「いかにもハリウッドなパニック映画かな」2012 ringoさんの映画レビュー(感想・評価)
いかにもハリウッドなパニック映画かな
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ひとことで言えば、いかにもハリウッドなパニック映画かな。
「インディペンデンス・デイ」などと違って敵がいるわけではないし、「アルマゲドン」のようにオフェンス的な危機回避策があるわけでもないので、基本的に人々は逃げるのみ。
だからこの映画の見どころは、地球規模の災害のスペクタクル映像と、主人公たちのギリギリセーフ的逃避行。群像劇で登場人物が多く「きっとこの人達は生き残るんだろうなあ」と思っていた人が逃げ遅れたりすることもありましたが、7割ぐらいは予想通りだったかなあ。
そもそも数十万人しか救えないというお話で、その状況は最後まで覆らないので、助からない人もたくさんいます。それで本当にいいのか?という苦悩も描かれてはいますが、逃避行中、周りの逃げ惑う人達に積極的に手をさしのべる様子もない主人公たちの行動が、この手の映画の定石とはちょっと違う気がしました。
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