「本当の意味で人生の追体験」チェ 28歳の革命 keitaさんの映画レビュー(感想・評価)
本当の意味で人生の追体験
一概に出来ないソダーバーグの作風が表れている。 だが、今作のアプローチの仕方はドラマとしての起伏が無く限り無くドキュメンタリーに近い。
ゲバラの革命に生きた人生を主観、客観の両方向から捉えたその鋭い観察眼によって私たちは彼の人生を追体験する。
しかも、この作品に於いては本当の意味で追体験だけに徹底されドラマとしては成り立っていない。
革命を成し遂げまでのゲバラの心情に深く斬り込む作品だと思っていただけに残念だった。
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