旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶのレビュー・感想・評価
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東京にいるなら上野動物園へは行こう!
出た!エキノコックス!
勿論、動物を見に大自然へ行くべきだ。
それは当たり前。
また、動物を閉じ込める「檻の存在」が問題に感じるのもわからないではない。
でも、動物園はあるべきだと僕は思う。
人間が地球の主人公、つまり最終捕食者で有る限り、動物園は必要である。
子供には動物園に行ってもらいたい。人間の子供達に見てもらって、動物の惨めさ、純粋さを味わって匂いの酷さなんかも分かって貰いたい。それで、人間で良かったと思うべきだ。
宇宙船に犬を乗せて殺してしまうのが良い訳が無い。人間はそんな事をして来た。それと比べれば、動物園の檻の中に閉じ込めて、飼う事が悪い訳が無い。
動物と親しくなる事が良い訳でない事も分かるしね。動物と言う相手を、わらないと動物園は運営する事は出来ない。
その大変さは良く理解出来た。
エキノコックスの風評が怖いのでは無い。エキノコックスが怖い。動物園が無いとそれが分からない。
四年前に「Granja Minis Farm」と言うエクアドルの赤道に一番近い動物園に行った。エクアドルの鳥がごくごく普通に飼われている。一期一会の出合いと思って僕の心の中の思い出だけだろうけどね。
まァ、東京に住んでるなら上野動物園へは行こう!
動物園が大好きなので
ずっと行きたいと思ってる旭山動物園の実話。
動物園職員の皆さんの懸命な努力、
市民の皆さんの反対運動の結果…
市長さんのお陰で融資を受けられ、動物たちがみんな無事で良かった。
動物園は維持費がとてもかかるから、みんなもっと動物園に行って欲しい。
楽しめた
【ストーリー】
ブタ(猪八戒)の西田敏行が、パンダ(長門裕之)、ナマケモノ(岸部一徳)、ゴリラ(六平直政)、レッサーパンダ(前田愛、そんなにかわいくない)などを引き連れて、志村動物園に対抗していく、実話に基づいたサクセスストーリー。監督は、パンダの弟のコパンダ(津川雅彦)。
【感想】
こういう映画は、楽しいね。 ほのぼのしていて。 私は好きですよ~。
動物をメインにしている映画って、「どーせ、お涙ちょうだい的なんでしょ?」って毛嫌いする人も多いけど、この映画はそんなことない。
淡々と話は進むし、笑いはあるし。なにより、実話に基づいた話だから、無理がなくていい。
特に、旭山動物園が生まれ変わったシーンなんて、あまり描かれないから。「どーせ、みんな知ってるんでしょ?」的なカンジでサラっと流す。
その辺が、イイね。 もしかすると、『続きは旭山動物園で』 ってことかも知れないけど(笑)
【不満を言うなら】
でも、まあ、不満はイッパイあります。
撮影時間が短かったのか、動物の絵がイマイチ。
動物のしぐさや表情が、うまく描かれてはいないような気がします。無理やりCGで動かしている映画よりは、何倍もマシだけどね~。
なんか、もったいない。
あと、この映画のメインである、『ペンギンが空を飛ぶ』 っていう話に持っていくあたりが、イマイチ説得力に欠ける。
動物園には、お金は無いけど夢(アイデア)はある。その夢を実現したいんだ!っていう、熱い気持ちで市長に「お金を出してくれ!」と、お願いするならまだしも、市長は女だから、ファンタジーに弱いだろうっていう、アプローチでお金をせびり、そして、心打たれて出してもらうような話になっている。
・・・なんだかな~。
私は、 『旭山動物園の奇抜なアイデアのプレゼン』が、みたかったです。
でも、全体的に楽しめる映画でした。
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