「彼らが小さいんじゃなくて、僕らが大きいのかもしれない」ホートン ふしぎな世界のダレダーレ shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
彼らが小さいんじゃなくて、僕らが大きいのかもしれない
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映画「ホートン ふしぎな世界のダレダレーレ」
(ジミー・ヘイワード/スティーヴ・マーティノ監督)から。
ジャングルに住む、象のホートン。
アニメとはいえ、なかなか楽しいキャラクターだった。
一輪の花についた「ほこり」。
そのほこりの中に、人が住んでいる。(笑)
これだけじゃ、まったくストーリーがわからない、ごめん。
ただ、ほこりの中に住んでいる、ダレダレーレの市民。
「こんなほこりの中に、人が住んでいるわけないだろう、バカらしい」
これが、一般の動物たちの考え方である。
しかし主人公・ホートンは、その枠にはまった考え方を否定した。
それを象徴する表現が、
「彼らが小さいんじゃなくて、僕らが大きいのかもしれない」。
そう考えれば、絶対間違っている、とは言えないだろう。
いつも自分を基準に、物ごとの尺度を図ってしまう私たち、人間。
可能性を狭くしているような気がしてならない。
大所高所から・・って、こんなことを言うんだよなぁ。
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