「4時間があっという間でした」愛のむきだし りりさんの映画レビュー(感想・評価)
4時間があっという間でした
友人に勧められて見ましたが面白すぎて4時間があっという間でした。キリスト教一家のユウは神父の父親に毎日懺悔を求められ、罪作りのために盗撮を始める。主人公のユウはとても純粋なんだなと思いました。そして急にくる運命の日まであと365日!!ユウとヨーコが一緒に戦うシーンは爽快感があり音楽も独特でマッチしていてとても良かったです。あとヨーコのパンチラ。そしてこのストーリーの中で大事なのが安藤サクラ演じるコイケ。何を企んでいるのか、何をしたいのか、何が目的なのか、よく分からなかったですがユウのことが好きなのは何となくわかりました。この映画はテーマがコロコロ切り替わってほんとに飽きないです。第1部は優しかった父が女が出ていったことによって一変し、ユウに毎日懺悔を求める。そしてユウは罪作りのために小さな罪作りから始め、そして盗撮に行き着く。第2部。小さい頃に亡くなった母に言われた「いつかあなたのマリア様を紹介して。」ユウはマリアを探し始めて運命の場所に立つ。そこでヨーコという女の子出会う。第3部、訳あって義理の兄弟になってしまったヨーコとユウ。そこに魔の手が潜む。宗教団体、ゼロ協会の幹部コイケが一家を宗教に取り込んでしまう。
第4部、完全に洗脳されてしまったヨーコを救うべくユウが宗教団体のビルを破壊、襲ってきた幹部をも殺してしまう。
最終段階、記憶喪失になってしまったユウは精神病棟でヨーコと出会った時に名乗った"サソリ"だと思い込んでいた。そこにヨーコが会いに行き思い出して!とユウに訴える。
そしてヨーコのことを思い出したユウは精神病棟から逃げ出しやっと2人は結ばれる。TheEND〜
アクションも割と本格的だしこの映画には色んなテーマが混じってる。虐待、宗教、恋愛、洗脳、バイオレンス。そこが面白い。ヨーコもすごく魅力的だったけどそれよりも魔性の女コイケ。とにかく面白い。