劇場公開日 2009年3月20日

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「嗚呼、ズーイーデシャネル」イエスマン “YES”は人生のパスワード ぱんだまるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0嗚呼、ズーイーデシャネル

2017年3月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

萌える

楽しい

視聴前に予想していたよりだいぶ楽しめた。ジムキャリーの演技が鼻について雑音になったけれど、それを補って余りあるズーイーデシャネルの魅力。ヒロインが彼女でなかったら自分はここまでこの作品に良い印象はなかったかなというくらい。
お話自体は元になった話題の原作があったはずで、映画や原作に触れる機会はなくても「何にでもイエスと応える」というその部分は知っていた。
それにしても「何にでもイエスと応える」という主人公の誤解に基づいてストーリーは進んでいくが、イエス教(というかセミナー)に入る前にいろいろと振りがあり、これからイエスマンになったらこのひととはどういう関係・事態になっていくのだろうと想像が膨らんで、退屈になりがちな導入部分もあきさせない。イエスマンになってからはなってからでどんどんと明るく積極的になって動きまわる主人公とそのライフスタイルの変化が楽しい。友達2人と3人でいるときは作品の性質とブラッドリークーパーがいたため、ハングオーバーを思い出しり。
そして、先でも触れたけれど、肝はとにかくこのひと、ヒロイン役のズーイーデシャネルである。ガソリンスタンドにスクーターで現れたとき、ぶつぶつひとりごとを言う主人公に対しての表情。そして作品が進むにつれてのイチャラブ具合とあの笑顔にこちとら完全にノックアウトですよ。作品そのものというよりは彼女のプロモーション映像的な感じでこの先何度も見直したい映画。

ぱんだまる