ゲット スマートのレビュー・感想・評価
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思ったより馴染めたアメリカンジョーク
「オースティン・パワーズ」や「Mr.ビーン」より全然笑えてハラハラドキドキ楽しく観れた。
ジョークがわかりやすかったし、ロシアのきれいな景色やアン・ハサウェイの色気が本作を十分盛り上げていたと思う。もちろんスティーヴ・カレルのおとぼけ具合は安定的に面白い。
特に心に残る逸品とまでは全然いかないものの、気分をリフレッシュするには全然お勧めの作品と言っていいだろう。
心を軽くしたいときに。
これはこれで面白い。
この妙な間、はずし方がいい。コメディ映画。
でも主人公達ちゃんと活躍していて、危機を救います(笑)。
その活躍ぶりとその後についてはネタバレになるので割愛。
笑いで危機を救うのか、エージェントとして危機を救うのかは見てのお楽しみ。
アクションも、『M:I』ほどドキドキ・ハラハラしないけど、迫力あります。
というか、アクションスターと認識していない方々のアクション。
(ロック様は、今でこそアクション俳優としての主演作が次々と予告配信されているけれど、この映画初見の時、私はロック様のことも初めて知った。)
勿論、ガチな部分はスタントマンさんたちがなさっているのだろうが、それでもこの役者の布陣で 魅せてくれるところにテンションが上がる(*^▽^*)/
アクションではないけれど、マックスウェルのダンスシーンはどう撮ったんだ。私にとっての見どころの一つ。粋です。
これぞ”ポップコーンムービー”。安心して楽しめます。
途中で『Mr.ビーン』のパクリ?って思いましたが、違うのね。顔芸のMr.ビーンと違い、マックスウェルはほとんど無表情。そこがまたおかしい。
無表情っぽいのに、鼻高々感や、やっちまった感が炸裂。
まじめで、人のために働く良い人で、優秀なのに、ドジ。真面目な人が一生懸命やっているのに失敗する様がおかしいと書くと、自分の人格を疑ってしまいますが、さりげない鼻高々感や、そこでそれやる?というところがあって、「だからぁ~」と笑ってしまいます。
勿論、笑いは、そんな揚げ足取りだけじゃありません。
絶妙なアンサンブル。見事。
爆笑というより、クスクスという感じ。
そして超有名役者たちがコメディ作品に彩を与えてくれます。
ボスがいい味出しています。温かくて。どこかおかしくって。マシ・オカさんのインタビューで知ったけれど、コメディアンでもあるのですね。
テレンス・スタンプさん。あの、『悪魔の首飾り」(『世にも怪奇な物語り』)の、あの方!!!コメディも出るの?インタビューによると初挑戦だそうですね。
大統領は『ミザリー』のあの方!!!この方もコメディに出るの?
もう、意表を突かれました!それが、笑いに。ご本人たちは笑わせようとする演技ではないのに。
マシ・オカさん演じるコンビは、スピンオフされているのですって。
私的には『相棒』のスピンオフ『鑑識~(だっけ?)』を思い出しちゃったけど、この二人も良い味出しています。
かつ、スパイ映画のお約束・ガジェットの数々。ほとんど、ギャグでしか使われないようなものも、この映画ではなじみすぎ(爆)。
と、お楽しみが振りまかれています。
正直、以前鑑賞したのに忘れていて、また観ちゃったくらい軽い内容なんですが、まあ損した気にはなりません。
悪役がどんな悪役だったっけ?と、スルーしてしまうくらいな描かれ方。それでも、スタンプさんの存在感は残る。う~ん、すごい。
テーマ曲も、ちょっとしたチャレンジを試みるときに、何気に頭の中で再生します。
絶体絶命ピンチに立ち向かうときは『M:I』のテーマ。
ちょっと格好つけたいときは『007』のテーマ。
でも、『ゲットスマート』なら、失敗した時にも、自分によしよししてあげられます。「頑張ったね、自分」と。
興奮した心と頭をかるくジャブして肩の力を抜いて軽くしてくれる映画です。
(『それいけスマート』未見)
古いスパイ映画の古いパロディ映画。
見る時期が悪かったのか、いや、やはりなんだかすべてが古臭い。本作公開は2008年、それで今どき007ムーンレイカーやエントラップメントのパロディーって、どうなのか。
アン・ハサウェイ目当てで見たが、正直退屈だった。ギャグはすべてが想像の範囲内。吹き矢を自分で吸い込むなんて誰でも想像つくでしょ。
全てが予想できるから笑えないし驚きもない。やはり娯楽映画は観客の想像の一歩先を行かなきゃダメでしょう。
ドゥエイン・ジョンソンも偉く華奢に見えたけど、全く身体を仕上げてないところからも、やっつけ仕事感があった。
豪華共演ももったいないくらいつまらない作品。
ジワジワと、くるぅ〜
なんだかMr.ビーンの人でこんなノリのスパイ映画あったなぁ、って最初はノレ無かったんですけど、
観てるうちに、
何だか、
ジワジワと、
くるぅ〜。
結局声出して笑ってるんですよね。
でも、別に語る事は何も無いです。
そして、アンハサウェイが、
やっぱり、
好きです。
緊張をほぐしたい時にオススメ! とにかく爆笑できるスパイ映画です!
