する本作の中で、唯一シリアスなのが、落武者の頭領葛貫忠経の登場シーン。沢村一樹の凛々しい武士ふりも決まっていて、光笛姫と逃げ延びる時代劇パートも、ずしりとした重みを感じさせました。 ひょっとして竹中監督は、まじめに時代劇を撮らせば、いい作品を生み出すかもしれません。葛貫の登場シーンでは、監督の演出技量の確かさを感じさせてくれました。
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