ゲット スマートのレビュー・感想・評価
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カレルさん、本当に…
ブルース・オールマイティで、主役のジムキャリーを、文字通りに喰ってしまったカレルさん主演の最新作…ゲットスマート!!!!! 果たして、どんな出来やら… どうしたもんでしょ??このコメディーは… テレンス・スタンプが普通に悪役をやり、アン・ハサウェイちゃんがそつなくエージェントをこなし…何故かマシ・オカが普通にサポート役で登場… このキャスティングで、よもやのコメディー!? 主役のスティーブ・カレルは、確かに間抜けだけど、無能ではない。間が抜けてるだけで、敵もある程度銃撃戦で倒してのける…。なるほど、只のズッコケ要員ではないのか…………ん??………あれ?? 確かに下らない、確かに噴き出す場面満載だ…でも、何だろうか…今ひとつ…何故か突き抜けない、この笑い…何だろうか…ああ、そうか… スマートが、普通にスパイのポテンシャルを、持ってるからなんだろうなあ… 実力があって、その上の余裕的な雰囲気が出ちゃってる…笑いの要素で、ここは結構致命的じゃないのかなあ……どうなんでしょうか?? う~ん…笑わせる映画って、泣かせるより、案外難しいらしいんですよね… なるほどなるほど…いい勉強になりやす!
何でこんなに面白いの、カレルさん!
時間が短いぐらいの1時間50分でした。 カレル扮するスマートさん、 とびっきり分析力が優れている情報分析官なのですが、 やっぱり007に憧れて、この世界に入ったのでしょう、 エージェントを希望します。 ひょんな事から、自らは86となり、 アン・ハサウェイ扮するエージェント99と組んで、 ロシアへ旅立ちます。 99ときたら、この映画がコメディッていう事を、 まるっきり意識していません。 一方、86は兎に角真面目に攻めてきます。 真面目なのにドジで、その失敗が笑わせてくれます。 二人が ロシアで、核爆弾を作っている テロリストのアジトへ潜入するシーン。 シモネタ有り、オトボケ有り、笑わせてくれます! 核爆弾工場を見つけ出し、 それを叩き壊します。 これが、スマートに進めばカッコ良いのですが、 奇妙な笑いが舞い降りてくるのです。 真面目にやっているつもりだからこそ 笑いが吹き出してきます。 相方のアン・ハサウェイが、コメディがからっきしなので ますます、そのギャップで笑いが爆発します。 兎に角、愉快、痛快、笑っちゃいます。 テンポの良いストーリー展開もとても心地よく感じます。 まぁ、自分の目で、その笑いをしっかり受け止めてください。
スティーブ・カレルはアメリカでは大人気とか・・・
4日試写会ヤクルトホールにて。スティーブ・カレルは日本では全く無名ですが、『エバン・オールマイティー』など、私は意外に彼の作品を観ています。(エバンはアメリカでも高制作費で大コケした作品として、アメリカでも話題になりました!)本作は色々な映画の名シーンをパロッていて、分かる人には大笑いしてしまう映画です。但し、やはり、和訳の限界なのか、ネイティブではないと分からないジョークが日本人には理解できない!!ゆえに、このようなコメディー映画はイマイチ、日本では当たらないんでしょうね~。この点については対策の施しようがないゆえ、どうしようもないのかもしれません・・・(涙)
頻繁に笑ってしまいました。本気でアクションをやっていながら、笑いも取るという点では、今までにないスパイアクションだと思います。
★★★★☆ ジェームス・ボンドも、ジェイソン・ホーンも押しのける絶体絶命シーン満載の本格スパイ・アクション映画でした・・・が(^^ゞ 何ともはや、間抜けでドジなシーンが多くて、頻繁に笑ってしまいました。本気でアクションをやっていながら、笑いも取るという点では、今までにないスパイアクションだと思います。 中盤からは息をのむノンストップ・アクション展開で、観客を飽きさせません。今までスパイ映画に関心がなかった人でも、楽しまさせてくれるサービス度満点の作品でしょう。 けれども主人公のマックスウェル・スマートは、スパイ映画の主人公にしては、とぼけてつかみ所のないキャラクターです。