劇場公開日 2008年9月20日

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「ストーリーはおいといて映像センスは半端じゃない!!」ウォンテッド Sp!ke-Yさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ストーリーはおいといて映像センスは半端じゃない!!

2008年9月16日

アメコミファンなら知らない人はいないマーク・ミラーのグラフィック・ノベルを「ナイト・ウォッチ」で驚異的な映像センスを見せ付けたティムール・ベクマンベトフが映画化した作品なだけにストーリーはひとまずおいといて、驚異的な映像センスとアートともとらえられるアクション・シーンのクールさに感動しないではいられない(>_<)予想以上の映像を作り出してくれたことに感謝する(>_<)
これからティムール・ベクマンベトフのもとへはアメコミの映画化オファーがいっぱいありそうな感じがする(._.)

 やっつけ感あふれるまとめ方や1を倒して1000を救うとか言ってるわりには電車を崖に落下させ無関係の人を何人も殺したりしているなどツッコミ所はかなりある作品なんだけど全体的にアクション・アートとしてとらえれば傑作だと言えるだろう(☆_☆)1シーン1シーンが絵になっているから見方的には「300」のような感じ☆

 実はこの作品の原作コミックを持ってて、たまたまそのエピソードがモンスターのたくさん出てくるやつだったからモンスター・ハンターみたいな感じの作品だと思ってたんだけど、モンスターの陰すらこの映画には出てこなかった(._.)逆にこっちのエピソードを映画化したほうがよかったんじゃないかな(>_<)

 「ナルニア国物語」でタムナスさんを演じていたジェームズ・マカヴォイがまさか暗殺者になるなんてね(._.)なんだか成長の仕方がジャスティン・ロングとシャイア・ラブーフに似てる気がする(>_<)今後期待できる演技派俳優のひとりだね!!

Sp!ke-Y