ザ・フィーストのレビュー・感想・評価
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自宅で鑑賞。コレぞモロン・ムービー! 下衆いが大いに愉しめた。B.アフレックとM.デイモン主催の「プロジェクト・グリーンライト(新人発掘脚本コンテスト)」グランプリを映画化。この二人に個人的贔屓のW.クレイヴンを加えた総勢12名が製作総指揮としてクレジットされている。脚本のM.ダンスタンとP.メルトンは本作の続篇のみならず『ソウ4('07)』から始まるシリーズ四作も任されている。チュパカブラっぽい造形(後にバッファロー被ってる?)の“怪物”、詳細には一切触れられないがオープニングがヒントか。65/100点。
・主要登場人物達のキャラクター紹介テロップはまるでRPGの様。下ネタ炸裂に加え、早いカットバックの繰り返しでよく判らないシーンも多いが、キッチリ驚かされたりもしたし、プロットとしてのフェイントもしっかり効いている。またこのテのでは、珍しい“怪物”の交尾シーンも有り、好きな人には堪らないツボが多々詰め込まれた一作だと思う。
・鑑賞日:2011年10月28日(金)
うぉ~予想外におもろいやん。
レンタルでの視聴のため適当にかりたら、あらまっ!結構面白かった。この情報が少なかったためかレンタル屋では片隅に置いてあって期待せず借りたら中々面白くて調べたら3まで出てるんなんて!レンタル屋は1しか無かったのでどうしよと思ってます(笑)設定がトレマーズをグロくした感じでキャラの説明がドキドキ感がまた良い。些細なツッコミは今回は無しって事で(笑)
シリーズ第1弾
登場人物が出て来る度にどんな人間かを観客に字幕で説明する。 「こいつは直ぐに死ぬ」とか、「多分大丈夫」や、「何分位」とか。でもこの情報も案外と当てにならない(笑) とんでもない怪物に理由も無く襲われる内容自体に深読みすれば「俺達はテロには屈しないぞ!」とのアメリカイズムの表れではありますが、そんな事を考えずにあちらこちらに振り込まれたギャグ満載を楽しみつつ、人間どものやられっぷりを楽しむ作品ですね。 映像と編集の問題で、「今なんだったんだ?」と、何が何だか解らない場面が多いのが残念なところ。まぁ、それ自体が多少の“味”にはなってますね。じっくりと観せてしまうと粗が目立ってしまうからかも?(笑) (2008年3月26日シアターN渋谷/スクリーン2)
待ってました!
これは嫌いな人は嫌いな映画で、一言で言えばスプラッター映画です。ですがそんな単純じゃないんですよね~今までありそうで無かったあの裏切りは面白い!まあ飯食いながらは見れませんけど。エイリアンが好きな人向けですかね。続編で2つ作品がありますけどそれは見なくていいと思います。
「お約束」と「掟破り」の応酬!ニヤリ度満点!スプラッター度も合格点!
<ストーリー> 場末のバーに、突然銃を片手に持った男が血だらけで入ってくる。彼は「怪物」の頭を持ってきて、すぐ他の「怪物」がここに来るから、扉や窓を封鎖するように告げるのだった。 <個人的戯言> 登場人物のプロフィールを出して、彼らの「その後」を予告するようなことを匂わせたり、決意表明のような台詞の後の展開、散りばめられた緊迫時のシュールなギャグ等、「ニヤリ」度満点!ヒーロー、ヒロイン像も一筋縄ではいきません。「お約束」の展開になると思いきや・・・そして最後はやはり「ニヤリ」。最初から最後まで、最近のホラーに少ないスプラッターなシーンも満載!説明不要の痛快ホラー・アクション(コメディ?)です。 まず登場人物のプロフィールからして「ニヤリ」。通称、職業の他に、今後暗示するかのような項目もありますが、その紹介の仕方はかなりふざけています。また結構深刻な時に出てくるギャグは完全にシュール。更に登場人物が「決意表明」的なことをした後の展開は、「間」も素晴らしく、「お約束」通りになると思いきや・・・結構掟破りかも。この手の仕掛けは満載で、これにも「ニヤリ」。そしてとにかく短い時間でいきなり本題に入るのもいい!結局最後までその正体ははっきりしませんし、背景なんて何の説明もない潔さ! ヒーロー、ヒロイン像も一筋縄ではいかず、最初から最後までノン・ストップで飛ばしていますので、一応のフリはあるんですけど忘れちゃうんですよね。またラスト・ファイトを含めたスプラッター振りも、最近のホラーにはなかったくらいなかなかグロいし、凄まじい。そして最後は「お待ちかね」の「お約束」なB級ホラーなエンディング・・・これも忘れてたわ! 何とシリーズは3まで製作されることが決定しています。日本でも公開されること希望。
勢いはあるけど・・・
テンポは良い。クレジットでの人物紹介が終わったと思ったらいきなり、最後までクリーチャーとの戦いの連続。ただ、キャラは描き分けようとした努力は分かるが、どれもありきたりのキャラで面白みが無い。クレジットでの紹介が面白いだけで、実際はどれもこれも説得力(現実感)が無い。予算がないせいか、クリーチャー=SFXに金がかかってないのは仕方ないにしても、致命的なのは、演出力が全く伴っていない事。凝ったカメラワークや、短いショットの積み重ねは今風だけど編集のまずさもあってか意味不明なシーンが多い。ブラックユーモア(のつもり)を効かせた残酷シーンも多いが、これも不要なだけでグロに近い。結局、ダラダラとした演出で、金をかけた学生映画を見せられたような気分。「死霊のはらわた」+「フロムダスクティル・ドーン」調ながら、はるかに凡作に終わっている。
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