愛のむきだしのレビュー・感想・評価
全22件中、1~20件目を表示
4時間があっという間でした
友人に勧められて見ましたが面白すぎて4時間があっという間でした。キリスト教一家のユウは神父の父親に毎日懺悔を求められ、罪作りのために盗撮を始める。主人公のユウはとても純粋なんだなと思いました。そして急にくる運命の日まであと365日!!ユウとヨーコが一緒に戦うシーンは爽快感があり音楽も独特でマッチしていてとても良かったです。あとヨーコのパンチラ。そしてこのストーリーの中で大事なのが安藤サクラ演じるコイケ。何を企んでいるのか、何をしたいのか、何が目的なのか、よく分からなかったですがユウのことが好きなのは何となくわかりました。この映画はテーマがコロコロ切り替わってほんとに飽きないです。第1部は優しかった父が女が出ていったことによって一変し、ユウに毎日懺悔を求める。そしてユウは罪作りのために小さな罪作りから始め、そして盗撮に行き着く。第2部。小さい頃に亡くなった母に言われた「いつかあなたのマリア様を紹介して。」ユウはマリアを探し始めて運命の場所に立つ。そこでヨーコという女の子出会う。第3部、訳あって義理の兄弟になってしまったヨーコとユウ。そこに魔の手が潜む。宗教団体、ゼロ協会の幹部コイケが一家を宗教に取り込んでしまう。
第4部、完全に洗脳されてしまったヨーコを救うべくユウが宗教団体のビルを破壊、襲ってきた幹部をも殺してしまう。
最終段階、記憶喪失になってしまったユウは精神病棟でヨーコと出会った時に名乗った"サソリ"だと思い込んでいた。そこにヨーコが会いに行き思い出して!とユウに訴える。
そしてヨーコのことを思い出したユウは精神病棟から逃げ出しやっと2人は結ばれる。TheEND〜
アクションも割と本格的だしこの映画には色んなテーマが混じってる。虐待、宗教、恋愛、洗脳、バイオレンス。そこが面白い。ヨーコもすごく魅力的だったけどそれよりも魔性の女コイケ。とにかく面白い。
長いしキモい
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神父である父が頭おかしくて、そのせいでグレて変態になった主人公。
満島はレズで、女装した主人公に一目ぼれするが、真相を知ることに。
逆に主人公は満島を見て生まれて初めて勃起し、満島を好きになる。
しかし満島は変態野郎と言って受け入れない。
変態がバレて学校も退学なった主人公。
父や満島らは変な新興宗教に洗脳され、主人公が助けに来る。
そのうち主人公が精神病だか記憶喪失だかになって、
逆に満島が主人公を好きという気持ちに気付いて助けに来る。
最後は心通じ合う。
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長いわ・・・4時間もあるんやもん。
最初はコメディっぽくて、その設定もおもしろみがあった。
でも唐突に新興宗教の話になり、流血シーンもキモいし・・・。
さすがにもう見る気にならず、ネットしながら聞いてた。
満島は腹が座っているというか、女優魂のようなものを感じた。
こころのむきだし
全員が愛着障害。
自分の愛着の傷を隠さず、お互い傷を塞ごうとしたり開こうとしたりでもうぐちゃくちゃ。深刻なのにしっかりエロを挟んでくるからしょうもなくて笑える。
その中でも安藤サクラ演じるコイケの家庭環境が特に辛かったし、断トツでグロい。
園子温監督がなぜニッシーを主演に置いたのか聞いたとき、「女装が似合うから」と言っていたのは笑った。
西島隆弘コレが初主演?!
西島隆弘!こんなに魅力的な演技をする人だったなんて😲
強気な男のカッコよさ。男の子のバカで真っ直ぐなところ。サソリの時はお姉さん的な女性の優しさ。精神を病んで壊れる感じ。最初から最後までヨーコへの愛を貫く強さ。一本の映画で様々な顔を見せてくれました!素晴らしい✨👏
満島ひかりもカッコよさと可愛さ、強さと弱さ。良かったけどやっぱり西島隆弘の方が光ってたなぁ😆✨
安藤サクラの怪演はどうも生理的に受け付けないようで苦手です😰
最後にユウとヨーコ互いの想いが通い合って本当に嬉しかった😂 この映画で泣くとは思ってなかったよ😝
わけわからん!!が率直な感想。(褒めてる) どういう気持ちで見たら...
