「素晴らしいハリウッドの三幕構成作品。」トイ・ストーリー3 コバヤシマルさんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしいハリウッドの三幕構成作品。
ピクサーの新作に合わせ地上波で放送された金曜ロードショー5回目の鑑賞記録です。内容は、主人公Andyが成長し大学生となり子供の頃に遊んだ玩具達を整理し移動しようとした所で問題が起き、それにより繰り広げられるドタバタコメディアニメ。好きな言葉は、『絶対喋らない。でも試して欲しいな。』バービー人形相方ケンにバービー人形が問い詰め仲間玩具の初期化をとく方法を聞き出そうとする場面の言葉。皆んな色んな所から集められ自分を認め楽しんでくれない寂しさに飢えていたんだろうなと、、、。1人のブランコに乗り満月を望むビックベビー👶人形や🧸玩具としての運命を悲観的に捉えて厭世的で、一時の楽しさの中、ひたすら淋しそうに見えました。Andyと靴の裏には所有者の名前が書かれたシーンと常にAndyの玩具だろ?!『ずっと一緒だと思ってた』との台詞や映像の間とダブらしは絶妙だと感じました。Andyの玩具という誇りと呪いによって固く結ばれている三部作の締め括りには新しい所有者が見つかり無言の手を振られた🫱バイバイがより一層Andyに寄り添う様に哀愁を誘いました。エモいシーンを撮らせたらジャンラセターの真骨頂です。不覚にも感動を誘われました。最後の青空のシーンがひどく印象的で、唯一この映画の中で救われた様な感じに思われ三幕構成の綺麗な終演で、子供に見せても大人に見せても違う所で響く上手い作品の作りです。来週のトイストーリー4も楽しみにしています。
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