カールじいさんの空飛ぶ家のレビュー・感想・評価
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やられた
まさか、冒頭10分程度で、涙があふれてくるなんて、スゲーなピクサー!!
ストーリーは非常に簡単だけど、周囲に細かい小ネタを仕込むことで、全体を飽きさせないようにしてある。
たとえば、
ダラシなさそうな人が登場するんだけど、襟からシャツのタグを出させるという演出をしたり、
空飛ぶ家の操縦方法なんて、カーテンをヨットの帆みたいにして進むようにしてあって、子供が喜びそうなことになっているし。
犬の登場シーンなんて、小ネタのオンパレードでした。
(Blu-rayには、犬のサイドストーリーが収録されていて、これも面白かった)
すごく、余裕をもって作られている感じがした。
ディズニー・ピクサー恐るべし!
流石ピクサー
多少シナリオが雑だなと思う所はあったけれど(カールじいさんの体力、悪役の最後などなど)それを凌ぐ演出とキャラの魅力で面白い作品になっていると思います。伏線も回収できてますし。
特に好きなのは冒頭のカールじいさんと妻エリーの馴れ初めの所、あのシーンだけでも観る価値あると思います!ピクサーの演出すごい!やっぱりピクサーは子供も観れる大人向け映画を作っていると思います。
あとラッセル君可愛いですね、オススメです。僕はピクサーの中でも好きな作品となりました。
ほのぼのしているなと思ったら…
途中まではほのぼのしているおじさんの旅だなと思って観ていたのだが、途中からかなりスリリング!
その斬新さは凄いなと思ったのだが家がどこか行ってしまった時「まあいい…たかが家だ」その一言がショック! 一気に冷めた!
暖かい気持ちになれた
個性的で愉快なキャラクターたちとメリハリのあるストーリー展開、美しい映像に釘付けになり、飽きることなく最後まで見ることができた。特に、冒頭で流れた夫婦で暮らした日々の回想シーンでは、幸せと切なさとが入り混じり、二人の強い絆を表すのには余計な音声などなくても十分だった。妻との思い出が詰まった家への強い執着心から解き放たれ、新しい大切なものを見つけたところはグッとくるものがあり、見終わったあとは穏やかな気持ちになって、家族っていいなと思えた。子供から大人まで家族で楽しめる良い作品だと思う。
これ・・泣けるわー
開始から20分くらいの、
じいさんがなぜこういうガンコじいさんになったかのサイレントシーンで号泣でした。
描こうとしているテーマも複雑だったと思います。
ピクサー作品の中でもトップクラスに好きな作品でした。
あっという間の2時間弱
話が進んでいく中で出てくるモノとかデキゴトとかに一切無駄なものがないと思った。
CGの映像がまるで本物のよう。技術ってすごい。
見終わった時、ストーリーにしてもアニメーション技術にしても、あれだけのものを作り上げた、作り手に思い至らせ、ため息が止まらなかった。はぁ。
しかしカールじいさん顔四角すぎだろ・・とか、犬がワイン注ぐのはナイだろ・・・とかいろいろ突っ込みたいところがある
とても好きな作品
冒頭の回想シーンにやられました。
何回見てもじわっときます。
会話も少なく、静かに進んでいく回想シーン。
夫婦の絆を映像だけでここまで表現できるのは
本当にすごいと思います。
全体としては、きれいなCGでとてもかわいい!
笑いあり、涙ありという感じであっという間の時間でした。
子供よりも大人のほうが楽しめる作品ではないかと思います。
期待に反して亡き妻との話が中心ではなかった
総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
予告で見た、長年を一緒に過ごした最愛の妻との思い出が詰まった家を風船で浮き上がられて空を飛んで、昔妻と一緒に夢見た冒険に旅立ったお爺さん。それを見たときはかなりのせつない感動作なのかと思って期待していたのだが、冒頭でそれが出た後はあっさりと普通のピクサー映画になっていた。この部分の掘り下げが浅いのではないだろうか。もっと妻と過ごした家への思い入れとか、妻との話を絡めた物語の本筋があってもいいのではないだろうか。飛び立つ前と飛び立った後で雰囲気がはっきりと変わるし、その前後でのつながりが薄い。自分としては前半の話をもっと見たかった。
それでその後半の普通のピクサー映画だが、決して悪くはない。十分普通に楽しく見ることが出来た。ただ予想したものや期待したものとは違っていたというだけ。悪役で登場した冒険家のラッセル・マンツ、正当なことをしていたのに世間から嘘つき呼ばわりされて変質的な人間になっている姿はかなりおどろおどろしい。かつての英雄も一歩道を踏み外すとこうなるのかと思うと、彼の運の無さに憐れみを感じて同情しつつ、このような映画にしては随分と人間の性(サガ)がむき出しになっている登場人物だと思って異端な存在だった。
映像の質の高さには驚いた。石の表面の模様、服の生地の質感、犬の毛まで一本一本わかるほどにコンピューターで再現されてそれらが動いている様子を見ると、日本のように手描きで労働集約的な映像作りはそろそろ時代遅れになってきていて、今後は低価格化も進むであろうCGアニメに優位性があるアメリカに席巻されるのではないかという危惧も覚える。日本のアニメ業界にも時代に合わせた技術の進歩にもっと積極的に取り組んでほしい。
ピークはオープニングの回想シーン
ストーリー自体は良い、特に終盤はじいさんの心境の変化や成長を感じられる。
私自身も持ち家なのでじいさんの家を手放したくない気持ちには大いに共感できた。
中盤以降予想もしなかった展開になるが、少しやりすぎな気が。
序盤では杖がなければ歩けないようなじいさんが
中盤からアホみたいに動き回るのは少し萎えてしまった。
予告編の方が感動した。
すごく期待して見たのですが、ちょっとがっかりした。
感動作なのか?と思っていたら、感動するのは、最初の方だけ、予告編の方が感動したと言えるぐらいです。
期待どおりだったのは、予告編にも出てきますが、風船がいっぱい広がって、空に飛び立つところぐらいまでかな?