わけわからん!!が率直な感想。(褒めてる)
どういう気持ちで見たらいいのかわからないストーリーだった笑
ヨーコが出てくるあたりまでは、登場人物みんな頭おかしい… と一歩引いてて、
けど仲間たちとかとの馬鹿馬鹿しさにちょっと引き込まれて、どういう風に終わるのか検討がつかなくて気になってきて、本部に突撃するとこはやっぱこの人らおかしい…ていう感じ
宗教の恐ろしさみたいのはあんまり入ってこなかったな
悪だとわかって観ていたのでただただ不快ではあったけど
満島ひかりに惹かれた。バスの中初めてこちらに向けた目線とか。コリントの信徒への手紙とか。初めて感情をこちらに向けてくれたね。という感じ
終わりがけの考えてるとことか。
あと音楽がいい。
基本的に感情移入して映画を観るので、移入できないと、不可解だ、となるのかな?
やりたい事をやりきりました!感。
園監督がやりたい事をとことんやった映画という印象。「むきだし」ってだけあって、前半それぞれが抑圧していた感情をむきだしにしていく様はなかなか良かった。
『自殺サークル』や『紀子の食卓』の様な抽象的な問いかけ(アレはアレで好きなんだが)を排して、性や宗教をどストレートで描いた思い切りの良さも当たっています。
持ち前のB級感も全開ですが、園子温作品を見ようと思うなら、この作品からを勧めます。
個人的に『ヒミズ』以降は園作品の良さ感じられないので。
それにしても、この頃の園監督は本当に役者さんの使い方が旨くて、特に若い主演3人(安藤サクラも入れてます)が凄くいい。満島ひかりはその前から画面映えする女優さんだったけど、この映画で化けた気がする。
「コリントの使徒への手紙」のシーンは、内容はともかく演技が圧巻。観入ってしまいます。
長い映画だけど、見応えのあるいい映画です。
キツかった(ノд-`)
長い。くどい。厨二。キツい。
登場人物ほぼ全員が変態で馬鹿。
ユウはヨーコに対して優しく接しようとしてるけど、
ヨーコはユウに対して終始 敵意むき出しにし過ぎ。
(最後の最後に変わりますけど)
みんなの執着心(?)みたいなものが気持ち悪い。
病んでるんでしょうね。精神病にしか見えなかった。
感情が一方的過ぎで、とにかく騒いで叫んでてカオスだった。やり過ぎでシラケる。誰に対しても感情移入は出来なかった。
出演者の化粧や髪型が古すぎるんですが、本当にあった出来事のようなので、その時代のものに合わせているんでしょうか?
前半を見てコメディかと思い、バカバカしいと思いながらも少し面白いと思っていたのに、後半は宗教のお話になってきて、しかもくどくて長くて、正直つまらなかった。
宗教関係の事件を題材にしたものを見るのなら、ドキュメンタリーを見るからいい。こんなに長くする必要なかったんじゃないか?この映画の趣旨は何?
最終章の最後の病室のシーンだけちょっとだけ感動したけど、この監督の映画は合わないと心底思いました。一応ハッピーエンドって事になるんですかね。最初は★0.5付けるつもりでいましたが、最後のヨーコが良かったので、★1.5にしました。
今後は、いくら高評価だったとしても、この監督の映画だったら、見るのを躊躇いそうだ。
満島ひかりの美しさが際立ってる作品。 強い女性なんだけど、その中の...
満島ひかりの美しさが際立ってる作品。
強い女性なんだけど、その中の弱さにどんどん惹かれてった。
にっしーの体当たりの演技も本当に素晴らしい!
安藤サクラがいなければこの作品は成り立たない!