とにかく面白いスパイの世界を舞台にしたコメディ・アクションです!
長年エージェントに憧れていた分析官マックス(スティーブ・カレル)と、エリートエージェント99(アン・ハサウェイ)の真逆のタイプのバディシップが見ごたえあります。
良かれと思って行動することすべてが、ドジを踏み、結果、エージェント99の足を引っ張る等、
爆笑シーンがたくさんあります。
個人的には、「音声バリア」のシーンが好きです。
マックスは、ドジだけども、長年努力を積み重ねてきただけあって、重要な場面で、その能力が発揮されます。
誠実に一生懸命に努力をすれば報われる、という社会ではないですが、
そういう人が報われるというストーリー展開には、好感がもてますよね!
気楽に見ながら、爆笑したいという方には、とくにおすすめの映画です。
無表情でひどい目に遭う男 笑える
「ピンクパンサー」のクルーゾー警部みたいな感じですかね。本人はいたって真面目に物事をすすめているのに、なにか歯車がずれて、ひどい目に遭ってしまうという、スパイコメディ。痛い目に遭っても、平気な顔をしているのに、痛そうという状況がとても笑えます。
ただし、お話しそのものは特に何のひねりもなし。スパイアクションにつきものの秘密道具のガジェットや、カーチェイス、軽いロマンスと、楽しめる要素は満載。単純に笑って、「あー面白かった」で終わる映画です。
アン・ハサウェイは、コメディ映画にはたくさん出ているのに、意外にこの映画のようなクール・ビューティーの役は少ない気がします。彼女なら、もう一味違うテイストを加えてくれそうなのに、そこまでややこしいキャラクターにはならず。ホントは彼女のほうがおっちょこちょいでヘマをやらかすエージェントの役が似合いそうなものですが、続編があれば、違う顔も見せてほしいところです。
2018.2.9
スベリ知らずで笑えたよ
この手のコメディーには必ず言葉遊びが入っているので、
ヒアリングできないと面白味も半減するのだけど、
抜きでもずいぶん面白かった。
オマヌケかと思えば、デキるエージェントマックスの緩急がいい。
メチャクチャなようでサスペンス要素も案外、しっかりしていて、
ちゃんとどんでん返しもある。
007のナンセンスパロディーとして観てよし、
テレビシリーズの映画版として観るもよし、がお上手。
大詰めもかなり派手。笑えるんだけど普通にアクション映画なところも痛快だった。
頭の中を空っぽにして、ただただ楽しむに最適な一本と鑑賞。
大胆なイブニングドレスからレザージャケットまで堪能できる、
アン・ハサウェイファンにも絶対オススメ!
キャストが豪華✨
アン・ハサウェイ、ドウェイン・ジョンソンと有名な俳優さんが出演してると言うのを聞き鑑賞してみましたが、思ったより面白いコメディスパイ映画でした。アホな主人公だけど、活躍する姿だったり、周りとの絡みがとても面白かったです。アン・ハサウェイがやっぱり美しく、スマートでしたね、それに対してドウェイン・ジョンソンはあんまり出番は少ないものの、最後にインパクトを与えてくれました。豪華な俳優に負けずに、主人公はとても面白く、いい演技だったと思います。
とっても笑えるアクションコメディ
真面目にやってるけどマヌケなキャラのスティーブ・カレルが役にピッタリ
常にマヌケだから弱いのかと思えば戦えるマヌケキャラ
スティーブ・カレルだけじゃなくてキャラ全員がピッタリでした
どのキャラも良いんだけど、ビル・マーレイに一番ウケました
黒幕が誰かすぐ予想がつくけど、これはそういうのが気にならないくて、ラストまで何回も笑わせてくれるシーンが盛りだくさんで楽しめました
面白かった。
最初は、これ寒い映画なのでは?
