ベンジャミン・バトン 数奇な人生のレビュー・感想・評価
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今はもう居ない、でもその音楽は永遠にある。
ブラットピットが美しい…それは老人から変化して来たから尚更感じるのかも知れない。
貧弱な身体から逞しく美しい身体へ。
身体が若返って行くのだから、年令としては老齢でも痴呆はないでしょう。痴呆も身体(脳の老い)だから。
若返りながらも精神は成熟していく、経験知識は増えて行くとなるのではないでしょうか。
老齢になって出会ったころのように外見は対照的だけと精神は通じている…そんな2人を観てみたかったです。
命の尊さ、そして儚さ、生かされていることの奇跡を感じました。
人一人の存在、それが出逢いによって共鳴、共振して物語が生まれて、それは永遠になるのであろう。
ハ―トとはそういうものなのであろう。
死を通して亡くなった相手と自分が奏でていた音楽を聞くことが出来るのですね。
今はもう居ない、でもその音楽は永遠にある。
設定にびっくり!
1人の男性の人生を追っていくお話なんだけど
なんと産まれた時から老人の赤ちゃんで
逆に若返っていくという
そして最後は死を迎える…。
若い方が良いという
価値観が絶対的に存在する中で、
年をとることは不幸せなのか。
愛する人と年を重ねれることの尊さ
そして生と死に向きあわせてくれる。
特殊メイクやCGなどを駆使して
ブラッド・ピットが
老人〜幼少まですべて演じているらしい。
その辺も見応えあり。
女優!
ケイト・ブランシェットは本当にすごい素晴らしい女優だ。どんな役もする。やりこなす。
「吉永小百合」がいい、とされている、そして「吉永小百合」をずっとやらされている映画界に居る女優は不幸だ。観客も不幸だ。
逆行するのは身か心か
『セブン』『ファイト・クラブ』のデイビット・フィンチャーとブラッド・ピットのコンビによる作品。タイトルやあらすじを一読した限りで受けた印象ではヒューマンドラマっぽかったので、この組み合わせで一体どんな映画になるんだろうと思っていました。約3時間という長尺の映画で、途中で眠くなったときもありながら、最後まで観ることができました。老女が語り手となる物語の構造は、ちょっとタイタニックっぽいなぁと思いました。80歳の状態で生まれたベンジャミン。バトンさんはあえて施設の階段に彼を置いていったのでしょうか。クイニーが慈悲深い人で本当によかった。幼いデイジーがベンジャミンに興味を抱いたのが不思議でしたが、彼女との出会いがこの映画の核になっている気がした。老いていくデイジーと、若返っていくベンジャミン。同じ時代を生きている喜びを噛み締めたいはずの二人なのに、肉体はお互い逆の方向へ進化していく。デイジーが少しずつ老いて行くのを見て、人生というものがいかに長いようで短いものかを感じた。そんなスパンの人生も長い目で見たら、二人が愛し合って、キャロラインが生まれて、幸せの絶頂だったころというのは、本当に刹那的な、一瞬のものにしか思えず、グッとくるものがあった。余談ではあるが、この命がある限り、いつかは自分も老いるときがくるのだなぁと考えざるをえなかった。若い時は時間もお金もないが、老いたら体力がないとか言いますよね。今を精一杯生きるというのは、なんだかとても難しく、忙しない。
大好きな映画
なんともいえぬ雰囲気がたまりませんでした。
役者にも満足しているし、内容も面白いわけではありませんが、見ていて嫌な気はしなかった。
賛否両論あるかと思いますが、私はこの映画が好きです。
最後は涙が止まりませんでした。
永遠なんてないのか
老人で生まれ年を経るごとに若返っていく主人公と、普通に生まれ年老いていく彼女。戦争であっけなく死ぬものもいるなかで、恋におちた二人は一見永遠の様にも思うが、互いに見た目の年齢差も開いていき、自然になくなっていく。
最後は主人公から彼女の記憶は消え去ってしまう。それでも献身的に見守る彼女を見ていると永遠を感じてしまう。
数奇な人生
題の通り生まれた時からおじいちゃんで年をとるごとに若返っていくベンジャミンバトン そんな彼の数奇な人生と愛し合った女性デイジーとの物語がこの映画の主軸。でもこの2人だけでなく色々な登場人物の人生がある。この映画は現実ではありえないような内容だがその中にもっとそれぞれの「人生」とは何かを語りかけてくるようなものがあった。
それにしてもブラッドピットがカッコよすぎるだろ。
勧められて
結局泣いた
一番初めが一番泣いた。ジジイババアネタ弱いねん…
老人ホームのあたりずっと泣いてた…
初めの方は姿がジジイなのに心が若者で
ジジイの姿で娼婦に盛ってんのが気持ち悪くてうわ…ってなったけど
ブラピに替わってからはカッコイーね!って見てた
でもそのあたり一番眠いな
子供出来たら君に二人育てさせれないって言って消えたブラピ…
えっ??まだ君の姿3.40歳やん???頭悪いのかな???
しかもそのあと一人旅してんのwwww馬鹿かよwwwww
子連れのババアには興味ね~の?まあしゃあないな
って思ったら子供13ぐらいで戻ってくるwww
お前www元気じゃねーかwwwwなら離れんなよwwww
しかもセックスしたwwwww
そのあと即痴呆になって世話になってるしwwなんなのwww
まじで?ってこのあたりでこれ勧めて来た友達のこと疑ったけど最後の看取るシーンは普通に泣きました;;
〜完〜
どんどん若くなる肉体。最初は単に羨ましいと思いました。が、実はそう...
どんどん若くなる肉体。最初は単に羨ましいと思いました。が、実はそうでないことにすぐ気づきます。決して寿命が伸びるわけではない。肉体の成長が普通の人の逆、精神の成長は変わらない。
よくこんなことを考えたもんだ。淡々と進んで行くストーリー、それゆえに深く人生について考えさせられました。見終えた後、なんとも言えぬ余韻に浸ることになる、不思議な作品です。
お気に入りの登場人物、雷にうたれる男(笑)
数奇な人生だなぁ、で終わらせてしまってはもったいない。
近頃、若さは永遠ではないのだな、と思うことが多々ある。
いずれ歳をとって、「今」をよかったなぁと羨むときが来るのかなって。
そう考えるとただただ焦ってた。
けどこの映画にはその問いに対するヒントがたくさんあった。
この焦りはよく耳にする若さゆえの葛藤なのであり、
さまざまな人がさまざまな人生を送ってよいのだということ。
ことばにすることはとても難しいけれど、
人生についてとてもよく考えさせてくれた映画だった。
ただブラピがかっこいい、とか、
数奇な人生だなぁ、で終わらせてしまってはもったいない。
1/2 @飛行機
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