「意外とハラハラドキドキする拾い物の1本」ミーアキャット ダース平太さんの映画レビュー(感想・評価)
意外とハラハラドキドキする拾い物の1本
ミーアキャットとの距離を縮めるために、最初の3ヶ月はカメラを一切回さず、彼らがカメラやスタッフを警戒しなくなってから、さらに4ヶ月の期間を敢行したというだけあって、本作には「これ、どうやって撮ったの?」と驚くこと必至のアフリカ・カラハリ砂漠の映像や、自然の脅威が収められている。まずはそれだけでも楽しめると思う。
で、ここからは評価の分かれるところだと思うけど、おそらく膨大な量のフィルムを回したのだろうけど、それらの素材を編集して、あるミーアキャットの家族の姿を追った物語仕立てになっているので、純粋なドキュメンタリーが好きな人は、拒否反応を示してしまうかもしれない。
ただ、ミーアキャットは、思わず顔がほころんだほど可愛かったし、とても人間に似ていて驚いた。だから観る価値のある作品だと思います。なお、観るなら、ぜひポール・ニューマンのナレーションが聞ける字幕版で観ることをオススメします!
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