と言える演技力はさすが圧巻!
長いかもしれないけど、絶対見た方がいい!!
こんなに心を打つ変態はいません!!
コミカルでも最低限のルールは守るべし
長い映画で、1つのシーンでも何度もカットを分けてるからか、つながりに違和感があるところがちょくちょくあります。
最後の病院のシーンでヒロインが主人公と一悶着あって追い出されたあと、主人公が部屋を抜け出して外に出ようとしてるのを病院の人達が「どうしたんだ?」的なリアクションをしてます。
そんなのヒロインに会おうとしてるに決まってるじゃないですか。
真剣な話であれコントであれ、おざなりにしてはいけないポイントでしょう。
しかし満島ひかりは素晴らしいです。
Love Exposure
エロくていい、グロくていい、狂ってていい
とにかく、ぶっ飛んでる
私はこの映画の一番いいところだと思ってます
ユウとヨーコ、二人を取り巻く個性的な人たち
園子温監督らしい映画
ユウのヨーコへの真っ直ぐで揺るぎない思い
その題名通り、愛がむきだしているような状態
人の本来の最も美しい姿だと思う
宗教って、ある意味恐ろしいものなのかもしれない
何かを信仰するという事は自分の自由を奪う事なんじゃないかなと思った
終盤、何とも言えない嫌な気分になった
どうしようもない、そんな気持ち
でもラスト、正気に戻るユウ、ユウに手を伸ばされて嬉しそうに笑うヨーコ
ラストで救われた
何回も観たら、もっと深みの増す映画だと思う
主題歌のゆらゆら帝国の「空洞です」がすごくいい
作品にすごく合ってるし、歌詞が素敵
なんだか70年代の歌の雰囲気が残ってる
最高傑作
園子温映画を観るのはヒミズに続いて二回目でした。
ヒミズも大好きで、邦画の中では愛のむきだしに続いて二番目に好きです。
最高のエログロ。血しぶきがすごすぎると思うところもありますが、その演出も含めて園子温監督らしさなのかなと思いました。
最後はとにかく号泣。泣かされました。
AAAのことは全く知りませんが、西島隆弘さんの演技、本業が歌手だとは思えないほど素晴らしかったです。
そして満島ひかりさん、女ですが惚れました。可愛らしさもあり、エロさもあり、躊躇しない演技が最高にハマっていました。
安藤サクラさんの演技はリアルに怖かったです。すごく上手いです本当に。
観てよかったです。また観ます。今まで観た映画の中で一番好きになりました。最高です。
何回か観てるんですけど
正直、サイコーッの映画だと思います。
終盤の精神が壊れてしまったユウの姿にそれまでのヨウコへの想いや頑張りを思い出すと切なすぎです。
予備知識なしで初めて観た時はそこでマジ泣きしました!
そして登場人物の写しかたがカッコいい!音楽のチョイスも渋くてカッコいい!値札くんもイイやつ!
パンチラで感動!パンチラで涙!
上映時間実に約4時間。237分。
その内容は…パンチラ♪っすよ、パンチラ♪(嬉)
章仕立てで進む話は、タイトルが出るまでに何と50分。
奇跡が起こる1年前から始まるが、時間の概念は殆ど不要。
敬虔な神父を父親に持ち、“父親”に認められたい(怒られたい)為に“盗撮”を繰り返す《ユウ》
しかし、その為に勃○出来ない不能者となってしまう。
父親に性的虐待を受けた為に男を憎む“マリア”《ヨーコ》
この2人が運命的な出逢いをするまでが前半。
これに絡むのが、やはり父親に性的虐待を受けトラウマから、話題の新興宗教に入信する女《コイケ》
彼女は、同級生をカッターで刺し、自分の腕や父親の“あれ”をちょん切る狂信者だ!
