「【来場者減少、予算不足に悩まされる旭山動物園の園長を演じた西田敏行さん始め、動物を愛し人間を愛した飼育員を演じた俳優さん達が素晴しき作品。】」旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【来場者減少、予算不足に悩まされる旭山動物園の園長を演じた西田敏行さん始め、動物を愛し人間を愛した飼育員を演じた俳優さん達が素晴しき作品。】
■来場者が年々減少し続けている北海道・旭川市運営の旭山動物園。
ここに人付き合いが苦手な新人・吉田強(中村靖日)がやってくる。情熱あふれる園長(西田敏行)や親切な飼育係たちのもと、吉田も園を盛り立てるべく奔走するが、キタキツネが園内に侵入し、エキノコックスにより動物が死亡した事で。園は更に窮地に立たされる。
◆感想
・今作で園長を演じた西田敏行さんも、人付き合いが苦手な新人・吉田強を演じた中村靖日さんも、この世にはもういない。
中村さんの速すぎる死を聴いた時には、愕然としたものである。名バイプレイヤーだったのに。
・だが、今作では二人を始め、多くの今でも活躍する邦画の名優が、飼育員や園の存続に反対する政治家として登場する。
・今作では、政治家側も単なる悪役として描かれていない所が良いと思う。
・又、飼育員の危険性も、哀しいがキチンと描かれている作品である。
<今作は、来場者減少、予算不足に悩まされる旭山動物園の園長を演じた西田敏行さん始め、動物を愛し人間を愛した飼育員を演じた俳優さん達が素晴しき作品なのである。>
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