バンク・ジョブのレビュー・感想・評価
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面白かった
実話ベースらしいですが、ケイパーもののエンターテインメントとしてものすごく面白かった。
夕飯のおかずに観ていたのですが、夕飯そっちのけで観入ってしまった。
この次どうなるの?という展開の繰り返し。
テンポの良さが良いだけではなくて、物語がどっちに転ぶか分からない感じがあるので、作品から目が離せない。
「イギリスの田舎街が写ってるなぁ」と思って観ていたのですが、これ1970年代のロンドンだったんか。
イギリスの田舎街で撮ってるのかな?多分。
てゆーか、これよくイギリスで映画化できたな。
その点も凄いと思ってしまった。
有名人(政治家関係者以外の)が政治的発言をしただけで大騒ぎするこの日本では、この種の映画は絶対に撮れないからね。
銀行強盗
実際に起こったロンドン・ベイカー街のロイズ銀行貸金庫強奪事件。大きなニュースだったにもかかわらず、次第に報道されなくなった。英国史上数回しか発令されたことのないD通告(国防機密報道禁止令)による報道規制があったためとされている。
妻子ある中古車ディーラーのテリー(ステイサム)はマルティーヌ(バロウズ)の誘いに簡単に乗ってしまう。警備システムの交換のため1週間の無警備状態になる隙を狙い、2軒隣から地下にトンネルを掘るという計画だ。各方面のプロを含めた7人の仲間が集まった。一方、王室のスキャンダル写真を撮った、マルコムXを信奉する男マイケルXは警察から睨まれていた。また、テリーを付け回す借金取りも現場に張り付いていた。
マルティーヌの目的は違っていた。マイケルXを失脚させるため、写真を奪取しようとしていたのだ。金庫破りもそう簡単にはいかないもの。アマチュア無線家が通信を傍受し、警察へ連絡。どこの銀行かは特定できなかったが、徐々に追い詰めていった。
三つ巴どころではなかった!銀行の貸金庫を使ってるヤツは裏社会の人間も多い。諜報部員MI-5だかMI-6だかよくわからないがティム(リンターン)が麻薬密輸の容疑者マルティーヌに無罪放免するために計画させたこと。ティムにとっては王室のスキャンダル写真を奪うことでマイケルX(ピーター・デ・ジャージー)を失脚させるだけだったが、その他にも貴族や下院議員の写真があったり、ポルノ監督ヴォーゲル(デヴィッド・スーシェ)の汚職警官の賄賂台帳があったのだ。とにかく、命を狙われるテリーの仲間たち。銀行強奪が上手くいったのに苦難の道は続くのだ。そして、最終的に取った手段が、ティム、ヴォーゲル、そして警察にそれぞれ同じ場所で取引することだった。
登場人物も多く、展開も早い。人間関係を速やかに把握しないと置いてけぼりにされそうな内容だけど、後半はかなりスリリング。ヴォーゲルに殺されたデイヴ、何者かに殺されたガイとバンバス。悲劇もあったが、残りの仲間は無事で、いったん警察に捕まりかけたが、ティムの配慮か、即座に釈放。テリー家族は海外でクルージングを楽しんでいた・・・
ケヴィン(スティーヴン・キャンベル・ムーア)とマルティーヌは4回中華を食べ、1回セックスしたという間柄。テリーとの関係も怪しかったが何ともなかった模様。しかし、そうした恋愛関係まで織り交ぜるなんて、欲張りすぎだ・・・
事実は小説よりも奇なり!!
台詞が簡潔で分かり易く、観易い映画だなと思っていたら、銀行強盗のシーンからグイグイ引き込まれ、最後まで怖くて面白かったです。これが現実にあったストーリーだなんて、やはり作り話の映画とは別格だなあと驚きます。犯罪サスペンスの傑作だと思います。ステイサムの主演作品を漁っていたら、思わぬ収穫でした。
実話だからこその終わり方
総合 :55
ストーリー :15
キャスト :14
テンポ :14
演出 :10
見返したい度:2
実話に沿った映画という事でしたが想像以上の内容でした。
昔はやはり警察と裏の結びつきが凄かったんだなと言う事と今もそうですが、日本とは違って王室と言ってもあまりよろしくない行為もするイギリス王室は現在だなと。
話自体は面白かったし初見の人には薦めたい映画ですが見返したいと思わなかったのは登場人物が皆最低過ぎるからです。
実話だからこそでしょうが、この映画の主要登場人物は味方含めて全員いなくなった方が世の中の為でしょうね。
最後の終わり方もバッドエンドだろうなと思ってましたがまさかのハッピーエンドで驚かされました。
おしゃれ映画
●事実は映画よりも奇なり。
嘘のような本当の話
素人集団でありながら幸運が重なり、怪我人を出すこともなく銀行の貸金庫強盗に成功したのに、盗品のヤバさから、その後命を落とす人々が居たのが残念でした。最後は本当に賢く切り抜けました。
裏社会の腐敗を暴き、巨大な膿を出せて、大金も得て、結果的には良い仕事したのかな。
これって映画なの?