彼は自称東洋武術をマスターしたことを言う割には、パートナーの女性エージェント99にもあっさり負けてしまうなど、よわっちいのです。たまたまこの日の試写会の予告編が007の新作だったから、ジェームス・ボンドとは好対照でした。 そんなスマートでも、敵と遭遇したらちゃんと決めてしまうのですから、ホントのところは強いのか、弱いのか分かりません。 スマートのキャラで面白いのは、完璧主義です。分析官として分析能力高さは分かりますが、何とも報告が細かすぎておかしかったです。現場に出してもらえなかったのも、彼のコミュニケーション能力が疑問視されていたのではないでしょうか。 そんな彼にチャンスを与えるためにストーリーは、コントロール本部が攻撃されて、エージェントの情報を流出した設定を生み出しました。余りにあっけなく攻撃されてしまうのが不自然な感じがしましたね。 但し、そこから始まるスマートの活躍は、確かに他のスパイ映画を上回るスケールのシーンも多く魅せられました。ラストの列車クラッシュのシーンでは、敵役との格闘を演じたあげく、数キロも列車に引きずられる横断幕にしがみつくところは迫力出ていましたね。 その反面。警備のレーザー光線に当たってしまって、次々服が焼けていくところ、爆発したビルが電線をロープ代わりに隣のビルに飛び込もうとしたとき、しっかり壁に当たり、もう駄目だと観念したら、地面に足が届く高さだったなんてところでもしっかり笑わせてもらえました。 ドラマとしても当初喧嘩ばかりしていたエージェント99とスマート。絶対に和解などあり得ない仲に見せておいて、数々の危機を共に超えていくなかで、次第に信頼し合い、恋が芽生えていくところがよかったです。 アン・ハンサウェイが演じるエージェント99は本作でもお色気をたっぷり見せつけてくれました。 小地蔵は、プロレスマニアですが、元WWEのスーパースターロック様もドウェイン・ジョンソンと芸名を変えて出演しています。彼のエージェント23としての出番としては少々少なめでもったいないなと思いました。むしろ敵役のボディカードでスマートと絡ませた方がよかったかもしれません。 さらにTVシリース『HEROES/ヒーローズ』の“ヤッター!”マシ・オカも出演しています。マシ・オカは、スティーブ・カレルの大ファンで、他の大作のオファーを断ってまで、本作の出演を受けたのだそうです。彼の演じるコントロール本部内で秘密兵器の開発担当という役回りは、彼の経歴のイメージもあり当たり役で、次々出る新兵器(なかにはへぼいものもあったけど)で楽しまさせてくれました。 24シリーズに比べて、核兵器のクライシスは、割とあっさりしたものでした。もう少し、敵役に執念深さがあって、何度も波状攻撃を仕掛けるものがあってもいいかなとは思いましたね。
スティーブ・カレルのファン必見!
日本ではいまいち知名度の低いスティーブ・カレルですが、(というかウィル・ファレルも含めアメリカのコメディ俳優は日本では知名度低い気がします。)アメリカではOfficeという超人気TVコメディの主演であり、数々のおもろコメディ映画にも出演する超売れっ子俳優です。(映画だと40歳の独身男やブルース・オールマイティの続編のエヴァン・オールマイティ、リトルミスサンシャインやアニメではホートンで声の出演も)最近ではダン・イン・リアル・ライフという映画に主演しているのですが、こっちも超おすすめです。早く日本でも公開にならないかなー。 ということで、ゲットスマートですが、初登場第一位と興行的には良好なスタートを切りました。どうやら60年代の人気TVシリーズのリメイクらしいのですが、原作を知らないのでオマージュ的なシーンでは全く笑えず。ただ、原作を知らなくてもスパイコメディとして十分楽しめます。ミッションもあるにはあるのですが、そんなことはどうでもよくてただただ笑わせてもらいました。 Heroesのマシ・オカも脇役で出演しており、アン・ハサウェイは可愛いし、アラン・アーキンもいい味出しています。良質コメディです。
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