「まさに美の競演だが…やはり残酷」ブーリン家の姉妹 いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
まさに美の競演だが…やはり残酷
中世・近世西洋ものの残酷さはかなり苦手な分野だが、ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンの2大女優出演作ということで思いきって鑑賞。
さすがは2大女優、鬼気迫る白熱の演技には圧倒されるし、やはり美しい。まさに美の競演とでも言うべきか。
ただし、やはり残酷。ハード面でもソフト面でも、とにかく全てが残酷。男女の関係もいびつだし、こんな時代があったなんて…本当にツラい。
観終えてしばし呆然。現代に生まれて良かったなんて楽観視できないほどに気が沈んでしまう。
勝手に観ておいて文句に近い感想を述べるなら観なければいいのだが、なぜだか時々観てしまうのは史劇物あるあるか。
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