「「昨晩は楽しかった」「セックスをしなくても?」」ブロークン・イングリッシュ shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
「昨晩は楽しかった」「セックスをしなくても?」
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映画「ブロークン・イングリッシュ」(ゾエ・カサヴェテス監督)から。
恋愛下手の主人公、ノラ・ワイルダー、30代、独身。
意中の男性と、いい雰囲気になると、ハイテンションで強いお酒を飲み、
気がつくと、翌朝、横にはその男性が寝ているパターンが続く。
「あぁ〜、またセックスしてしまった」と自己嫌悪に陥った頃、
フランス人のジュリアンと出会ったが、彼とはセックスをせず朝を迎える。
そんな彼が、朝、彼女を見つけた時、「昨晩は楽しかった」と告げる。
それに答えた彼女の台詞が「セックスをしなくても?」だった。
続けて彼が呟く。「セックスをしないと嫌われる?」。
そして彼女がぼそっと「相手の男による・・」と恥じらうシーン。
なぜか、印象に残っている。
「帰らせたくない、僕と一杯だけ」
「もう一杯、どうだい?」「(飛行機に)乗り遅れるよ」「そうね」と
アルコールに関する台詞が、私のメモ帳を黒くした。
「アルコール」と「セックス」の話題が、こうもサラッと続くと、
却って、爽やかに感じてしまう。(笑)
やっぱり、殺し合うシーン連続の映画より、キスシーンの多い映画の方が
私には合っているな・・と「貸切」状態の映画館を後にした。(汗)
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