ブロークン・イングリッシュのレビュー・感想・評価
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共感!!
10/4/11
ノラの気持ち、すっごく分かる。
不安になって臆病になって、愛したいし愛されたいけど、
愛せないし愛されない。
でも魔法を信じたい。
前へ進む勇気!!
ユルユルとフワフワと流れるこの空気感。
何とも言えないあのラスト。
ジュリアン、私も連れ去って!!
ノラがとってもオシャレです。
双方向から。
名画座にて。
ついにカサヴェテス・ファミリーの娘も監督デビューですか^^;
スゴイ。しっかりとお母さん(グロリア♪)も出してますしねぇ。
う~ん、、ただ。やはりお兄ちゃんの才能に比べるとまったく
大甘でxxベタベタネチネチとした感触が残りましたねぇ。。
大物監督の娘。というと有名どころでコッポラの娘さんとか
いますけれど、その評価は好き好きが分かれるところで。
私が思うに、これら女性監督の癖というか^^;
女性特有の感情曲線のようなものを感じてしまうんですねぇ。
あんまり大局を見ていないというか…。私性に没頭する感じ。
物語を作るなら、男性側の感情も考慮しませんと(爆)
今回の主人公、P・ポージーは可愛いけど、どこか垢抜けず、
ふにゃふにゃクネクネしている感じがどうも私的にダメxx
お相手M・プポーがエラくカッコいいので^^;何か噛み合わない。
彼が、彼女の、「どこ」に惹かれたのかが解明できないため、
その後の不安症にさいなまれる彼女を支え続ける彼こそが、
どうにも気の毒に思えて仕方ない。恋愛というのは、片方の
底力だけでヨイショなんてできないので、その柵がクリアに
なればいいなぁ…と期待してスクリーンを見守るものの、
彼女がフランスに渡ってからの行動にもまるで説得力がなくx
オイオイ…というところで、やっと??ということになるが。。
この危うさから比べると、お母さまのドッシリしてること!(爆)
本作で言いたいことは全部このお母さんが言ってくれるので^^;
まぁ…彼女の場面を観るだけでも。価値あり。か。
(男はそんなに待てないし、他に標的を見つけるのが得意?)
「昨晩は楽しかった」「セックスをしなくても?」
映画「ブロークン・イングリッシュ」(ゾエ・カサヴェテス監督)から。
恋愛下手の主人公、ノラ・ワイルダー、30代、独身。
意中の男性と、いい雰囲気になると、ハイテンションで強いお酒を飲み、
気がつくと、翌朝、横にはその男性が寝ているパターンが続く。
「あぁ〜、またセックスしてしまった」と自己嫌悪に陥った頃、
フランス人のジュリアンと出会ったが、彼とはセックスをせず朝を迎える。
そんな彼が、朝、彼女を見つけた時、「昨晩は楽しかった」と告げる。
それに答えた彼女の台詞が「セックスをしなくても?」だった。
続けて彼が呟く。「セックスをしないと嫌われる?」。
そして彼女がぼそっと「相手の男による・・」と恥じらうシーン。
なぜか、印象に残っている。
「帰らせたくない、僕と一杯だけ」
「もう一杯、どうだい?」「(飛行機に)乗り遅れるよ」「そうね」と
アルコールに関する台詞が、私のメモ帳を黒くした。
「アルコール」と「セックス」の話題が、こうもサラッと続くと、
却って、爽やかに感じてしまう。(笑)
やっぱり、殺し合うシーン連続の映画より、キスシーンの多い映画の方が
私には合っているな・・と「貸切」状態の映画館を後にした。(汗)
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