僕は君のために蝶になるのレビュー・感想・評価
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流石のジョニー・トーでも
題名から恋愛映画と思うと…。 「これ…幽霊映画?」 事故から3年。元カノが恨みを持って主人公の女性の前に現れる。 ジョニー・トー版『ゴースト ニューヨークの幻〜逆恨みバージョン〜』(笑) 本家『ゴースト』は、見えないけれど存在を感じさせる切ない恋愛映画だったけれど。こちらは完全に見えちゃうから。しかも、「出て来て!」と言えば出て来ちゃうから(笑) 最後には結局切ない恋愛映画として着地するんですが、観ていて何だか都合が良すぎる様な…。 出来ればジョニー・トー監督らしい、クレーン撮影をふんだんに駆使したり、不必要な位の長廻しを使ったり…といった遊びが欲しかった位でした。 流石のジョニー・トーも題材が題材だけにやり切れなかった…ってところでしょうか。 とは言え、突然に蝶々が飛ぶ場面では「まるでジョン・ウーの鳩じゃん!」(笑)と思ってしまいましたが。 (2008年11月2日シアター渋谷TSUTAYA/シアター1)
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中途半端なラブストーリー。
ビック・チョウ、リー・ビンビン共演のラブストーリーだが、彼女のスタンスが脚本上中途半端。思いっきり悲劇なのかサイコスリラーか、はたまたサスペンスか、生きている人物と死んだ人物の違いが分からず、意味不明な箇所が多いです。多分台湾では蝶が使者を送るのが常識なんでしょがそのあたりも感情移入ができません。そもそもリー・ビンビンはショートカット似合わないし、明るく気が強い女性を演じるのが良いと思う。過去のトラウマを引きずる中途半端な役は似合わない。 正直F4のファン以外は面白いと思わないと・・。 それ以外の方はオススメできません。
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