おいしいコーヒーの真実のレビュー・感想・評価
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【”フェアトレードのエチオピアを始めとした貧民国の珈琲豆を買ってくれ!”美味しい珈琲の生産者の声は、先進国の珈琲好きに届いたのか・・。】
ー 今作は2005年度公開作品だが、当時で一日20億杯の珈琲が飲まれていたそうである。
バリスタ大会や、スターバックス一号店女性店主の誇らしげな顔と共に、貧民国エチオピアで珈琲栽培をする農民たちの姿が、対比的に描かれている。-
・先進国では、農家への補助金が手厚く、エチオピアの様な貧民国の農家の収入はギリギリの生活を送れるかどうか、という事実。
・故に、珈琲豆から実入りの良い”チャット”という麻薬作物に切り替える農家の姿。
・当時、アフリカの珈琲豆生産量は世界の1%にまで、減少。
とともに、飢饉のためやせ細った子供たちの姿が映し出される。
<石油に次ぐ取引規模を誇るコーヒーだが、コーヒー農家に支払われる代価は低く、多くの農家が困窮している事実を描いたドキュメンタリー作品
2022年の現代、この問題は少しは解決に向かっているのだろうか・・。>
《珈琲、貧困、そして未来》
主にエチオピアご舞台。
コーヒー豆は殆ど現地では消費されず、欧米が安く買い叩いている。そのため生産者は働きに全く見合わない生活を強いられている。
販売者が直接現地に行き、
高品質な豆の栽培を指導するだけではなく、
中間コストを省いて、生産者からは少しでも高く購入し、販売は少しでも価格を抑えて販売している。
単に金銭だけではなく、
現地の生活環境を向上させるための支援を行う。
直接生産者から、品質と労働に見合った値段で購入し、生活が向上することに寄与している。
それでも多くのコーヒー豆生産者は貧困の中で暮らしている。
家長は「子供が教育を受けられるように、幸せに生きられるように」と働き続ける。
地域がフェアトレードで利益が上がると
「子供たちのために学校を」と『贅沢より未来』のためにお金を使うことを選んでいる。
先進国は「自分」の権威欲と金のために人に犠牲を強いて、未来に負の遺産を沢山残している。
エチオピアの人たちの方が人間らしい、
恥ずかしいぞ、日本人!
フェアトレードのコーヒーを飲む度に、世界各地のコーヒー豆生産者が笑顔になれると思うことにしよう。
何が出来るか考える
安くてそこそこ美味しいコーヒーが簡単に飲めるご時世。
でも考えよう。
私達が口にするもの。それは安全か。
安全だとしたら、手間暇かかっているはず。
手間暇かかるということはコストがかかるということ。
ではなぜ安価(私達にとっての安価)なのか。
誰かが犠牲になっていないだろうか。
アフリカの人達も同じレベルの生活を送れる日が来るよう何が出来るか考えたい。
ショックだったー❗️
あの巨大コーヒーチェーン。自分らすごく良いことやってますって言う洗脳だったの?
現実は全て持ってって農家の生活とか何も考えず、市場荒らし。
これって悪役がやればまだしも、上昇志向のすご〜くクリーンでーす!な若者さえ騙してない?数年前観てからもう2度と行かない。
先進国が発展途上国を搾取する図
立場の弱い生産者のための流通システム「フェアトレード」。年間700万人もの人々が緊急食糧援助を受けるエチオピアの現状。こどもに何とかして教育を受けさせたいと望む親たち。ラストに「詳しくはWebで」ってなって、は?それを本編でやらんかい。
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