ベンジャミン・バトン 数奇な人生のレビュー・感想・評価
全49件中、21~40件目を表示
辛い。でも素晴らしい。
とってもよかった!!!
泣ける。
二つの時代を行ったり来たりするのだが、非常に理解しやすい。
物質としての永遠はない。ただ、愛は永遠なのだろう。
逆転になるから、途中ん?ってなっちゃうけどすごい筋がしっかりしてる。ぼく明日と少し似ているかなと思ったけど違うなぁきっと。
全然レベルが違った。撮影どうやったのだろうっと不思議に思った。
みんなが歳をとっていく中自分だけどんどん子供になっていく、しかし頭の中は変わらないから現実をどんどん知っていく。辛いものだ。若くなりたい、誰もが思うけど、その考えは行き過ぎるともう悲しい辛いものになる。不老不死ってキツいものなのだな。長編作品だけど、全く飽きなかった。ブラッドピットもケイトさんも美しい。
もったいない
老人の容姿で生まれ、赤ん坊の容姿で最期を迎えるという奇妙な設定に惹かれ見たが、納得いかない部分が多かった。
人生とはなにか、深いテーマについて考えることはできた。様々な人間との出会いや別れ、立場の変化を通して学ぶことが多いのがこの映画であった。
しかし、2時間半を超える長編映画であるのに、クライマックスに向けては浅い。途中、自分の子供が成長していくのに自身はその子供よりも幼くなり、デイジーの手間が増えることを心配して、離れることを選択したのに、再婚してから再び姿を現すベンジャミンはダサく感じた。2度と会わない覚悟で家を出たのではないのかと。そして再び関係を築くのもダサかった。
そして最後は子供になって老いたデイジーの世話になるのだが、いやいや手間をかけないために離れたのに結局厄介になるのかと腑に落ちなかった。でもあそこで日記を受け取ったことを表していると考えると。まあもっと上手くできたと思うが。
最後に良いところを挙げるとすると、ブラッドピットはやはりカッコ良かった。いや、美しかった。
なんか先が気になって、最後まで見てしまった
映画を見たその日はすごく眠くて
でも先が気になって止まらない
静かに流れていくのにストーリーに意外性もあったりして
面白かった
選んだのはブラッドピットのビジュアルが好きなので
選びました
結論から言うと、ファンタジー要素が
強めのラブストーリー
見どころは!・・・
青年期のころのベンジャミンの美しさに死にそうになるw
映像が古い時代の感じもあって、雰囲気に酔えるし
最後そうなるよねーって、わかってたけど悲しい
上映は3時間近くあったんじゃないかな
でも人の人生を追ってるから時間のだるさはなく
ベンジャミンのビジュアルも変わっていくし
飽きないです
見応えありました、切ないのにね
余韻は心地よく、秋の夜長におすすめです
おとぎ話
ありえない話だけど、おとぎ話と思えばありかな。
若返っていく自分と歳をとっていく彼女。お互い愛し合ってはいても別れるところや、幼児になってしまってから彼女の元にかえって、最後は彼女の腕の中で赤ちゃんに戻って死んでいくところなんて、すごく切なくなった。
ブラピだからとりあえず観ておこう、程度で観てみたけど、なんか、いい映画だった。観てよかった。
どうして僕だけ!
【ベンジャミン・バトン 数奇な人生:おすすめポイント】
1.ベンジャミン・バトン(4人)の0歳から80歳までの名演技!!!
2.ベンジャミン・バトン役ブラッド・ピットとデイジー・フューラー役ケイト・ブランシェットのからみとセリフ!!
3.ベンジャミン・バトン役ブラッド・ピットと船長、船員、父、友達の絡み!!
4.父の最後に連れていく映像が超素敵!
