「20年代のディキシー風ジャズ・サウンドが心地よい。」かけひきは、恋のはじまり kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
20年代のディキシー風ジャズ・サウンドが心地よい。
大学を休学し、一試合につき1万ドルという報酬。試合の入場料が75セントだ。入っていきなりの大活躍。プロのアメフトも一気に景気回復。
トリビューン紙の女性記者レクシー・リトルトン(ゼルウィガー)はスポーツ記者としては異例の女性。彼女はカーターのスポーツマンとしての記事よりも、もてはやされていた戦争での英雄の真実を暴きたかったのだ。
アメフトも当時は人気が野球に押されていて、盛り上がりに欠けていたという史実も面白いし、なんといってもゼルウィガーの魅力満開。24歳の若者と38歳の中年アメフト・プレイヤー。微妙な三角関係も英雄伝説の暴露によってドッジに軍配が上がる。
カーターの突然のシカゴ移籍という展開はあるもののストーリーとしては盛り上がりに欠けるが、ランディ・ニューマンの音楽がいい。
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