「行動範囲の狭い大冒険」ナイト ミュージアム2 ミケランジェロさんの映画レビュー(感想・評価)
行動範囲の狭い大冒険
この映画の中の出来事は基本的に博物館の中で行われる。
恐竜や大ダコ、飛行機は全て博物館の模型である。だから、意志を持っているとはいえ、親しみを感じるし、心が通じ合えそうな錯覚も覚えるのである。
そして、今回は更にキャラクターが増えて、しかも殆んどが実在したものなので歴史の教科書度が更に増した。
また、絵画好きにもたまらない仕掛けになっており、エドワード・ホッパーの絵画が出てきたりなど、より新たな物を得られた感がました。
博物館という歴史が凝縮された空間で行われるアドベンチャーは、観る者に歴史に興味を覚えさせてくれる映画になった事をこの映画は成し遂げたのだと思う。
コメントする