ドゥームズデイのレビュー・感想・評価
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オリジナリティが何も無い映画!!
出だしのパンデミックの状況説明と、本編のマッドマックスっぽさが何か別映画で違和感を感じます。ストーリーやアクションが良い訳でもなく、主演女優が魅力的な訳でも無いので、敢えて観る必要は全く無いと思います。
ややごった煮感のあるB級SF。
ニール・マーシャル監督がストレスを発散させた作品。私は本作をそう思って観ている。モンスター・パニック・ホラーの名作、「ディセント」や、「ドッグ・ソルジャー」など真面目に作品と向き合い、正当に評価されたであろう作品を一度捨て、(捨てては無いだろうが)やけくそになって作った作品だと思っている。
過去に何度も描かれてきた終末世界を、過去の名作と共に振り返る形で気持ち良く描かれている。未知のウイルスの恐怖はそこそこに、壁に閉ざされ、自由の効かなくなった人間たちの見せる狂気を主にテーマとしているのだろう。その人々は独自の世界を築いており、それは狂気そのもの。情に訴えかけるような描写は無く、あくまでもR指定のエンターテイメントとしての存在であり、緻密な人間描写は期待しなくて良い。中盤の異様に長尺のライブのシーンがそれを物語っている。
本作を分りやすく紹介すると、以下の通りになるだろう。
「28日後…」+「ロビン・フッド」+「マッドマックス」だ。荒廃した街並みを装甲車が走る等のハイセンスな映像を見せる一方、突然タイムスリップしたように中世の時代の世界観を入れ込んで来たり、クライマックスには、ベントレー コンチネンタルGTとマッド・マックス化した狂気の連中とのカーチェイス。それぞれ一貫性の無い下らない映像に思えるが、意外にも違和感なく観れるのが本作の肝だろう。
絶対的に言えることは、B級ホラー好きは間違いなく観て損は無い作品だと言うこと。こういうのが観たかったんだ!という人は必ずいるはずである。
一粒で色んなB級味のアクションが楽しめる
かつて蔓延した“死のウィルス”が再び蔓延し始めた近未来のイギリス。
分け隔たれた壁の外の世界にある治療薬を手に入れるべく、女戦士をリーダーとする精鋭部隊が送り込まれる…。
ウィルス、荒廃した近未来、壁の内と外の世界、タフなヒロイン…。
何処かで見た題材・設定がズラリ。
言うまでもなくB級だが、それなりには面白い。
冒頭で世界観はご丁寧に説明。
ミッションまでテンポ良く進む。
壁の外の世界へ行ってからは、ド派手な見せ場の連続。
面白いのは、一粒で色んな味のアクションが楽しめる。
まず真っ先に思い浮かぶのは、『バイオハザード』。ゾンビみたいなウィルス感染者なんかはまさにそう。
荒廃した街中で襲い掛かってきたのは、『マッドマックス』みたいな格好のクレイジーな悪役たち。
まるで、『マッドマックス』の世界に『バイオハザード』のアリスがやって来た!
彼らの巣窟から逃げ出し、辿り着いた山頂で出会ったのは、中世時代のような奴ら。勿論、決闘アリ。
そしてクライマックスは、再び『マッドマックス』。オマージュたっぷりのド派手なカー・アクション!
その合間合間に銃撃戦や肉弾戦もあり、こういうB級アクション好きなら存分にツボを抑えている。
監督の趣向なのか、グロいシーンも惜しみなく。
“ミディアム・レア”は『食人族』も真っ青!
この手の作品にありがちな陰謀色は薄く、終始ヒロイン無双。
タフでカッコいいローナ・ミトラに目が釘付け。
まるでケイト・ベッキンセールを男前にしたようなハンサム・ヒロイン。
それもその筈。『アンダーワールド ビギンズ』の人だった。どうりで!
28時間後+マッドマックス
ストーリー自体は特に目新しくもないのですが
舞台がイギリス、ロンドンという所と後半の
カーチェイスシーンが特筆すべき点です。
ゾンビ物のB級作品では有るもののそこそこ楽しめた。
ヒロインのカッコよさもあり個人的にはA-位の
評価でしょうか。
表題に書いた通りの良いとこ取り的な狙いが
有ったのかもしれませんが後半のひねりが薄く
なんとなく展開や落ちが見えてしまう点が難点。
ゾンビ映画からマッドマックに途中から展開が
変わって最後はバイオハザード的な落ちで
また、続編をにおわすシーンもあるが
興行的にはこけたので、多分ないでしょう。
前半のゾンビ的なストーリー展開のままでは
バイオハザードを超える事は出来ないので
後半にマッドマックス的なシーンを盛り込んだ
のかもしれませんが、個人的にはもっと
銃撃シーンでゾンビを撃退するシーンが
多くあっても良いかとおもいました。
上記2本の作品が好きな方は観ても
損はないかもね。
女マッドマックス?みたいだった・・・
B級の印象は否めないし、お話自体が島国のイギリスに収まってしまっているが、それなりにおもしろかった。ヒロインが女ながらハードで甘さが一切ないのがいい。ボズ・ホスキンスも毎度のことながらいい味を出していた。ストーリーはよくある感じではあるが、意外な終わり方だったと言っておこう。
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