かくしてパンチラ♪エンターテイメントは前半のハイライトとなる、《ユウ》の《人生初○起》を迎える。
(*^-^)ノヾ(^▽^)ノo(^o^)o(^-^)人(^-^)(@^O^@)(*^_^*)(*^-^)ノ
おめでとう。本当におめでとう。
後半は、レズ映画か?と見せかけて宗教映画へ。
しかし、最後までテンションを保ちながら“愛のパンチラ♪エンターテイメント”は走りきる(笑)
内容がパンチラ♪・盗撮ですから。映画の途中・終了直後に退出する女性が続々…そりゃそうだろう。中には盗撮を容認している…と見る人がいても解らないでは無い。
出演者は主人公とパンチラ♪仲間の3人組以外は観ていて苛々させられる人間ばかり。
前半は父親役の渡部篤郎に苛々させられ、愛人役の渡辺真起子は前半から中盤に掛けて圧倒的な存在感を見せ付けては、観客の苛々感を増幅させる。
こうゆう役所をさせると渡辺真起子の右に出る女優さんはとにかく居ない。『M/OTHER』の頃から、最近の作品『ロストガール』等はまさにその典型的な演技で、彼女でなければあの様な、観客の気持ちの苛々感を増幅させる役はやれないでしょうね。
そしてびっくり仰天したのが安藤サクラです。
もの凄い成長度合いです。彼女は『風の外側』での女子高生役が今ひとつだったのですが、監督と題材が変わればこれほどまでに変わってしまうものなのですね。
『むずかしい恋』を観た時に少し「おっ!凄く上手くなったなぁ〜」と思ったのですが、映画の後半は彼女の独り舞台と言い切って良い位に、観客の心を踏みにじる超絶なるキャラクターを演じきる。
そして、この映画のヒロインで、理想の“マリア”様になるのは満島ひかり。彼女は何度もパンチラ♪を見せてくれるので、このツンデレ(←最早死語)キャラクターは嫌いになれん。
いや寧ろ最後の最後には感動すら覚える。
特に後半満島ひかりが聖書を絶叫しながら引用する場面では不覚にも涙が溢れてしまった…。パンチラ♪で感動ですよ、パンチラ♪で涙ですよ(苦笑)
『女囚さそり』の梶芽衣子は、『キル・ビル』:ユマ・サーマンを経て遂に日本へと回帰した。
最後の纏めの段階で字幕での説明を用いた為か、かなり早足になってしまっていたり、パンチラ♪3人組のその後が不明だったり…と、不満な箇所も少し在りますが、満足度はかなりあります。
だって、パンチラ♪で4時間ですよ。パンチラ♪で4時間!
祝不全勃起完全復活!
(o^-')b(*⌒▽⌒*)o(^-^)o(^-^)人(^-^)ヽ(≧▽≦)/p(^-^)q(〃▽〃)
おめでとう。本当におめでとう。
それにしても、自分の交響曲がパンチラ♪映画に使用されるとは、まさかベートーベンも草葉の陰でよもや思うまい(笑)
何度も書きますが、パンチラ♪ですよ。パンチラ♪
(2009年2月6日ユーロスペース/シアター2)
心地の良い余韻に浸れる
愛とは罪、という序盤の共通の認識から、終盤では愛を恥じるな、という流れに変わっていく。
言葉にならない迫真の演技に泣いてしまった。目力、声、表情、息遣いがリアルだった。
どんだけ濃密な480分間をすごしたことがあんのだ
ストーリーとかはどうでもいい、どこからでも拾えるだろう。どれだけ濃密な480分間を過ごしたことがあるのか。理屈抜きにYESと言えない輩は観てもいいのでは。町田康の告白を彷彿とさせる、初めは馬鹿やって愛する美女が登場しやってシリアスに入って破滅ってパターン。見過ごされがちだが、おとこと男の繋がりは大事だんだなってよく分かりますね。愛に飽和した輩こそ観るべきだ。
いろんな意味で忘れられない
不思議なもんで、この映画、最初「めっちゃ濃いストーリーだな!」と思っていたのに、最後の方まで来ると最初のことなんか頭からすっ飛んでました。
もちろん、父親が主人公に懺悔を強要するところなど、とても衝撃的でしたが、何ともゼロ教会本部に乗り込むあたりから、もうすごすぎて。まさか西島さんがあんなすごい演技ができるとはwww
しかも、私だけでしょうか、ストーリーが進むにつれ、西島さんの演技、磨かれてませんか?
