「双方向から。」ブロークン・イングリッシュ ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
双方向から。
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名画座にて。
ついにカサヴェテス・ファミリーの娘も監督デビューですか^^;
スゴイ。しっかりとお母さん(グロリア♪)も出してますしねぇ。
う~ん、、ただ。やはりお兄ちゃんの才能に比べるとまったく
大甘でxxベタベタネチネチとした感触が残りましたねぇ。。
大物監督の娘。というと有名どころでコッポラの娘さんとか
いますけれど、その評価は好き好きが分かれるところで。
私が思うに、これら女性監督の癖というか^^;
女性特有の感情曲線のようなものを感じてしまうんですねぇ。
あんまり大局を見ていないというか…。私性に没頭する感じ。
物語を作るなら、男性側の感情も考慮しませんと(爆)
今回の主人公、P・ポージーは可愛いけど、どこか垢抜けず、
ふにゃふにゃクネクネしている感じがどうも私的にダメxx
お相手M・プポーがエラくカッコいいので^^;何か噛み合わない。
彼が、彼女の、「どこ」に惹かれたのかが解明できないため、
その後の不安症にさいなまれる彼女を支え続ける彼こそが、
どうにも気の毒に思えて仕方ない。恋愛というのは、片方の
底力だけでヨイショなんてできないので、その柵がクリアに
なればいいなぁ…と期待してスクリーンを見守るものの、
彼女がフランスに渡ってからの行動にもまるで説得力がなくx
オイオイ…というところで、やっと??ということになるが。。
この危うさから比べると、お母さまのドッシリしてること!(爆)
本作で言いたいことは全部このお母さんが言ってくれるので^^;
まぁ…彼女の場面を観るだけでも。価値あり。か。
(男はそんなに待てないし、他に標的を見つけるのが得意?)
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