劇場公開日 2008年7月26日

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「ちゃぶ台をひっくり返したくなるようなエンディングでした」ハプニング あんゆ~るさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5ちゃぶ台をひっくり返したくなるようなエンディングでした

2009年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

2008年アメリカ映画。91分。「シックスセンス」以降、ほんとにパッとしないM・ナイト・シャマラン監督のナチュラル系パニック・ムービーでございます。少し前に、友人宅でだら~と観ました。

内容は、アメリカのニューヨークを発端に怪奇現象が全世界に拡がります。それは、急に人がなにかに憑依され自殺していくという現象。最初はテロ行為だと思われますが、それがどうやら違う。そして、そんな渦中の中、逃げる人々が描かれています。

パンデミックの恐怖を近視眼的に描いた作品で、ある種の密室的な怖さがあります。この点は、怖い物すきなわたくしは結構楽しめ、さらに謎解きもしながら、けっこう自信をもってエンディングを映画がはじまって1時間で推測しました。

というのも、この監督さんはいつもエンディングがドッキリ系なのだからです。しかし、フタを開けてみれば、その予想は外れました。もっと正確に言うと、とんだ肩すかしをくらいました。このエンディングのみで言わせてもらうと、本作は全然エンターティメントしていません。

なにかプレゼントをもらって、わくわくしながら開けたらなにも入っていなかったような感覚です。

こんなに腹が立った作品はなかなかないです。

あんゆ~る