ストーリーからしても、おそらくできる限り時系列のそって撮影したと思います(いきなり乱心のシーン撮影だったらもう役作りメチャクチャや笑)。
しかも4時間と、なかなか長い作品なので、撮影期間も長かったのでは…と考えると、進むにつれ、だんだん焼くも染み付いてきて、演技、やっぱり上手くなるんですかねぇ。
後は、他のキャストの方々は、安定した演技力ですよね。特に満島さんはデスノートの後編のテレビ局でのシーンや、最後にお父さんと駅から歩いてるシーンなどで、「なんや、この子めっちゃ演技上手いやん!なんで売れてないんだ??」と思っていたので、最近いろんな作品に出ていて、「おぉ、実力が評価されたのか」と思いました。
この作品に置いても、あの役は満島さん意外では想像できないかと…他の女優さんがやったらただクレイジーで暴力的な少女になってしまいそうですが、満島さんは彼女の深い闇を、彼女のいろんな精神状態の中できっちり表現できていました。
ただ、あの終わり方だと、二人がどうなったのか…ちょっと気になります。まさか自分がサソリと思い込んでるとは…笑
いやぁ、それにしても、いいもん見たわ。なんだか、脳裏に焼き付けられるって、こういうことを言うんですかね。
罪作り極まり、全てをぶった切る愛
・牧師の息子
牧師は失恋して、少し壊れてしまった。
それから毎日、高校生の息子に懺悔室で懺悔を求めるようになる。
父のためにリアルな罪を創り出していくはめに。
まず手始めに、校庭で蟻を踏み殺した。
少年は、あっという間に絵に描いたような不良グループの一員だ。
黒人相手に、喧嘩の極意を習得し、盗撮の技もプロ並みに・・・
少年は、取り付かれたように悪を食いつくし、気づかぬうちに普通から逸脱していた。
・牧師の息子と運命の出会いを果たす、少女マリア
父親の悪影響で唯一の敵は男と息巻く、男をぶっ殺すため、喧嘩の練習を毎日している。
・カルト教団の幹部の少女X
少女Xは父によって決定的に破壊されてしまった。
性は罪であると刷り込まれたのだ。異様なかたちで・・・
それからは、愛した異性を切り刻みたい衝動にかられる。
三人が出会い、悲劇がうまれた。
少女Xは少年を愛してしまい、少年はマリアを愛してしまった。
悪を尽くして備わった力で、少年は愛をむき出し、全てをぶった切る。
グロくて重たい映画だけど、エロとラブがコメディタッチで、緩和してくれる。
マリア奪還作戦あたりから、完全に引き込まれてしまった。
所要時間が長いため、内容的に薄い部分が点在していた。
それを引き締めるべく、圧巻の演技力で満島ひかりが貢献している、
男目線による、男のための国、青春活劇なり。
純愛部分以外は正直ビミョーです
終盤の純愛ハッピーエンドは素直に好きなのですが、4時間も主人公がヒロインに嫌われているもどかしい時間を過ごすのは正直苦痛でした。けっこう無駄なシーンがあると思います。
高い評価をされている方は、エンディングで感動できたし、全体も飽きなかったし、いい映画だったと思っているのか?と疑ってしまいます。
確かに、宗教とか家庭内暴力とか、いろいろ重たいテーマの内容が次から次へと出てきますし、盗撮だとか精神病患者だとか、自分があまり普段目にしない「社会の汚い部分」ばかり見せられているため新鮮で、飽きることはないのですが。別に純愛を伝えたいならもっと削って削ってストレートなものにしていいと思うのです。
ふつうありえないような過去を持つ人間が恋愛をするのはいいと思いますが、もっと脂っこくなくて、気持ち悪くならないぐらいのを作ってほしかった。
レオンとかの方がいいなぁ。
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