ホートン ふしぎな世界のダレダーレのレビュー・感想・評価
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彼らが小さいんじゃなくて、僕らが大きいのかもしれない
映画「ホートン ふしぎな世界のダレダレーレ」
(ジミー・ヘイワード/スティーヴ・マーティノ監督)から。
ジャングルに住む、象のホートン。
アニメとはいえ、なかなか楽しいキャラクターだった。
一輪の花についた「ほこり」。
そのほこりの中に、人が住んでいる。(笑)
これだけじゃ、まったくストーリーがわからない、ごめん。
ただ、ほこりの中に住んでいる、ダレダレーレの市民。
「こんなほこりの中に、人が住んでいるわけないだろう、バカらしい」
これが、一般の動物たちの考え方である。
しかし主人公・ホートンは、その枠にはまった考え方を否定した。
それを象徴する表現が、
「彼らが小さいんじゃなくて、僕らが大きいのかもしれない」。
そう考えれば、絶対間違っている、とは言えないだろう。
いつも自分を基準に、物ごとの尺度を図ってしまう私たち、人間。
可能性を狭くしているような気がしてならない。
大所高所から・・って、こんなことを言うんだよなぁ。
練り直すのは、ダレダーレ。
…もったいない。(爆)
このスタジオが作る絵は、ホント素晴らしい出来栄え☆
なのに~いっつも脚本がまったくダメ…っていう(=_=)
常にそんな映画を作っては観せるので(爆)こちらとしては
映画代がもったいない。…そう思っちゃうヒトもいるだろな。
今回の物語も、絵本作家Dr・スースが1954年に出版した
世界的ベストセラー絵本の映画化なんだそうです。
うん、確かに話はいいお話…なんだけど、面白くないのだ。
どんなにいい話でも、そこには魅力がなければ…(汗)ねぇ。
絵も見事ならば、声優陣も申し分ない。
これが例えば、○クサーや○リームワークスあたりなら、
もっと練りこんで大当たりが狙えそうなところなのになぁ。
地味…というより、なんだろな…やはり面白さが足りない^^;
信じる心。勇気をもって行動する。善行が人を助く。
うん、すべてが素晴らしい!心優しい、象のホートン。
彼の助けを得て、ダレダーレ国を守るべく奔走する市長。
意地悪なカンガルーのババァ(あ、すいません)などなど
悪くはないけどありきたりのキャラに対し、どう魅力を
吹き込むかが、今後の最大の課題(って前からなんだけど)
になると思いました…。ヒットさせるの、ダレダーレ??
(観客私ひとりでチト怖かった。物音する度ダレダーレ(・・;))
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