【ベンジャミン・バトン 数奇な人生:名言名セリフ】
1.ベンジャミン・バトン役ブラッド・ピットの名言名セリフ
→「どうして僕だけ!」
→「やり直せばいい。」
→「永遠はあるよ。」
2.デイジー・フューラー役ケイト・ブランシェットの名言名セリフ
→「もう2度と自分を憐れんだりしない。あなたは私の全てなの。」
→「しわだらけになっても、私を愛せる ? 」
3.ベンジャミンの黒人の友達オティの名言名セリフ
→「肌が何色だろう と、みんな孤独なんだよ。」
4.マイク船長役ジャレッド・ハリスの名言名セリフ
→「ハチドリは普通の鳥じゃない。ハチドリの羽ばたきは数字の8の字を描いてる。8は数学では何の意味か知ってるか ? 無限大だ!」
設定が活かされてない。
ブラピはかっこいい。ケイトブランシェットも見とれるほど綺麗。設定がいい。どうなるんだろうっていう、興味をそそる設定だと思うんだけど、全然活かせていない。
頭の中が子どものじいちゃんがいいとしよう。若くなってきて、頭は大人になってるはずなのに、子どもを残して、旅に出ちゃうのかよ。おいおいおいおいおい。全然成熟してないじゃないか。身体が若くなって、心まで若くなっちゃってるのかよ。最後は何もかも覚えてなくて、普通のじいちゃんのように死ぬって、どういうことだよーーーーおいおいおいおい。
「成熟した子どもって、どんな風になるのか。」
そういうのが見たかったです。
逆行するのは身か心か
『セブン』『ファイト・クラブ』のデイビット・フィンチャーとブラッド・ピットのコンビによる作品。タイトルやあらすじを一読した限りで受けた印象ではヒューマンドラマっぽかったので、この組み合わせで一体どんな映画になるんだろうと思っていました。約3時間という長尺の映画で、途中で眠くなったときもありながら、最後まで観ることができました。老女が語り手となる物語の構造は、ちょっとタイタニックっぽいなぁと思いました。80歳の状態で生まれたベンジャミン。バトンさんはあえて施設の階段に彼を置いていったのでしょうか。クイニーが慈悲深い人で本当によかった。幼いデイジーがベンジャミンに興味を抱いたのが不思議でしたが、彼女との出会いがこの映画の核になっている気がした。老いていくデイジーと、若返っていくベンジャミン。同じ時代を生きている喜びを噛み締めたいはずの二人なのに、肉体はお互い逆の方向へ進化していく。デイジーが少しずつ老いて行くのを見て、人生というものがいかに長いようで短いものかを感じた。そんなスパンの人生も長い目で見たら、二人が愛し合って、キャロラインが生まれて、幸せの絶頂だったころというのは、本当に刹那的な、一瞬のものにしか思えず、グッとくるものがあった。余談ではあるが、この命がある限り、いつかは自分も老いるときがくるのだなぁと考えざるをえなかった。若い時は時間もお金もないが、老いたら体力がないとか言いますよね。今を精一杯生きるというのは、なんだかとても難しく、忙しない。
勧められて
結局泣いた
一番初めが一番泣いた。ジジイババアネタ弱いねん…
老人ホームのあたりずっと泣いてた…
初めの方は姿がジジイなのに心が若者で
ジジイの姿で娼婦に盛ってんのが気持ち悪くてうわ…ってなったけど
ブラピに替わってからはカッコイーね!って見てた
でもそのあたり一番眠いな
子供出来たら君に二人育てさせれないって言って消えたブラピ…
えっ??まだ君の姿3.40歳やん???頭悪いのかな???
しかもそのあと一人旅してんのwwww馬鹿かよwwwww
子連れのババアには興味ね~の?まあしゃあないな
って思ったら子供13ぐらいで戻ってくるwww
お前www元気じゃねーかwwwwなら離れんなよwwww
しかもセックスしたwwwww
そのあと即痴呆になって世話になってるしwwなんなのwww
まじで?ってこのあたりでこれ勧めて来た友達のこと疑ったけど最後の看取るシーンは普通に泣きました;;
〜完〜
精神面を描いて欲しい
まれた時は老人で時間が経つに連れて若返るという、とんでもない設定が面白い。ただ、ラブストーリーではなさそうなので、体と精神のギャップに悩む場面がもっと要所要所にあってもいいのでは?