と疑いながら見てたけど、
アン・ハサウェイが出て来て、
防音のアイテムが出て来てからはコンスタントにギャグも
笑えてとても楽しかったです。
滑ってところも多々あったけど、
何と言ってもアン・ハサウェイが反則級に可愛いので
ずっと見てられる。
みんなキャラも立ってて後半に行くにつれ、
ギャグもパワフルになってて全体的に面白かった。
見終わってしまったのが残念だと思った
まあ言ってみればよくある感じのコメディタッチなスパイもの.しかしそれで成功した作品はあんまり多くないんじゃないかと思う.この作品はファーストシーンからラストシーンまで全てがうまくいっていて楽しくて楽しくてしょうがなかった.そんな中に美しくてスタイルのいい女優が出ているので.見終わった後に終わっちゃったのが残念であと1時間ぐらい見ていたいと思った.
アンハサウェイ最高!
うーんまあ・・・・普通かな。
アンハサウェイが綺麗でとにかくセクシーなシーンもあって評価上がったっていうのはあるかも。
そしてエンディングはMADONNAの「4 Minutes」。好きな曲。
ファビュラス・ベイカリー・ボーイズ!
1960年代に人気のあったTVシリーズ『それ行けスマート』がオリジナルらしい。そんなこととはつゆ知らず、単なる『007』のパロディなのだと思っていました。もちろんそのオリジナルは見てないんですけど、知っていたらもっと楽しめたのかもしれません。ザ・ロックがドウェイン・ジョンソンという名前になってたことも知らなかったのでエンドクレジットでビックリしましたし・・・やっぱり最小限の予習の必要性も痛感。
アメリカン・コメディはどうも日本じゃウケない。理由のひとつは字幕翻訳にあるかと思うのですが、この映画では特に台詞が多くて訳しきれてないような気がします。字数制限がある中で大変な作業なのですが、チャック・ノリスを翻訳しておきながら“ファビュラス・ベイカリー・ボーイズ”を訳さないのは映画ファンに対して失礼なんじゃないかとも思ってしまいました。
破壊した建物が核工場だったはずなのにパン工場だったとわかった直後のことで、男2人女1人のスパイたちだっただけに一人で笑ってしまいましたが、これは英語力があるわけじゃなく、たまたま直感が働いただけのことです・・・
実はローワン・アトキンソンの『ジョニー・イングリッシュ』のほうが好みなんですけど、それと比べると前述した台詞の多さもあるし、主人公がドジったことが次から次へと悪い方向に向かうスラップスティックとは違い、分析官としての優秀な頭脳のおかげで失敗がすぐに収束してしまう点でしょうか。言ってみれば、マックスはドジだけど結構カッコよかったりするのです。で、このおかげで前半は笑えずじまい。まぁ、核施設に爆弾仕掛けるってのも、マックスだったこともあってハラハラしたのも原因の一つ。
だけど、後半になってからは金のかかったアクションに魅了されてしまいました。それに悪の組織“カオス”にしても、「LAを爆破するのはいいけど、政治批判してくれる映画スターまで・・・」などと嬉しいことを言ってくれます。また、『華氏911』でもお馴染みになった大統領が同時多発テロ当時に小学校で本を読んでた映像も(笑)。カーチェイスもよかったし、アラン・アーキンの曲乗りシーンも凄かったです。
『40歳の童貞男』のスティーヴ・カレルと、『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ。007シリーズのジョーズにも似たダリープ・シンも良かったです。そしてスピンオフも観たくなってしまうブルース(マシ・オカ)とロイド(ネイト・トレンス)。細かくカメオを発見しようと心掛けていたのにビル・マーレイに気付かなかった・・・ドジ。
ロック様もっと活躍してっ!
個人評価:3.4
超豪華スターが集まったC級なB級アクションコメディー。
役者陣が勿体無い使い方だが、人気TVシリーズのリメイクなので、アメリカでは需要があるのかもしれない。
ただユーモアのセンスや、コメディに大事なテンポもイマイチで作り手の力量不足を感じる。役者にかける資金を製作陣にも割いてほしかった。
コメディならドヴェイン・ジョンソンの出番をもっと多くすべきでは。
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