「伝えたいことを全否定する映画」ハンサム★スーツ 岡部 竜弥さんの映画レビュー(感想・評価)
伝えたいことを全否定する映画
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見てて不快になる映画でした!
「人は見かけじゃない!」という内容なのに出てくるギャグは全て容姿をバカにしたもの……
物語のテーマすら貫き通せないんだったらやめてしまえばいいと思いました。
1番頭に来たのは車椅子のイケメンとの会話シークエンス。
「ブサイクがなんだ。俺なんか障がい者だぞ(というニュアンス)」
ダメだって……これはダメだって……!
これを物語上の障がい者本人に言わせるって……
どういう倫理観してんだ……
しかもその車椅子の人はイケメン……
人生をかけて向き合わなければいけない悩みや特徴を勝手に取り上げて上下を作るこのセリフ……
絶対にダメでしょ
恐らく脚本家の彼は車椅子の青年のことを「障害を持ったイケメン」という装置としてしか考えていないんだろうな……
もう、なんか、最悪です……
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