淡々としている。
回想で話を進めるからでしょうか、思ったよりも淡々としていました。
長いので途中で少し飽きてしまいました。
若さの所為でしょう、デイジーのベンジャミンの扱いなおざり過ぎやしないか?と思っていたのでラストは安堵しましたが、
物語としての盛り上がりに欠ける気がします。個人的にはもうひとひねり欲しかったです。が、好きです。
遺伝子の異常か、老化が人の何倍も早くなる病気が存在するようなので、もしかしたら、ベンジャミンバトンに近い人も実在するかもしれないし、しないかもしれませんね。
時の流れに逆らうということ
はじめから設定がかなり特別(老人→子供)なので
細かいところをつついてはいけないと思いつつ
いくか消化しきれないところが・・・。
そして、長すぎる
途中でダレてしまったのは反省
終盤どうなるんだろう、
という気持ちで見ていて、
最後の15分くらいだけ
食いついて見ていた
しっかりみれば
とてもいいメッセージが込められている気がする
人生というもの、精神的に愛するということ
機会があれもう一度
数十年後、見たら見方がかなり変わるかも
複雑な感情を呼び起こす映画
通常の人と逆転の人生を送る男。
デビッド・フィンチャーはこの映画で何を伝えたかったのか?
多分に、「人生は苦労が付きまとうが、誰にでも出来ないことはない」
というメインメッセージだと思うのだが、私にはそれ以外の感情が多数沸き起こってきて素晴らしい映画だがなんだかもやもやしてしまった。
かなり昔の設定なのだが子供のころにまともな教育を受けなくてあんなに立派な人格が育つのか・・・。
不幸な生い立ち(捨て子となる)だが、後に莫大な親の遺産で金に不自由しない(全て処分してしまったが・・・)前半不幸でも後半ハッピーの方が絶対にいい、人生はバランスだよね。
二人の愛欲の日々がまるでハネムーンのように熱愛、
そして純愛として綺麗に描かれて過ぎている。
ケイト・ブランシェットとブラピの美男美女のカップルは幼馴染で紆余曲折をへて結ばれるが運命と言うより偶然の産物なのに。
結果的に彼女が怪我したことで夢をあきらめて彼の元に戻ってきたにすぎないから・・。
その愛は最後には最後に最愛の人に娶られて死んでゆく。
これぞ究極の愛
と様々なメッセージが頭を占めて素晴らしい映画なのですが
何か複数の消化不良の映画を数本観た後の様な気がしています。
落ち着いたらもう1回みてみよう。
ブラッド・ピット最高傑作!
2009年度アカデミー賞において作品賞、監督賞、主演男優賞ほか最多13部門にノミネート。『ソーシャルネットワーク』のデヴィッド・フィンチャー監督、ブラッド・ピット主演のファンタジー・ドラマ。80歳代の容姿で生まれ、年齢を重ねるたびに若返っていく数奇な運命の男を描く。
ある時計職人が戦争で息子を失った。失意の彼は、針が逆向きに回る時計をつくる。もし、戦争へ向かう息子を引き止めることができたら…。時間さえ戻せたら…。物語はこうして幕を開ける。
1918年のニューオーリンズに生まれたベンジャミン(ブラッド・ピット)は年老いた姿で生まれてしまったため、ショックを受けた父親に老人ホームの前に捨てられていく。幼いころから老人に囲まれて育ったベンジャミンは、周りの老人が次々とこの世を去っていくとともに早々と“死”というものと真剣に向き合っていく。
そして、運命の女性デイジー(ケイト・ブランシェット)との出逢い。男は年を取るたびに若返っていき、女は年老いていく。2人の年齢がぴたりと合うのは、わずかな時間しかない。この設定が、ただのラブストーリーに終わらせない。
ブラッド・ピットとケイト・ブランシェットの若返りメイクと老けメイクの技術も素晴らしく、映画を盛り上げていく。
しかし、私がこの映画で最も印象に残ったのは、脇役であるがティルダ・スウィントン(『ザ・ビーチ』、『ナルニア国物語』、『フィクサー』)の演技であった。
この映画の最も切ないシーンは、なんといってもクライマックスのシーンだろう。死期が迫り、ニューオーリンズの病室で寝込むデイジーの部屋の中が水浸しになってしまう。日付は2005年8月、アメリカ南部をハリケーン・カトリーナが直撃し、ニューオーリンズ周辺は浸水してしまった。原作から舞台をわざわざニューオーリンズに移した背景には、ブラッド・ピットがハリケーンの被災者に多額の援助を行ったからだろう。ブラッド・ピットの思いが伝わってくる映画だ。
面白くない…わけではないのだけれど
長かった~。
途中で、まだ終わらないのかと時間が気になった。
老いて生まれ、若返って死ぬ。すごいテーマなのに退屈だった。
死を目前にした老人が過去を振り返り、残されるものに真実をつたえ死んでいく、良くあるストーリーの流れ。
日記を通してではなく、もっと本人(ベンジャミン)目線で描いて欲しかったな。
暖かい
なぜベンジャミンは老人で生まれてきたのだろうか。
その疑問が残ります。
彼の数奇な人生はまわりの人々にも影響を与えます。
それはとてもいい影響だと私は思います。
最後にその人々が出てくるところが好きです。
ベンジャミンは生まれた瞬間から死がわかっている。
そのためか、死の場面が多くあります。
そしてその一つ一つの死が淡々としているような気がします。
作品全体としては、あたたかい気持ちになれます。
そして特殊メイクがすごい!
