「サイコくらいは見ておいた方が」ヒッチコック Curveさんの映画レビュー(感想・評価)
サイコくらいは見ておいた方が
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クラウド アトラスの上映前にみた予告で見ることを決め劇場へ。
思った以上に2人のヒッチコック推しな映画だった。
まず書かねばならないのは、私がヒッチコック映画に対してTVくらいでしか見たことがないということ。それも子供の頃だ。なので映画の端々に散りばめられているであろうヒッチコックオマージュにも大多数気付けていない。
この映画はせめてサイコを見た後に見るべき映画なのだろうと悔いた。
と、いうかサイコくらい見てるよね?という大前提にたって作られら作品だと思う。が、同時に今度絶対にヒッチコック作品を借りて見ようと思わせるに十分な映画であった。
しかし本当にヒッチコックはあんなにも不快にワインを飲む人であったのであろうか。
他にも性格的に確実に癖のある人だと思うが、それでも妻アルマは彼を支え続ける。
人間見た目じゃないよ、ってのを雄弁に語っているようだが私は「才能ってすげぇ」という感想だった。
彼らは映画の製作費を自分たちで作るために倹約しようとする。
完全にツッコミ待ちなんだが「休日の車での送迎は止める」とか「フォアグラはフランスからの空輸はやめて近所のやつ」とか。節約なめるな!
まぁセレブだからな。
出演者としては今作で初めてスカーレット・ヨハンソンを見た。
美しい。
が、この人がドラゴンタトゥーの女のリスベット役を狙っていたとかって、そりゃ無理だよなぁ。デヴィッド・フィンチャー、ナイス選択。
あとジェームズ・ダーシーがクラウド・アトラスに続きゲイ役(と疑われる)なのに何かの意図があるのかと勘繰ってみたりした。
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