「悲しい出来でした」オーストラリア xtc4241さんの映画レビュー(感想・評価)
悲しい出来でした
僕は二コール・キッドマンのファンで、
全作品約30作も見ているのですが・・・
今回のオーストラリアは全然、イケテなかったです。
はじめのほうのユーモラスな動きも、
ちょっと大味で惹かれるところがなかった。
後半のアポリジニの少年との交流も、
なにか薄っぺらい感じがしてしまいました。
ついでに、ヒュー・ジャックマンもステロタイプな役
で魅力に乏しかった。
「オーストラリアの歴史大河ドラマを」という
オーストラリア人監督バズ・ラーマンの思い入れが強すぎて、
内容を詰め込みすぎ。
それで、みんな薄味で、うすっぺらいものになってしまった。
登場人物に、深みというものがないのが致命的でした。
ムーラン・ルージュにあったような、”箱庭だけど濃密な世界”
のほうが素敵だなと感じたしだいです。
でも、支持しているのも、結構いてよかっなと思いました。
とにかく、僕は二コール・キッドマンのファンですから・・・
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