ベンジャミン・バトン/幸せな人生
ベンジャミンとデイジー、二人の想いと人生が重なり逢いながら語られてゆく物語。
映画を見終わってまず感じたこと、それは「彼はなんて幸せな人なんだ」ということ。
タイトルにある「数奇」という言葉。
なんとなく「不幸」という感じが受けてしまいます。
たしかに波乱は多かったと思いますが、不幸ではなかったと思います。
人とは違う時間を過ごさなければならなかったけど、生まれてすぐに自分を理解し、生涯愛を注いでくれた母クイニーに出会い、変化をあまり気にしない場所で育ち、運命の人デイジーと結ばれ、その腕の中で人生を閉じた。
なんて幸せな人生なんだ、そう思いました。
彼は、子供の頃から死という別れが身近にあったためか、「怒る」という感情表現が映画の中に出てこなかったように思います。
別れを受け止めた時、その瞬間を大事に生きるようになる。
彼を見ていると、そんなふうに思えてくる。
穏やかで寛容でありながら、変化を恐れず飛び込んでいく大胆さを合わせ持っているようでした。
僕は、この映画が大好きです。
壮大な人生の物語。
僕が特に好きなシーン。
ラストで、ベンジャミンの出会った人達がでてくるところ。
あと、名前を忘れた老女から教わったピアノで弾く曲がたまらなく好きです。
ちょっとしか聴けないけど、すごくいいんですよね。
「人生を物語る映画」
まさに、この映画を見て僕が思った感想でした。
長編でしたが満足です。
ケイトの美しさがCGなのか本物なのか区別出来ず、ずっと気になっていました。あんな超人的な40歳いるのでしょうか?笑
雷に打たれたとこは、わかってはいるものの毎回笑ってしまいました。
不思議とあたたかい気持ちに。
始まりは老いたデイジーに纏わるものだけれど、
ベンジャミンの人生の始まりから描かれる訳で
老いた状態から始まるっていうのは何だか
「絶望だなぁ・・」なんて思ったりもしたのだけど。
女は「歳を取りたくない」とか言うけれど、
実際は逆行する人生なんて残酷過ぎる。
老人から始まるベンジャミンが幼少になっていくまで
よくもまぁあんなに自然に描けたものだとも思う。
その逆行していく数奇な人生の中でも
いくつかの恋愛や経験をして・・
きっとその外見や運動能力の差故の苦い経験こそあれ、
老いて死にゆくのも、若返りながら死にゆくのも
然程変わり無い様にも思えた、途中までは。
家庭を築く時、生涯の伴侶や自分の子供が出来た時、
その差はあまりにも残酷だった。
逆行する時計で生きるベンジャミンと
私達の普通である時間軸で生きるデイジーの人生が
上手く絡み合いながら終わっていく様が本当に美しかった。
逆行する時計が沈みゆくシーンがあるけれど、
愛に満たされて沈んでいく様な
ベンジャミンの人生そのものを表している様な
そんな気がした。
時計職人の悲しみから生まれた『逆行する時計』。
人間誰しもが後悔をする度に
「時が戻ればいいのに・・」と願うけれど。
もし、本当に時間が戻っていったら・・・
『大きなのっぽの古時計』ではないけれど、
そんな数奇な一生を時計を用いて上手く描いていた。
決してハッピーエンドとは言いきれないけれど、
見終えた後にほっと心が温かくなるような映画でした。
全49件中、21~40件目を表示