その後は、予告編には出てこないけど、動物キャラクターがいっぱい出てくる、子供を意識した、いわゆる普通のディズニー・ピクサーのアニメーションになってました。
動物キャラクターはかわいくていいし、それなりに面白かったんだけど、それはないだろうという気分になりました。
それだったら、予告編の半分ぐらいは動物キャラクター入れろよ、と言いたくなりました。
動物キャラクターは出さないで、最初の感じで最後までいってくれたら、すごく面白くなったと思う。
また、3Dで見たのですが、3Dの効果も微妙です。
飛行シーンが多く、空中でのアクションは、奥行きが出る分迫力がありましたが、基本にキャラクターにリアリティーがなく、二次元のマンガなので、3Dになっても、本物の人間ぽくはならず、比較的見やすくて、料金も安い2Dでもいいような気がしました。
作品には関係ないけど、3Dメガネが、手のあぶらで、べとべとしていてまいった。
ティッシュで拭いたぐらいでは落ちない。
「3Dメガネは、使い回ししないで、一回使ったら、消毒するなり、洗うなりしろ!」と映画館に言いたくなった。
気が弱いので、言わなかったけど・・・。
ちょっとせつない、ハートフルなストーリー
亡き妻と果たせなかった夢を果たすため、秘境の地を目指すカールじいさん。
「結末はどうなるんだろう?」と最後まで楽しませてもらいました。
さすが、ディズニー。画がとてもきれいで、芸が細かいところも魅力です。
大人も子供も楽しめる映画だと思います。
そこそこ面白かったけど
DVDで鑑賞で十分でしたね。
映画館まで訪れて見るまでにはいかないかなぁー。
個人的にはけっこう疑問が残る映画でした。
カールおじいさんが子供のころのヒーローだったキャラが悪役。
おじいさん以上のおじいさんやのに、あの運動量は・・・。
ちょっと設定に無理があったのでは。
うーん。
想像とかなり違っていました。
CMを見ていて雰囲気が可愛らしくて感動できそうだったので
ずっと見たいと思っていてやっと見れました。
しかしカールじいさんは想像とは違い、
性格が悪いというかなんというか…
最初のほうなんてサイレントだし。
そしてなんだか犬が喋り初めて
えー!?そんな話なのか!とガッカリ。
個人的に動物が話すのとかあまり好きじゃない…
でも最後は少しだけ感動しました。
進化し続けるピクサー
良かった〜。
久しぶりにピクサー作品を観たのですがCGアニメーションの良さを再確認。
本当に細かいところまでこだわりを持って作っているなというアニメーター達のプライドや愛が伝わってきて、
今もなお現状に甘んじず貪欲に成長し続ける姿勢こそピクサーが世界の第一線で活躍し続けられる理由なんだと思いました。
素晴らしい技術面にひけを取らないストーリーもさすがで、
あの涙腺にくる予告をいい意味で裏切られ続けられて、楽しくて笑える、でもやっぱり泣ける作品。
まず重きを置くと思ってた妻(活発なのも意外でしたw)との思い出は意外にも殆どセリフもないダイジェストな演出。
だけどこれがすごくいい。
長い物語の中のそこのページを選ぶかっていう絶妙な選択に“健やかなる時も病める時も”二人で共に過ごしてきた夫婦の歴史の重みや絆の深さを思い知らされて。
ただの1人と1人じゃなくって同じ空気を発するあの感じは血の繋がった親子にも兄弟にもだせない、まさに長年連れ添った「夫婦」特有のものだと思います。
愛する人と一緒に年齢を重ねられるって素晴らしいことですね。
すっかり感情移入してw、あの誰もが夢みたことのある風船での出発シーンは本当に圧巻で最高にわくわく。
回想はすぐ終わったから道中の空の旅がメインなのかな?と思ったら目的地にもすぐ着いてここまでで30分くらい。
ここからは予告からは想像もつかない話の連続w
予告をみた時にはこんなに笑える話なんて思ってませんでしたw
リスに反応とか故障した変声機のわんこ達もケヴィンも愛おしすぎる!そしてなんといってもダグがもーたまらない。
映画史上に残る問題の戦闘シーンもまさかの飛び道具が出たり。
杖の凡庸性にはもはや感動w
そんな中エリーの「素晴らしい旅をありがとう。新しい旅を楽しんでね」にはもう涙が止まらなくなりました。
その一文でエリーいい妻でカールがいい夫で本当に愛しあっていることが伝わる素敵な言葉。
そして執着を捨てきれなかった妻と生きた証である落ちゆく家を見つめながら、すべてを受け止め乗り越えるカール。
かっこよかったです。
滝の前にイスが並んで着地するなんていうできすぎたオチにもただただうれしくなるばかり。
愛に満ちた新しい旅の仲間とのラスシーンには本当に胸がいっぱいになりました。
ほとんど満点なのですが
実はメインのラッセルになかなか感情移入できなかったこと(それでも最後には愛おしく感じてましたw)と、
憧れの人がダークサイドに堕ちて敵になる(しかも少し同情できる)という展開がすっきりしなかったのが残念。
やっぱりディズニー系を観る時は安心の勧善懲悪を求めてしまいますw
でもでもやっぱり良かった!!w
一緒に人生を謳歌したい人と観て欲しいです。
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