「いちげんさんおことわりなのか」トイ・ストーリー3 しんざんさんの映画レビュー(感想・評価)
いちげんさんおことわりなのか
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えー、まあ、おもちゃの主張が気持ち悪い。
ストーリー性のあるお遊戯はいいが、しゃぶられたり、たたかれたり、パーツを取られるのはイヤだとさ。
どんだけゆとりなのか。
思い入れ一切なし、どこかの映画評論家に影響することもなし。大人も楽しめる、感動できるとさ。
ないない。
ダッチワイフもおもちゃも消耗品であるからこそ、使えるときに輝く。どんなに次世代に引き継ごうが(ダッチワイフは引き継がないか)必ず捨てられる運命。
ウッディの屋根裏に戻るべきだという考え方は、その前提をしっかり認識した上で、ひっそり役目を終え朽ちていくことがおもちゃの生き様として、共感できるが、ただただ今をストーリー性豊かに遊んでくれることに執着しているおもちゃどもとの対比が単なる脱出劇までの流れでしかなく、結局このゆとりに流されて、普通にハッピーエンドで終わるようではなあ。
モノを大事にしましょうね、は分かるが、それじゃ大人は感動できないし、ましてはオレはおもちゃとの別れに感情を抱けないさあね。
と3だけ観たのなら、そういう風にしか感じないんだよな。1、2観てれば、違うのか?ゆとりに対する思い入れが。
あー、どっかの評論家サマが、リストラ労働者にかけてる、とか言ってたな。あれじゃリストラされるぜ。おっとリストラと言えば、マイレージ、マイライフもひどい映画だった。
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