話は面白いですが、映画としての醍醐味に欠けます。特に誰に感情移入する訳でもなく、再現ドラマを観ているような気分になりました。
しかしながら、デイヴ役のダニエル・メイズのちょっぴりアホでお調子者だけど憎めないイギリス人の若者役がハマってたような気がしますね。
そうか。もしかしたら、彼がクライマックスとは関係ないところで死んでしまうのが嫌で、この映画をそこまで楽しめなかったのかもしれません。
しかもこの映画における彼の身体的特徴の設定要る?っていう。
是非とも彼に着目してあげて下さい。
よかった
午後のロードショーで2回目。
おしゃれなのに面白い。最後四つ巴になるのだが、どの勢力も魅力的に描かれていた。ステイサムの毛根がまだかなりある。
ステイサムの奥さんは正しさを主張しすぎてうざいし、ヒロインはクソったれで信用ならない。どこに幸福があるのか分からなくなる。
絶対開けてはいけない箱
真面目でこぢんまりとした、面白くもない人生を送ってきた。
だから、こんな仲間達だったら私も銀行強盗してみたい。
チーム・テリーは面白いほど順調に、厳重な銀行内に進入。
だれも殺さず、金銀財宝を目の前に己の賢さに酔いしれた。
時間もタイミングも何処の銀行かも全て仕組まれていたのに。
国が全力で手に入れたい秘密とは・・・
貸金庫をあけ、無作為に奪い取った中に複数のジョーカーが現れた。
急転直下、過去最高ランクの災難が命さえ奪おうとする。
全ての登場人物が、それぞれの角度で歪んでいる。
頭が良くても、お馬鹿でも、変態でも、みんな魅力的に描かれる。
勝者はいったい誰?
意外とひろいもの…。
単なる銀号強盗を超えた複雑な話
総合80点 ( ストーリー:80点|キャスト:80点|演出:85点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
銀行強盗の話ではなくて、その裏にある醜聞と陰謀とが絡み合ってなかなか複雑になっている。暴力組織・売春組織・政府・いい警察と悪い警察が銀行強盗団以外に暗躍して、それぞれの思惑のもとに行動をする。
単なる銀行強盗だけでも十分に大きな話題だが、その後に展開する話こそがこの作品の本命である。追い詰められたそれぞれの登場人物たちが、なりふり構わず自分たちのために知恵を絞り実力行使に訴え交渉をしながら地位や権力や力や命を懸けて動いていく。ジェイソン・ステイタム以外は馴染みがない出演者だったが、「トランスポーター」のような派手な活劇に頼ることなくその話をしっかりとした演技・演出で真面目に見せてくれた。また強盗一味を犯罪者としてではなく、家族や人間関係まで含めて人として描いているのも良い。実話を基にしたということだが、どこまでが本当の話なのか興味をそそられる。
おっぱい
金を手に入れて優雅に暮らすことが許されるならそうすべきだし
その機会を逃してはならない。
たとえとっ捕まって刑務所にぶち込まれる危険があっても
冒すべきリスクだろう。
銀行強盗ものです、と言っても原始的に地下から掘ると言う方法で。
奪ったものが大問題で、様々な人に狙われます。そこをどう解決するかというのがスリルあふれる展開になっています。
つまり強盗は前座です。
地下鉄を使って待ち合わせるのはいいですね。電車に乗ってしまえば追ってこれない。かっこいいシーンだと感じました。
しかし、何と言ってもパブでおっぱい丸出しの女性たちがセクシーに歩きウェイトレスをしているシーンが頭に残ります・・・
家族とみると気まずいです。
直接的な性描写はないのですが、テレビに映るおっぱいが食卓を凍らせました。
好きな映画だった♪
中盤からの展開は神
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